国語Ⅳ

Course Information

College Tsuyama College Year 2019
Course Title 国語Ⅳ
Course Code 0061 Course Category General / Compulsory
Class Format Lecture Credits School Credit: 1
Department Department of Integrated Science and Technology Communication and Informations System Program Student Grade 4th
Term Year-round Classes per Week 1
Textbook and/or Teaching Materials 教科書:なし(プリントを配布),参考書:『国語便覧』,『国語辞典』(どの出版社のものでも良い)
Instructor EHARA Yumiko

Course Objectives

学習目的:
日本語に関する知識を拡充し,日本語力を向上させる。
様々な文書を作成する技術を習得する。
日本語による表現力を養い,コミュニケーション能力を高める。

到達目標
1.日本語に関する知識を拡充し,多様な場面で活かすことができる。
2.社会生活で必要な,様々な文書を作成する技術を身につける。
3.自らの意見や考えを,適切で説得力のある言葉により,表現できるようになる。
◎4.効果的な説明方法や手段を用いて,コミュニケーションを図ることができる。

Rubric

不可
評価項目1敬語や文法等の日本語に関する知識を増やし,それを多様な場面で適切に運用できる。敬語や文法等の日本語に関する知識を増やし,それを様々な場面で活用することができる。敬語や文法等の日本語に関する知識を増やし,それを活用する努力をすることができる。敬語や文法等の知識を増やす努力をせず,場面に応じた言葉の使い分けができない。
評価項目2様々な文書形式について理解し,場面に適した効果的な文書を作成することができる。様々な文書形式について理解し,場面に応じた文書を作成することができる。様々な文書形式について理解し,指定された文書を作成することができる。形式に沿った文書を作成することができない。
評価項目3様々な事象について自らの意見や考えを持ち,それを適切かつ説得力のある言葉により表現できる。様々な事象について自らの意見や考えを持ち,それを相手に伝わる言葉で表現できる。様々な事象について自らの意見や考えを持ち,それを自身の言葉で表現できる。様々な事象について自らの意見や考えを持とうとせず,自身を表現する努力もしない。
評価項目4臨機応変に方法や手段を選択し,より良いコミュニケーションを行うことができる。的確な方法や手段を考え,円滑なコミュニケーションを行うことができる。適切な方法や手段を考え,コミュニケーションを行う努力をすることができる。効果的なコミュニケーションについて考えない。また,コミュニケーションを行おうとしない。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
一般・専門の別:一般 学習の分野:国語

必修・必履修・履修選択・選択の別:必履修

基礎となる学問分野:人文学/文学・言語学

学科学習目標との関連:本科目は「⑦コミュニケーション力・プレゼンテーション力の育成」,「①教養豊かな実践的人間力の養成」及び「⑤グローバルな視点と社会性の養成」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(F)コミュニケーション能力,プレゼンテーション能力の育成,F-1:日本語による発表や討論・記述をとおして,自分の考えを相手に表現できること」であるが,付随的には,「F-2:発表や討論をとおして,相手の考えや知識の相互理解ができること」や,「D-3:課題解決のために他者と共通認識を形成しながら,組織的な取り組みができること」にも関与する。

授業の概要:前期は,日本語の力を総合的に高めるべく,講義と問題演習,確認テスト等を行う。後期は,就職や進学に向けて,日本語の表現力を高めるべく,講義と実践的な課題演習を行う。
Style:
授業の方法:
前期は,敬語や文法等の日本語表現について講義や問題演習を行い,適宜,確認テストを実施する。また,社会生活の中で必要となる文書や,文章の書き方の基本事項についても講義を行い,適宜,課題提出物を課す。
後期は,就職や進学の際に必要となる文書や,社会生活において身につけておくべき日本語表現法について,講義と実践的な課題演習を行う。

成績評価方法:
・最終成績は,前期成績(50%)+後期成績(50%)により評価する。
・前期成績は,確認テスト(50%)+課題提出物(50%)により評価する。確認テストは授業時に行い,詳細はその都度指示する。正当な理由により確認テストを受けられなかった者には,再テストを行う。その場合の評価は,当該の確認テストと同等とする。
・後期成績は,課題提出物(80%)+発表(20%)により評価する。
・定期試験は実施しない。
Notice:
履修上の注意:本科目は,4学年の課程修了のために履修(欠席時間数が所定授業時間数の3分の1以下)が必須の科目である。

履修のアドバイス:次回の授業に向け,内容を復習し,知識の定着を図ること。課題は必ず提出すること。常日頃から,自身の日本語力やコミュニケーション能力を高める努力をすること。

基礎科目:国語Ⅰ(1年),国語Ⅱ(2),国語Ⅲ(3) 関連科目:日本文化論(4年),キャリアマネジメント(4)

受講上のアドバイス:
・授業開始時刻に遅れた場合,20分までは遅刻,それ以降は欠課として扱う。
・欠課する(した)場合は,欠課届あるいは公認欠課届を提出すること。確認テストは,欠課の届け出がなかった場合,当該のテストが0点となる。
・授業に積極的に参加し,期限を守って忘れずに課題を提出すること。
・授業中に辞書を引く場合,携帯電話やスマートフォンの辞書を使用することは認めない。

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ガイダンス 授業内容・方法等について知る。
2nd 履歴書,カバーレター(送付状)の書き方
履歴書,カバーレター(送付状)の書き方を身に付ける。
3rd 敬語の基礎 敬語の基礎を身に付ける。
4th 葉書,封筒の書き方 葉書,封筒の書き方を身に付ける。
5th 敬語の問題演習1 敬語に関する知識の定着を目指す。
6th 敬語の問題演習2 敬語に関する知識の定着を目指す。
7th 敬語のまとめ 敬語に関する理解を深め,運用能力の向上を目指す。
8th (前期中間試験)
2nd Quarter
9th 文法の基礎1 文法の基礎を身に付ける。
10th 文法の基礎2 文法に関する知識を増やす。
11th 間違えやすい文法(ら抜き言葉,れ足す言葉,さ入れ言葉等)の問題演習1 文法に関する知識を定着させ,運用能力の向上を目指す。
12th 間違えやすい文法(ら抜き言葉,れ足す言葉,さ入れ言葉等)の問題演習2 文法に関する知識を定着させ,運用能力の向上を目指す。
13th 手紙文(縦書き)の書き方 手紙文(縦書き)の書き方を身に付ける。
14th 文章を書く際に注意すべきこと(文章構成,文法,表記等)1 文章を書く際に注意すべきことを知り,適切な表現方法を身に付ける。
15th (前期末試験)
16th 文章を書く際に注意すべきこと(文章構成,文法,表記等)2 文章を書く際に注意すべきことを知り,適切な表現方法を身に付ける。
2nd Semester
3rd Quarter
1st ガイダンス パソコンを使用した文書作成について学ぶ。
2nd E-mailの作成 E-mailの書き方を身に付ける。
3rd ビジネス文書,手紙文(横書き)の書き方 ビジネス文書,手紙文(横書き)の書き方を身に付ける。
4th 電話の応対 電話での適切な応対の仕方を身に付ける。
5th 自己分析 自己PR文の作成に向けて,自己分析を行う。
6th アピールポイントの抽出 自己PR文の作成に向けて,アピールポイントの抽出を行う。
7th 自己PR文の作成 自己PR文を作成し,相互評価を行う。
8th (後期中間試験)
4th Quarter
9th アピールポイントの自由表現 アピールポイントを自由に表現する方法を学び,プレゼンテーションの原稿を作成する。
10th 自由表現のプレゼンテーション アピールポイントについてプレゼンテーションし,相互評価を行う。
11th 企業研究・大学研究 志望動機文の作成に向けて,就職を志望する企業や,進学を志望する大学等の研究を行う。
12th 志望動機文の作成 志望動機文を作成し,相互評価を行う。
13th 自己推薦文の作成 自己推薦文の作成を行う。
14th 時事問題の討議 時事問題についてグループ討議を行う。
15th (学年末試験)
16th まとめ 進学・就職活動に向けて,一年間の授業内容を振り返り,まとめを行う。

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価自己評価課題小テストTotal
Subtotal010006525100
基礎的能力010006525100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000