到達目標
学習目的:
基礎的な中国語を身につける。
中国語の背景にある中国文化を学ぶ。
異文化を許容する心を涵養する。
到達目標
1.初歩的な中国語の運用能力を身につける。
2.現代中国社会、中国人の価値観を理解する。
◎3.日本とは違う文化を持つ人々の存在を許容する心を持つ。
ルーブリック
| 優 | 良 | 可 | 不可 |
評価項目1 | 基礎的な文法を理解し、入門~初級の単語約300語とともに正しい中国語を運用できる。 | 基礎的な文法を理解し、入門~初級の単語約200語とともに正しいを運用できる。 | 基礎的な文法を概ね理解し入門~初級の単語約150語程度とともに意味の通る中国語を運用できる。 | 基礎的な文法が理解できず、意味の通る中国語を運用できない。 |
評価項目2 | 漢族文化と中国社会に興味を持ち、自ら理解しようと努力できる。 | 漢族文化と中国社会に興味を持ち、偏見を持つことなく理解できる。 | 漢族文化と中国社会を理解することができる。 | 漢族文化と中国社会を許容することができない。 |
評価項目3 | 自分とは異る文化を持つ人々を理解し、許容できる姿勢を身につける。 | 自分とは異る文化を持つ人々の存在を受入れ、許容しようとする姿勢を身につける。 | 自分とは異る文化を持つ人々の存在を理解する。 | 自分とは異る文化を持つ人々の存在を受け入れようとしない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
一般・専門の別:専門 学習の分野:外国語
必修・必履修・履修選択・選択の別:履修選択
基礎となる学問分野:人文学/文学・言語学
学科学習目標との関連:本科目は「⑦コミュニケーション力・プレゼンテーション力の育成」,「①教養豊かな実践的人間力の養成」及び「⑤グローバルな視点と社会性の養成」に相当する科目である。
技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(F)コミュニケーション能力,プレゼンテーション能力の育成,F-1:日本語による発表や討論・記述をとおして,自分の考えを相手に表現できること」であるが,付随的には,「F-2:発表や討論をとおして,相手の考えや知識の相互理解ができること」や,「D-3:課題解決のために他者と共通認識を形成しながら,組織的な取り組みができること」にも関与する。
授業の概要:中国語の運用能力を身につけるために、講義、会話練習、確認テストなどを行う。講義では、中国の伝統文化や現代社会の状況を紹介する。
授業の進め方・方法:
授業の方法:
テキストを使い、講義、研修を行う。原則として毎時間小テストを行う。文法、文型のほかに、聞き取り、発音練習、文化紹介にも重点を置く。
成績評価方法:
・定期考査(70%)+小テスト(10%)+授業時の口頭試問(10%)+課題レポート(10%)により評価する。但し、課題レポートは、本校及び他高専主催の中国または台湾での研修に参加することによって代替できる。
注意点:
履修上の注意:本科目は,4学年の課程修了のために履修(欠席時間数が所定授業時間数の3分の1以下)が必須の科目である。
履修のアドバイス:次回の授業に向け,内容を復習し,知識の定着を図ること。中国語は発音が難しいので、テキスト附属CDを繰り返しよく聞くこと。常日頃から,中国に興味を持つよう努力をすること。義務づけないが辞書を購入してもよい。
基礎科目:国語Ⅰ(1年),国語Ⅱ(2),国語Ⅲ(3) 関連科目:日本文化論(4年)
受講上のアドバイス:
・授業開始時刻に遅れた場合,20分までは遅刻,それ以降は欠課として扱う。
・欠課する(した)場合は,欠課届あるいは公認欠課届を提出すること。小テストは,欠課の届け出がなかった場合,当該のテストが0点となる。
・授業に積極的に参加し,期限を守って忘れずに課題を提出すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 発音編第1課 発音入門 |
授業の概観を知るとともに、中国語の発音に触れる。
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2週 |
発音編第2課 母音と子音 数字
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中国語の発音構造を知る。数字の読み方を身につける。
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3週 |
発音編第3課 有気音と無気音 半音の変化 |
中国語の発音を身につける。
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4週 |
本編第1課 第2課 日付の言い方 「是」の用法 |
日付の言い方を身につける。「是」を使った構文を理解し身につける。
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5週 |
第3課 曜日の言い方 |
曜日の言い方を身につける。「叫」「姓」の用法を理解する。
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6週 |
第4課 SVOの文型 |
SVOの文型を理解する。こそあど言葉を身につける。
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7週 |
第5課 「在」の用法 |
第5課 「在」の用法を身につける。重さ、長さの単位を知る。
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8週 |
(前期中間試験) |
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2ndQ |
9週 |
試験の返却と解説 課題レポートに関する説明 |
試験を答案を受け取り自らの理解度を確認する。課題レポートについて理解する。
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10週 |
第6課 形容詞の用法 |
形容詞の用法を身につける。助動詞「想」「要」「応該」の使い方。
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11週 |
第7課 時間の言い方と可能の助動詞 |
時間の言い方を知り、可能の助動詞の用法を身につける。
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12週 |
第8課 時間量の言い方と完了時制 |
時間量の言い方を知り、完了時制を理解する。
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13週 |
第9課 進行形と語気助詞 |
進行形の言い方を学び、語気助詞の意味を理解する。
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14週 |
第10課 完了時制 |
完了時制の用法を理解する。
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15週 |
(前期末試験) |
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16週 |
試験の返却と解説 課題レポート提出に関する説明 |
試験を答案を受け取り自らの理解度を確認する。課題レポートについて理解する。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 3 | |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 3 | |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 自己評価 | 課題 | 小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 10 | 0 | 0 | 10 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 10 | 0 | 0 | 10 | 10 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |