電気磁気学概論

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 電気磁気学概論
科目番号 0058 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 総合理工学科(情報システム系) 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:「電気基礎 上」(東京電機大学出版)参考書:「工科の物理3 電磁気学」(培風館),「これからスタート!電気磁気学 要点と演習」(電気書院)
担当教員 村上雄大 (電気電子),嶋田 賢男

到達目標

学習目的:
各系で学ぶ電気磁気に関係する専門科目の基盤とするために,電気磁気学の基本的な内容を理解する。

到達目標:
1.電気磁気学に関する基本的な事項についての説明ができる。
2.電気磁気学に関する基本的な計算ができる

ルーブリック

不可
評価項目1電気磁気学に関する基本的な事項についての説明ができる。電気磁気学に関するとくに基本的な事項についての説明ができる。電気磁気学に関するとくに基本的な事項についての簡単な説明ができる。左記に達していない
評価項目2電気磁気学に関する基本的な計算ができる。電気磁気学に関するとくに基本的な計算ができる。電気磁気学に関するとくに基本的かつ簡単な計算ができる。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:一般 学習の分野:自然科学系・基礎

基礎となる学問分野:工学/電気工学/電気電子基礎

学習教育目標との関連:本科目は総合理工学科学習教育目標「2.確かな基礎科学の知識修得」に相当する科目である。

授業の概要:幅広い理工学分野の基盤となっている電気磁気学の基本的な内容について,演習を交えて理解を深める。
授業の進め方・方法:
授業の方法:1週2単位時間で開講する(板書を中心の講義)。理解が深まるように適宜演習問題をしながら進めていく。状況に応じてレポートも課す。

成績評価方法:
定期試験の結果を同等に評価する(70%)。
課題と小テスト結果を評価する(30%)。
前期末(前期終了科目は前期末)段階の成績が60点未満の者には,出席状況や授業態度が良好であれば,事前指示を与えた上で再試験を実施する。再試験の結果は,最終成績の上限を60点として,当該定期試験の結果と読み替える。
注意点:
履修上の注意:学年の課程修了のために、本科目履修(欠課時間数が所定授業時間数の3分の1以下)が必須である。

履修のアドバイス:電気・電子分野の専門科目の基礎科目なので,じっくりと取り組むこと。

基礎科目:総合理工基礎(1年),物理Ⅰ(1)・Ⅱ(2),電気電子回路(2)

関連科目:物性物理(4年)

受講上のアドバイス:授業の開始時に出欠をとり,そのときにいない学生は遅刻とする。
遅刻3回で1欠課とする。
板書される内容を理解しながらノートに取ることを薦める。その日にノートを見返して理解不足の箇所を明確にし,次の授業で質問するように心掛けること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
必履修

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,ベクトル解析 電磁気学で使うベクトルの計算ができる。
2週 電荷,クーロンの法則 クーロンの法則を用いて電荷に働く力を求めることができる。
3週 電気力線と電界 電気力線の概念を説明できる。電荷による電界を計算できる。
4週 仕事,電位,電位差 電荷になされる仕事を計算できる。電位,電位差を計算できる。
5週 電束,電束密度 電束,電束密度が説明でき,計算できる。
6週 コンデンサ 平行平板コンデンサの静電容量を求め,直並列回路が計算できる。
7週 ガウスの法則 ガウスの法則を説明し,金属球体問題について計算できる。
8週 (前期中間試験) ここまでの内容を理解し説明や計算ができる。
2ndQ
9週 前期中間試験の返却と解答解説 試験の内容を理解し説明や計算ができる。
10週 磁荷,磁気クーロン力,磁界 磁荷に働く力,磁荷がつくる磁界を計算できる。
11週 磁束,磁束密度,電流と磁界 磁束,磁束密度を説明,計算できる。電流がくつる磁界を計算できる。
12週 磁性体,電磁力 磁性体を説明できる.フレミングの左手則から電磁力を計算できる。
13週 ファラデー則,起電力 ファラデー則を説明でき,フレミングの右手則から起電力を計算できる。
14週 インダクタンス,磁気エネルギー コイルのインダクタンスと磁気エネルギーを計算できる。
15週 (前期末試験) ここまでの内容を理解し説明や計算ができる。
16週 前期末試験の返却と解説 試験の内容を理解し説明や計算ができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理物理導体と不導体の違いについて、自由電子と関連させて説明できる。3
クーロンの法則を用いて、点電荷の間にはたらく静電気力を求めることができる。3前2
電場、電位について説明でき、点電荷や単純な形状の帯電体の周りに作られる電場や電位に関する計算ができる。3前3,前4,前5
コンデンサの性質を理解し、電気容量などを求めることができる。3前6
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野電磁気電荷及びクーロンの法則を説明でき、点電荷に働く力等を計算できる。3前2
電界、電位、電気力線、電束を説明でき、これらを用いた計算ができる。3前3,前4,前5
ガウスの法則を説明でき、電界の計算に用いることができる。3前7
静電容量を説明でき、平行平板コンデンサ等の静電容量を計算できる。3前6
コンデンサの直列接続、並列接続を説明し、その合成静電容量を計算できる。3前6
電流が作る磁界をアンペールの法則を用いて計算できる。3
電磁誘導を説明でき、誘導起電力を計算できる。3前13
自己誘導と相互誘導を説明できる。3
自己インダクタンス及び相互インダクタンスを求めることができる。3前14
磁気エネルギーを説明できる。3前14

評価割合

試験発表相互評価自己評価課題小テスト合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力70000300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000