Digital Engineering

Course Information

College Tsuyama College Year 2021
Course Title Digital Engineering
Course Code 0055 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits School Credit: 1
Department Department of Integrated Science and Technology Communication and Informations System Program Student Grade 3rd
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 教科書:馬場敬信 著 「コンピュータのしくみを理解するための10章」(技術評論社)
Instructor MAEHARA Kenji,MINATOHARA Tetsuya,YAMAMOTO Tsunayuki,KAWAI Masahiro,NAKAMURA Naoto

Course Objectives

学習目的:情報のディジタル表現の仕組みやディジタルコンピュータの仕組みを理解する。

到達目標:
1.数値データのディジタル化の仕組みを理解している。
2.画像や文字など各種データのディジタル化の仕組みを理解している。
3.コンピュータの動作の仕組みと論理回路の関係性を理解している。
4.プログラム動作の仕組みを理解し,プログラム言語による基本的なプログラムを作成できる。

Rubric

不可
評価項目12進数と10進数の間,10進数と16進数の間の相互変換が自在にできる2進数と10進数の間,2進数と16進数の間の変換ができる2進数と10進数の間,2進数と16進数の間の変換が変換表をみながらできる左記に達していない。
評価項目2与えられたルールに基づいて,画像・文字とディジタルデータの間で相互変換ができる与えられたルールに基づいて,画像・文字をディジタルデータ化することができる簡単な画像・文字のディジタルデータ化を見ながら,画像・文字をディジタルデータ化することができる左記に達していない。
評価項目3コンピュータの動作のしくみと,論理回路との関連性を理解し,論理回路の真理表を書きながら説明できる。コンピュータの動作のしくみと,論理回路との関連性を,真理表を用いて説明できる。コンピュータの動作のしくみと,論理回路との関連性を説明できる。左記に達していない。
評価項目4コンピュータの動作の仕組みとプログラムの実行をステップごとに説明でき,プログラム言語によるプログラムを作成できるコンピュータの動作の仕組みとプログラムの実行が説明でき,プログラム言語によるプログラムを作成できるコンピュータの動作の仕組みが説明でき,見本をみながら,プログラム言語で簡単なプログラムを作成できる左記に達していない。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
一般・専門の別・学習の分野:専門・情報システム・プログラミング・ネットワーク

基礎となる学問分野:情報学/計算基盤/計算機システム

学習教育目標との関連:本科目は総合理工学科の学習教育目標「③基盤となる専門性の深化」のための科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識の深化」である。

授業の概要:現代社会では,日常生活と産業活動いずれの局面においても,ディジタル化された情報に触れたり処理したりする必要に迫られる機会が多い。本科目では,情報をディジタル化する基礎や,ディジタル情報を処理するコンピュータの仕組みを学ぶ。
Style:
授業の方法:板書を中心に授業を行うが,日常生活で経験するデジタル技術との関連に注意しながら授業を進める。また,理解が深まるよう演習やレポートを課す。基礎となる情報リテラシーや電気・電子回路についても応用面の説明を通じてコンピュータの動作の仕組みと論理回路の関係性の理解を深められるよう配慮する。プログラム動作の仕組みを説明し,プログラム言語による基本的なプログラムを作成して,理解を深めるために演習やレポートを課す。

成績評価方法:2回の定期試験の結果をそれぞれ同等に評価する(70%)。小テストの成績,レポートの成績,演習で評価する(30%)。
成績不振者には再試験を実施することがある。再試験を行う場合は再試験結果を上限60点として定期試験結果に入れる。
Notice:
履修上の注意:課程修了のため履修が必須である。

履修のアドバイス:情報リテラシーで学ぶ内容が基礎となるので,本科目の予習として情報リテラシーの関連部分の復習をしておくこと。また,演習には,演習前の授業で学習した内容をよく復習してから臨むこと。また,必要に応じてレポート課題を課すので,必ず提出すること。

基礎科目:情報リテラシー(1年)
関連科目:電子情報回路(電気電子4年),電子情報回路設計(5),ディジタル応用(情報3年)

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced
必履修

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ガイダンス,概説 それぞれ以下の内容について理解する
2nd ディジタルデータの特徴,2進数・10進数・16進数の相互変換,補数,負の数の説明 デジタル,アナログ,2進数,10進数,16進数,補数,負の数
3rd 2進数,10進数,16進数の相互変換の演習 2進数,16進数と10進数の相互変換
4th 画像のディジタル化法の学習と演習 画像のディジタル化法
5th 文字のディジタル化法の学習と演習 文字のディジタル化法
6th 各種データのディジタル化とデジタルデータのアナログの出力仕組みの学習 DA変換,AD変換
7th コンピュータの動作の仕組みの説明 コンピュータの動作
8th 前期中間試験
2nd Quarter
9th 前期中間試験の返却と解答解説
10th 論理回路や論理式の真理表の学習 論理回路,論理式,真理表
11th 組み合わせ論理式,論理回路とコンピュータの仕組みの関連性の学習 組み合わせ論理式,論理回路
12th コンピュータにおけるプログラム実行の仕組みとプログラム言語の説明 プログラム実行の仕組み,プログラム言語
13th プログラム言語によるプログラム作成の説明 プログラム作成
14th プログラム言語によるプログラム作成の演習 プログラム言語によるプログラム作成の演習
15th 前期末試験
16th 前期末試験の返却と解答解説

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価自己評価課題小テストTotal
Subtotal70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000