プログラミング応用

Course Information

College Tsuyama College Year 2019
Course Title プログラミング応用
Course Code 0083 Course Category Specialized / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Department of Integrated Science and Technology Communication and Informations System Program Student Grade 4th
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 教科書:特に指定しない
Instructor KIKUCHI Yosuke

Course Objectives

学習目的:
プログラミングの基礎を踏まえ,プログラム作成能力,プログラム読解能力を身に付ける。

到達目標:理論的な裏付けに留意しながらプログラムが記述でき,他者の書かれたプログラムを読みこなせる。
1.適切な変数,データ型を使ってプログラムが記述できる。
2.プロシージャ(関数,サブルーチンなど)の概念を理解し,これらを含むプログラムが記述できる。
3.与えられた簡単な問題に対して,それを解決するためのソースプログラムが書ける。
4.要求仕様に従って,標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。

Rubric

不可
評価項目1適切な変数,データ型を使ってプログラムが記述できる。適切な変数またはデータ型を使ってプログラムが記述できる。変数,データ型を使ってプログラムが記述できる。変数,データ型を使ってプログラムが記述できない。
評価項目2プロシージャ(関数,サブルーチンなど)の概念を理解し,これらを含む可読性の高いプログラムが記述できる。プロシージャ(関数,サブルーチンなど)の概念を理解し,これらを含むプログラムが記述できる。プロシージャ(関数,サブルーチンなど)の概念を理解している。プロシージャ(関数,サブルーチンなど)の概念を理解していない。
評価項目3与えられた簡単な問題に対して,それを解決するための可読性の高いソースプログラムが書ける。与えられた簡単な問題に対して,それを解決するためのソースプログラムが書ける。与えられた簡単な問題に対して,それを解決するためのソースプログラムのフローチャートが書ける。与えられた簡単な問題に対して,それを解決するためのソースプログラムのフローチャートが書けない。
評価項目4要求仕様に従って,標準的な手法により実行効率を考慮した可読性の高いプログラムを設計できる。要求仕様に従って,標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。要求仕様に従って,標準的な手法によりプログラムを設計できる。要求仕様に従って,標準的な手法によりプログラムを設計できない。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
一般・専門の別:専門 学習の分野:情報・制御

必修・履修・履修選択・選択の別:必履修

基礎となる学問分野:情報学/計算基盤/ソフトウェア

学科学習目標との関連:本科目は「③基盤となる専門性の深化」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の深化」である。

授業の概要:プログラミングに必要な文法規則の基本的な項目について学習し,簡単なプログラムの読み方や書き方について学ぶ。また,他人にとって読みやすいプログラムを記述する方法についても学ぶ。また,自分の作成したプログラムを他者に説明できるようにプレゼンテーションや意見交換なども授業に取り入れる。
Style:
授業の方法:プレゼンテーションによる講義とプログラミング演習を中心に授業を進める。理解が深まるようレポートを課す。

成績評価方法:2回の定期試験の結果(75%)と学習に取り組む態度(課題,レポート,発表など)(25%)で評価する。ただし,割合については調整することがある。ルーブリックに基づいて定期試験を作成するが,定期試験がルーブリックの評価項目を必ずしも網羅しているとは限らない。
Notice:
履修上の注意:プログラミングに関する基礎知識があることが望ましい。

履修のアドバイス:課題はPDFファイルで公開する。授業中の課題について自分で調査し,既存研究についての理解を深め自分でその課題に対するプログラムを作成してもらう。授業時間外にもプログラムを記述する時間が必要である。

基礎科目:情報リテラシー(1年),総合理工基礎(1),計算科学(3),アルゴリズムとデータ構造(3)

関連科目:システムプログラミング(5年),卒業研究(5)

受講上のアドバイス:プログラミングは自主学習によって実力をつけることが可能である。自宅等でもプログラミングできる環境があることが望ましい。課題は自分で行うこと。友人のコピーなどの不正が発覚した場合は厳しい措置をとる。授業開始前に行う出席確認に遅れた者は遅刻として扱う。遅刻は1時限分の欠課として扱う。授業開始から50分を経過しての遅刻については2時限分の欠課として扱う。BlackBoardに授業の進行状況を適宜掲載するので参考にすること。

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 後期ガイダンス
最大公約数・最小公倍数を求めるプログラム
適切な変数,データ型を使ってプログラムが記述できる。
プロシージャ(関数,サブルーチンなど)の概念を理解し,これらを含むプログラムが記述できる。
与えられた簡単な問題に対して,それを解決するためのソースプログラムが書ける。
2nd 最大公約数・最小公倍数を求めるプログラムの発表
円周率の近似値を求めるプログラム
適切な変数,データ型を使ってプログラムが記述できる。
プロシージャ(関数,サブルーチンなど)の概念を理解し,これらを含むプログラムが記述できる。
与えられた簡単な問題に対して,それを解決するためのソースプログラムが書ける。
3rd プログラムの読解演習 プロシージャ(関数,サブルーチンなど)の概念を理解できる。
与えられた簡単な問題に対して,それを解決するためのソースプログラムが読解できる。
4th 円周率の近似値を求めるプログラムの発表
素数判定のプログラム
適切な変数,データ型を使ってプログラムが記述できる。
プロシージャ(関数,サブルーチンなど)の概念を理解し,これらを含むプログラムが記述できる。
与えられた簡単な問題に対して,それを解決するためのソースプログラムが書ける。
要求仕様に従って,標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。
5th プログラムの読解演習 プロシージャ(関数,サブルーチンなど)の概念を理解できる。
与えられた簡単な問題に対して,それを解決するためのソースプログラムが読解できる。
6th 素数判定のプログラムの発表
RSA暗号のプログラム
適切な変数,データ型を使ってプログラムが記述できる。
プロシージャ(関数,サブルーチンなど)の概念を理解し,これらを含むプログラムが記述できる。
与えられた簡単な問題に対して,それを解決するためのソースプログラムが書ける。
要求仕様に従って,標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。
7th プログラムの読解演習 プロシージャ(関数,サブルーチンなど)の概念を理解できる。
与えられた簡単な問題に対して,それを解決するためのソースプログラムが読解できる。
8th (後期中間試験)
4th Quarter
9th 後期中間試験答案返却と解答解説
10th RSA暗号のプログラムの発表
対人tic tac toeのプログラム
適切な変数,データ型を使ってプログラムが記述できる。
プロシージャ(関数,サブルーチンなど)の概念を理解し,これらを含むプログラムが記述できる。
与えられた簡単な問題に対して,それを解決するためのソースプログラムが書ける。
要求仕様に従って,標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。
11th コンピュータ対戦tic tac toeのプログラム 適切な変数,データ型を使ってプログラムが記述できる。
プロシージャ(関数,サブルーチンなど)の概念を理解し,これらを含むプログラムが記述できる。
与えられた簡単な問題に対して,それを解決するためのソースプログラムが書ける。
要求仕様に従って,標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。
12th コンピュータ対戦tic tac toeのプログラムの発表
じゃんけんゲームのプログラム
適切な変数,データ型を使ってプログラムが記述できる。
プロシージャ(関数,サブルーチンなど)の概念を理解し,これらを含むプログラムが記述できる。
与えられた簡単な問題に対して,それを解決するためのソースプログラムが書ける。
要求仕様に従って,標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。
13th プログラムの読解演習 プロシージャ(関数,サブルーチンなど)の概念を理解できる。
与えられた簡単な問題に対して,それを解決するためのソースプログラムが読解できる。
14th じゃんけんゲームのプログラムの発表 適切な変数,データ型を使ってプログラムが記述できる。
プロシージャ(関数,サブルーチンなど)の概念を理解し,これらを含むプログラムが記述できる。
与えられた簡単な問題に対して,それを解決するためのソースプログラムが書ける。
要求仕様に従って,標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。
15th (後期末試験)
16th 後期末試験の答案返却と試験解説

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価自己評価課題小テストTotal
Subtotal75000250100
基礎的能力0000000
専門的能力75000250100
分野横断的能力0000000