英語Ⅳ

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 英語Ⅳ
科目番号 0083 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 総合理工学科(情報システム系) 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 Steps to Academic English(Asahi) Successful Keys to the TOEIC Test INTRO(桐原書店)その他プリント等。辞書は必ず持参のこと。
担当教員 山口 裕美,パーマー パトリック

到達目標

[学習目的] 4技能(聴き・読み・書き・話す)をバランスよく養成する。

[到達目標]
1. 英語で積極的にミュニケーションを図ろうとする態度を持ち,具体的情報や考えなどを理解したり伝えたりできる。
2. 英文を正しい区切りやイントネーションで音読することができる。
3. 本文の要旨を英語でまとめることができる。
4. 口頭で自分の考えを伝えることができる。
5◎.日本語と特定の言語を用いて相手の意見を聞くことができ,効果的な説明方法や手段を用いて,自分の意見を伝え円滑なコミュニケーションを図ることができる。

ルーブリック

不可
評価項目1英語で積極的にミュニケーションを図ろうとする態度を持ち,具体的情報や考えなどを理解したり伝えたりできる。英語で積極的にミュニケーションを図ろうとする態度を持ち,具体的情報や考えなどを理解したり伝えたりがおおむねできる。英語で積極的にミュニケーションを図ろうとする態度を持ち,具体的情報や考えなどを理解したり伝えたりが最低限できる。左記に達しない
評価項目2英文を正しい区切りやイントネーションで音読することが十分できる。英文を正しい区切りやイントネーションで音読することができる。英文を正しい区切りやイントネーションで音読することが最低限できる。左記に達しない
評価項目3本文の要旨を英語でまとめることが十分できる。本文の要旨を英語でまとめることができる。本文の要旨を英語でまとめることが最低限できる。左記に達しない
評価項目4ペアワークやプレゼンテーションにおいて口頭で自分の考えを伝えることが十分できる。ペアワークやプレゼンテーションにおいて口頭で自分の考えを伝えることができる。ペアワークやプレゼンテーションにおいて口頭で自分の考えを伝えることが最低限できる。左記に達しない
評価項目5日本語と特定の言語を用いて相手の意見を聞くことができ,効果的な説明方法や手段を用いて,自分の意見を伝え円滑なコミュニケーションを図ることが十分できる。日本語と特定の言語を用いて相手の意見を聞くことができ,効果的な説明方法や手段を用いて,自分の意見を伝え円滑なコミュニケーションを図ることができる。日本語と特定の言語を用いて相手の意見を聞くことができ,効果的な説明方法や手段を用いて,自分の意見を伝え円滑なコミュニケーションを図ることが最低限できる。左記に達しない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:一般 学習の分野:英語

基礎となる学問分野:英語学・英米 / 英語圏文学・言語学・音声学

学習教育目標との関連:本科目は「①教養豊かな実践的人間力の養成」,「⑤グローバルな視点と社会性の養成」,「⑦コミュニケーション力・プレゼンテーション力の育成」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(B)専攻分野に関連する知識理解を深化させ,それらを応用することができる」である。

授業の概要 : 技術英語及びTOEICの語彙,文法,リスニングを学習する。
授業の進め方・方法:
授業の方法:本文内容を理解したうえで,音読をおこない,英語で要旨をまとめ,その内容についてプレゼンテーション形式で発表をおこなう。
成績評価方法:4回の定期試験の結果を平均して評価する(50%)。定期試験の結果に加え,課題(50%)を総合して成績評価をおこなう。
年度末の成績評価は,後期末試験まで加え,上記の方法で算出された結果を90%に換算し,TOEIC-IP Testの結果を10%加えて評価する。
試験には教科書・ノートの持込みを許可しない。場合によっては再試験を実施する。
注意点:
履修上の注意 : 本科目は学年の課程修了のために履修が必須である。
履修上のアドバイス: 事前に行う準備学習として、与えられた課題をしておくこと。熱心に授業に参加し,宿題をきちんとやり続ければ大きく英語の力を伸ばすことができる。授業開始後の入室は遅刻とみなし, 2回の遅刻で1単位時間の欠課とする。

基礎科目:英語I(1年),英語表現I(1),英語II(2),英語表現II(2),英語III(3)

関連科目:国際英語論I(4),国際英語論II(4),英語V(5),実践英語I(専1),実践英語II(専2)

受講上のアドバイス:積極的に授業に参加すること。教科書・英和辞書を持参し,予習や課題を取り組んだうえで授業に臨むこと。
遅刻について:授業開始20分すぎての入室は欠課扱いとする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
必履修

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス(予習・復習など学習法の説明,受講上の注意) 年度内の学習目的が理解できる
2週 SAE Unit 1 / TOEIC Unit 1~3 Part 5対策 世界の住みよい都市について英語で理解できる。文法が理解できる。
3週 SAE Unit 1 / TOEIC Unit 1~3 Part 1対策 世界の住みよい都市について英語で理解できる。進行形を含んだ英文を聞き取れる。
4週 SAE Unit 1 / TOEIC Unit 1~3 Part 2対策 世界の住みよい都市について英語で理解できる。5W1Hの質問に応答できる。
5週 SAE Unit 2 / TOEIC Unit 1 Part3, 7 対策 世界でもっとも幸福を感じている国について英語で理解できる。短い対話文を英語で理解できる。
6週 SAE Unit 2 / TOEIC Unit 2 Part 4, 6対策 世界でもっとも幸福を感じている国について英語で理解できる。短いスピーチを英語で理解できる。
7週 SAE Unit 2 / TOEIC Unit 3 Part 3, 7対策 世界でもっとも幸福を感じている国について英語で理解できる。短い対話文を英語で理解できる。
8週 前期中間試験 授業内容の振り返りができる。
2ndQ
9週 前期中間試験の返却と解説
SAE Unit 3 / TOEIC Unit 4~6 Part 5対策
ゴミ問題について英語で理解できる。文法が理解できる。
10週 SAE Unit 3 / TOEIC Unit 4~6 Part 1対策 ゴミ問題について英語で理解できる。進行形を含んだ英文を聞き取れる。
11週 SAE Unit 3 / TOEIC Unit 4~6 Part 2対策 ゴミ問題について英語で理解できる。5W1Hの質問に応答できる。
12週 SAE Unit 4 / TOEIC Unit 4 Part 4, 6対策 衣類と環境問題について英語で理解できる。短いスピーチを英語で理解できる。
13週 SAE Unit 4 / TOEIC Unit 5 Part 3, 7対策 衣類と環境問題について英語で理解できる。短い対話文を英語で理解できる。
14週 SAE Unit 4 / TOEIC Unit 6 Part 4, 7対策 衣類と環境問題について英語で理解できる。短いスピーチを英語で理解できる。
15週 (前期末試験) 授業内容の振り返りができる。
16週 前期末試験の返却と解答解説 前期授業の総括ができる
後期
3rdQ
1週 SAE Unit 5 / TOEIC Unit 7~9 Part 5対策 ペットボトルと環境問題について英語で理解できる。文法が理解できる。
2週 SAE Unit 5 / TOEIC Unit 7~9 Part 1対策 ペットボトルと環境問題について英語で理解できる。進行形を含んだ英文を聞き取れる。
3週 SAE Unit 5 / TOEIC Unit 7~9 Part 2対策 ペットボトルと環境問題について英語で理解できる。5W1Hの質問に応答できる。
4週 SAE Unit 6 / TOEIC Unit 7 Part 3, 7対策 人生の目標の設定方法のひとつを英語で理解できる。短い対話文を英語で理解できる。
5週 SAE Unit 6 / TOEIC Unit 8 Part 4, 7対策 人生の目標の設定方法のひとつを英語で理解できる。短いスピーチを英語で理解できる。
6週 SAE Unit 6 / TOEIC Unit 9 Part 3, 7対策 人生の目標の設定方法のひとつを英語で理解できる。短い対話文を英語で理解できる。
7週 試験対策のための復習 授業内容の振り返りができる。
8週 後期中間試験 授業内容の振り返りができる。
4thQ
9週 後期中間試験の返却と解説
SAE Unit 7 / TOEIC Unit 10~12 Part 5対策
人生における幸福感の充足方法について英語で理解できる。文法が理解できる。
10週 SAE Unit 7 / TOEIC Unit 10~12 Part 1対策 人生における幸福感の充足方法について英語で理解できる。進行形を含んだ英文を聞き取れる。
11週 SAE Unit 7 / TOEIC Unit 10~12 Part 2対策 人生における幸福感の充足方法について英語で理解できる。5W1Hの質問に応答できる。
12週 SAE Unit 8 / TOEIC Unit 10 Part 4, 6対策 病気と動物との関係について英語で理解できる。短いスピーチを英語で理解できる。
13週 SAE Unit 8 / TOEIC Unit 11 Part 3, 7対策 病気と動物との関係について英語で理解できる。短い対話文を英語で理解できる。
14週 SAE Unit 8 / TOEIC Unit 12 Part 4, 6対策 病気と動物との関係について英語で理解できる。短いスピーチを英語で理解できる。
15週 (後期末試験) 授業内容の振り返りができる。
16週 後期末試験の返却と解答解説 後期授業の総括ができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3
複数の情報を整理・構造化できる。3
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3

評価割合

試験課題TOEIC-LR合計
総合評価割合454510100
基礎的能力454510100
専門的能力0000
分野横断的能力0000