Trans Exercise of All Program Ⅱ

Course Information

College Tsuyama College Year 2024
Course Title Trans Exercise of All Program Ⅱ
Course Code 0105 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Seminar Credits Academic Credit: 4
Department Department of Integrated Science and Technology Communication and Informations System Program Student Grade 4th
Term Year-round Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 各教員指定の書籍,インターネット,授業で使用した教科書や参考書,友人など,自分の周辺が全て教材である。
Instructor MIYASHITA Takuya,YAMAGUCHI Daizo

Course Objectives

学習目的:テーマの目的を把握し,準備すべき事柄を認識し,発生した問題点に対し,自分の専門性を活かしながら,かつ他の専門技術とコミュニケーションを取りながら,解決に向けての創意・工夫を行うことによりエンジニアリングデザイン能力やチームワーク力を身につける。

到達目標
◎1.解決すべき課題を把握し,自律的に学習を進めることができる。
◎2.ゴールを意識しながら計画的にものごとを進めることができる。
◎3.他のメンバーとの役割分担を意識しながら創意・工夫ができる。
◎4.最終発表において理解しやすく工夫した発表ができ,的確な討論をすることができる。

Rubric

不可
評価項目1・現状と目標を把握し,その乖離の中に課題を見つけ,課題の因果関係や優先度を理解し,そこから主要な原因を見出そうと努力し,解決行動の提案をすることができる。 ・複雑な事象の本質を要約・整理し構造化できる。・現状と目標を把握し,その乖離の中に課題を見つけ,解決のために必要な情報収集・分析・整理のための基本的な方法を理解できる。 ・事象の本質を客観的・論理的にとらえることができ,最良の選択肢を選ぶことができる。・現状と目標を把握し,その乖離の中に課題を見つけ,解決のために必要な情報収集・分析・整理のための基本的な方法を理解できる。 ・事象の本質を客観的・論理的にとらえることができ,ほぼ適当な選択肢を選ぶことができる。左記に達していない。
評価項目2・身内の中で,周囲の状況を改善すべく自身の能力を発揮できる。 ・日常生活の管理ができ,常に良い状態を維持するための努力を怠らない。・自身で主体的な行動の重要性を理解し,行動がとれる。 ・日常生活の管理ができ,責任ある行動がとれる。・自身で主体的な行動の重要性を理解し,ほぼ満足な行動がとれる。 ・日常生活の管理ができ,概ね責任ある行動がとれる。左記に達していない。
評価項目3・集団において,集団の意見を聞き,自分の意見も述べ,目的のために合意形成ができる。 ・社会全体を構成している一員としての意識を持って,行動することができる。 ・チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し,自分の感情の抑制,コントロールをし,他者の意見を尊重し,適切なコミュニケーションを持つとともに,当事者意識をもち協調して共同作業・研究を進めることができる。 ・先に立って行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し,他者に対し適切な協調行動を促し,共同作業・研究を進めることができる。・集団において,集団の意見を聞き,自分の意見を述べ,集団における個々の役割を理解できる。 ・責任感の重要性を理解することができ,基本的な行動がとれる。 ・組織が効果的に機能するためのチームワークに必要な項目を理解している。 ・組織が効果的に機能するためのリーダーの役割を理解している。・集団において,集団の意見を聞き,自分の意見を述べ,集団における個々の役割を概ね理解できる。 ・責任感の重要性を理解することができ,基本的な行動がとれる。 ・組織が効果的に機能するためのチームワークに必要な項目を概ね理解している。 ・組織が効果的に機能するためのリーダーの役割を理解している。左記に達していない。
評価項目4・ICTやICTツール,文章等を基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。・ICTやICTツール,文章等を情報収集・活用・発信に扱うことができ,ICTの応用・将来性を理解できる。・ICTやICTツール,文章等を情報収集・活用・発信に扱うことができる。左記に達していない。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
一般・専門の別:専門 学習の分野:融合科目・その他

基礎となる学問分野:1,2,3年生で学習した科目

学習教育目標との関連:本科目は「④ 分野横断的な融合力の育成」「⑤ グローバルな視点と社会性の養成」「⑥ 課題探求・解決能力の育成」「⑦ コミュニケーション力・プレゼンテーション力の育成」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:
(先進科学系・機械システム系)
 本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識の深化および情報技術の習得とそれらを応用することができる,A-2:実験・実習や演習をとおして,技術に関する基礎知識の理解を深めるとともに,自主的,継続的に学習する能力を修得する」であるが,付随的には「C-1」,「D-2」にも関与する。
(電気電子システム系・情報システム系)
 本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識の深化および情報技術の習得とそれらを応用することができる,A-2:実験・実習や演習をとおして,技術に関する基礎知識の理解を深めるとともに,自主的,継続的に学習する能力を修得する」であるが,付随的には「C-1」,「D-1」にも関与する。

授業の概要:前期は,昨年度の全系横断演習Ⅰ(3年)で培われた問題を発見し解決する能力を生かし,後輩の指導を行いながら課題に取り組む。また,初回授業で行う,各分野で留意すべき情報セキュリティに関する学習を通じて,各種情報の正しい取り扱いについて理解を深める。後期は,所属する各系の卒業研究(5年)に向けて各自が設定したテーマあるいは教員が提示したテーマに関する学修を行う。
Style:
授業の方法:前期は,昨年度の全系横断演習Ⅰで行っていたテーマに新たに後輩を加え,現状の課題解決をチームで行うとともに,新たなテーマ目標の設定を行う。後期は,所属する各系の卒業研究(5年)に向けて,各自が設定したテーマあるいは教員が提示したテーマに関する学修を行う。

成績評価方法:
最終報告会およびグループ相互発表での発表を行うこと,ならびに期日までに報告書を提出していることを必須条件として,下記により評価する。
・最終成績は,前期成績50%+後期成績50%により算出する。
・前期成績は,報告書30%+演習等状況40%+発表(最終報告会)30%により算出する。
 後期成績は,報告書30%+演習等状況40%+発表(グループ相互発表)30%により算出する。
Notice:
履修上の注意:本科目は,学年の課程修了のために履修(欠課時間数が所定授業時間数の5分の1以下)および単位修得が必須である。また,本科目は「授業時間外の学修を必要とする科目」である。当該授業時間と授業時間外の学修を合わせて,1単位あたり45時間の学修が必要である。授業時間外の学修については,担当教員の指示に従うこと。

履修のアドバイス:
・事前に行う準備学習として,全系横断演習Ⅰで見出された課題を確認し,その解決策について考えておくこと。
・本授業では,課題テーマを自ら作り出し,それを解決する能力や新しいものを創造する能力,そして限られた制約条件下で(チーム全体で協力しながら)課題解決を行うエンジニアリングデザイン能力を養うことを目的としている。

基礎科目:総合理工入門(1年),チャレンジゼミナール基礎(先進2),全系横断演習Ⅰ(3),3学年までに学習してきた科目全般など

関連科目:卒業研究(5年),他系融合科目(5)など

受講上のアドバイス:他の専門分野のチームメイトと課題を共有する(コミュニケーション能力を向上させる)ことで,自分の専門を意識した学習(自己の専門性の高度化)を行うと同時に,他の専門分野と自分の専門分野の接点を見出し(異分野融合能力の向上),課題解決策を生み出す工夫をしてほしい。

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced
必修

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ・ガイダンス
・情報セキュリティ教育
教育目的や学習内容,評価方法などについて理解する
インターネット等を利用する上での注意事項について理解する
2nd ・課題テーマの内容について調査・検討,演習計画を策定 分野横断的能力として,汎用的技能,態度・志向性,総合的な学習経験と創造的思考力に関する学習・演習を行う
3rd ・課題テーマの内容について調査・検討,演習計画を策定 同上
4th ・課題テーマの内容について調査・検討,演習計画を策定 同上
5th ・課題テーマの内容について調査・検討,演習計画を策定 同上
6th ・学習および製作・実験など各テーマの実現に向けた作業 同上
7th (前期中間試験) 同上
8th ・学習および製作・実験など各テーマの実現に向けた作業 同上
2nd Quarter
9th ・学習および製作・実験など各テーマの実現に向けた作業 同上
10th ・学習および製作・実験など各テーマの実現に向けた作業 同上
11th ・学習および製作・実験など各テーマの実現に向けた作業 同上
12th ・学習および製作・実験など各テーマの実現に向けた作業 同上
13th ・学習および製作・実験など各テーマの実現に向けた作業,最終報告会の準備 同上
14th ・最終報告会 同上
15th (前期末試験) 同上
16th ・成果のまとめ(前期末報告書の作成・提出) 同上
2nd Semester
3rd Quarter
1st ・ガイダンス 各系の実施内容に関して,教育目的や学習内容、評価方法などについて理解する
2nd ・所属系の卒業研究に向けた学修や所属系が与える課題演習 具体的な内容については,別途,後期ガイダンスで説明される
3rd ・所属系の卒業研究に向けた学修や所属系が与える課題演習 同上
4th ・所属系の卒業研究に向けた学修や所属系が与える課題演習 同上
5th ・所属系の卒業研究に向けた学修や所属系が与える課題演習 同上
6th ・所属系の卒業研究に向けた学修や所属系が与える課題演習 同上
7th ・所属系の卒業研究に向けた学修や所属系が与える課題演習 同上
8th (後期中間試験) 同上
4th Quarter
9th ・所属系の卒業研究に向けた学修や所属系が与える課題演習 同上
10th ・所属系の卒業研究に向けた学修や所属系が与える課題演習 同上
11th ・所属系の卒業研究に向けた学修や所属系が与える課題演習 同上
12th ・所属系の卒業研究に向けた学修や所属系が与える課題演習,グループ相互発表の準備 同上
13th ・グループ相互発表 同上
14th ・後期末報告書の作成 同上
15th (後期末試験) 同上
16th ・成果のまとめ(後期末報告書の作成・提出) 同上

Evaluation Method and Weight (%)

報告書演習等状況発表等Total
Subtotal304030100
基礎的能力0000
専門的能力0000
分野横断的能力304030100