Electromagnetism

Course Information

College Tsuyama College Year 2021
Course Title Electromagnetism
Course Code 0068 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits School Credit: 1
Department Department of Integrated Science and Technology Communication and Informations System Program Student Grade 4th
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 教科書:前田和茂,小林俊雄「電磁気学」森北出版/参考書:山村,北側「電磁気学演習」サイエンス社
Instructor TAKETANI Hisashi

Course Objectives

学習目的:電荷が引き起こす静的な電磁気現象(静電場,静磁場)を理解し,動的な電磁気現象の基本項目を習得する。

到達目標:
1. 静電場の基本項目を理解し,基本的な問題解決や他の電気系専門科目に活用できる。
2. 静磁場,電磁誘導の基本項目を理解し,基本的な問題解決や他の電気系専門科目に活用できる。
3. 電磁波の基本項目を理解し,基本的な問題解決や他の電気系専門科目に活用できる。

Rubric

不可
評価項目1静電場の基本項目を良く理解し,基本的な問題解決や他の電気系専門科目に活用できる。静電場の基本項目を良く理解し,基本的な問題解決ができる。静電場の基本項目を理解し,基本的な問題解決ができる。静電場の基本項目を理解していない。
評価項目2静磁場,電磁誘導の基本項目を良く理解し,基本的な問題解決や他の電気系専門科目に活用できる。静磁場,電磁誘導の基本項目を良く理解し,基本的な問題解決ができる。静磁場,電磁誘導の基本項目を理解し,基本的な問題解決ができる。静磁場,電磁誘導の基本項目を理解していない。
評価項目3電磁波の基本項目を良く理解し,基本的な問題解決や他の電気系専門科目に活用できる。電磁波の基本項目を良く理解し,基本的な問題解決ができる。電磁波の基本項目を理解し,基本的な問題解決ができる。電磁波の基本項目を理解していない。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
一般・専門の別:専門 学習の分野:電気・電子・制御

基礎となる学問分野:数物系科学/解析学,応用数学およびその関連分野/基礎解析学関連,数物系科学/物性物理学およびその関連分野/数理物理および物性基礎関連,工学/電気電子工学およびその関連分野/通信工学関連

学科学習目標との関連:本科目は「③基盤となる専門性の深化」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の深化,A-2:「電気・電子」,「情報・制御」に関する専門技術分野の知識を修得し,説明できること」である。

授業の概要:本科目は,電磁気学概論(3年)の続くものである。本科目では静電場,静磁場,電磁誘導,電磁波等を総合的に学習する。ただし,電気回路に関する内容は,電気回路関連科目で学ぶ内容と重複するため扱わない。
Style:
授業の方法:講義のみではなく演習を取り入れる。また,さらに理解が深まるようにレポートを課す。この授業は半期2時間で実施する。

成績評価方法:2回の定期試験成績を80%(均等評価),レポート課題を20%で総合評価とする。総合評価が60点未満の場合は,特別補習時に理解度確認テストを行い,60点以上に対して60点を上限に総合評価と置換し最終成績とする。定期試験では,自筆の要約レポート(A4用紙1枚:表裏に書き込み可)と電卓の持ち込みを許可する。
Notice:
履修上の注意:電磁気学概論の学修が不十分な場合は,本科目を学ぶ前に各自で復習を行っておくこと。学年の課程修了のため履修が必須である。

履修のアドバイス:
・事前に行う準備学習として,基礎科目の内容を復習しておくこと。
・これまで習ったベクトル,微分積分などの数学を十分復習しておくことが望ましい。

基礎科目:微分積分Ⅰ,Ⅱ(2年,3),物理Ⅰ,Ⅱ(1,2),基礎微分方程式(3),電気電気回路(2),電磁気学概論(3)など

関連科目:応用数学Ⅱ(4), 電子回路(4),回路システム(4)など

受講上のアドバイス:少なくとも講義で行う演習をしっかりこなすことが理解への近道である。また,ベクトル,微分積分を多く用いるのでしっかり復習しておくこと。30分以上遅刻した場合は欠課とみなす。

連絡教員:曽利仁・総合理工学科情報システム系

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced
必履修

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ガイダンス,電磁気学の概要,電磁気学で使用するベクトル 電磁気学で使用するベクトルが説明できる.
2nd 電荷,クーロンの法則 電荷とクーロンの法則について説明できる.
3rd 電場,ガウスの法則 電場とガウスの法則について説明できる.
4th 導体と誘電体,コンデンサ 導体,誘電体,コンデンサについて説明できる.
5th 静電場のエネルギー 静電場のエネルギーについて説明できる.
6th 電流,オームの法則 電流,オームの法則について説明できる.
7th 静磁場,ローレンツ力 静磁場,ローレンツ力について説明できる.
8th (前期中間試験)
2nd Quarter
9th 前期中間試験の返却と解答解説
10th ビオ•サバールの法則 ビオ・サバ―ルの法則について説明できる.
11th アンペールの法則 アンペールの法則について説明できる.
12th 電磁誘導、ファラデーの法則とレンツの法則 電磁誘導,ファラデーの法則とレンツの法則について説明できる.
13th インダクタンス、マクスウェルの方程式 インダクタンス,マクスウェルの方程式について説明できる.
14th 電磁波 電磁波について説明できる.
15th (前期末試験)
16th 前期末試験の返却と解答解説

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価自己評価課題小テストTotal
Subtotal80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000