国際文化論

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 国際文化論
科目番号 0008 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械・制御システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教員が準備した教材を用いる。
担当教員 渡邊 朝美

到達目標

学習目的:「一衣帯水」の間柄である中国について理解を深めることで,文化的偏見を捨て,日中交流に寄与できる能力を身につける。

到達目標
1.中国の文化や社会を理解し,日本とは異なる面を理解,許容し,それとの協力,共生の心を持つことが出来る。
2.他文化の存在を理解し,日本及び日本人の採るべき思考,行動を考えることが出来る。
3.自己の主張,考えを論理的に説明することができる。

ルーブリック

不可
評価項目1中国の文化や社会を理解し,日本とは異なる面を理解,許容し,それとの協力 ,共生の心を持つことが出来る。中国の文化や社会を理解し,日本とは異なる面を理解,許容することが出来る。中国の文化や社会を理解し,日本とは異なる面を理解することが出来る。左記に達していない。
評価項目2他文化の存在を理解し,日本及び日本人の採るべき思考,行動を考えることが出来る。他文化の存在を理解し,日本及び日本人の採るべき行動を考えることが出来る。他文化に対して,日本及び日本人の採るべき思考,行動を考えることが出来る。左記に達していない。
評価項目3自己の主張,考えを,情熱と説得力を持って記述することが出来る。自己の主張,考えを,情熱を持って記述することが出来る。自己の主張,考えを記述することが出来る。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:一般 
学習の分野:人文・社会

基礎となる学問分野:中国語/東洋史/中国哲学/中国文学

専攻科学習目標との関連:本科目は専攻科学習目標「(1) 数学,物理を中心とした自然科学系の科目に関する知識を深め,機械・制御システム工学および電子・情報システム工学に関する基礎学力として応用できる」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(F) 地球的視点から多面的に物事を考えることができ、地域との連携による総合能力の展開ができる」である。

授業の概要:中国文化や中国社会について解説する。適宜,課題図書も与える。
授業の進め方・方法:
授業の方法:担当教員の用意した教材を用い,講義形式で進めていく。

成績評価方法:
・定期試験は実施しない。
・成績は,課題提出物(40%)+レポート(60%)により評価する。
注意点:
履修上の注意:本科目は「授業時間外の学修を必要とする科目」である。当該授業時間と授業時間外の学修を合わせて,1単位あたり45時間の学修が必要である。授業時間外の学修については,担当教員の指示に従うこと。

履修のアドバイス:事前に行う準備学習として,中国や台湾に関するニュースに注意を払っておくこと。また学士の認定を受けるためには必要な講座なので,その点をよく理解して受講すること。

基礎科目:世界史(1年),政治経済(2),異文化社会論Ⅰ(4) 関連科目:国際コミュニケーション演習(専1年),社会科学概論(専2)

受講上のアドバイス:
・授業開始時刻に遅れた場合,20分までは遅刻,それ以降は欠課として扱う。
・授業に積極的に参加し,期限を守って忘れずに課題を提出すること。
・授業中に携帯電話やスマートフォンを使用することは認めない。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
選択

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 中国と日本の交流の歴史 日本と中国の関係を知ることで,中国研究の必要性を理解する。
2週 中国の地理と言語
中国の地理と言語について理解する。
3週 中国の民族と社会
中国の少数民族について理解する。
4週 中国の文化1
中国の生活習慣について理解する。
5週 中国の文化2 中国の思想,宗教について理解する。
6週 現代中国の様相 現代中国の社会状況などについて理解する。
7週 (中間試験)
8週 台湾の歴史 台湾の歴史について理解する。
2ndQ
9週 台湾の地理と言語 台湾の地理と言語について理解する。
10週 台湾の民族と社会 台湾の民族と社会情勢について理解する。
11週 台湾の文化1 台湾の生活習慣について理解する。
12週 台湾の文化2 台湾の思想,宗教について理解する。
13週 現代台湾の様相 現代台湾の社会状況について理解する。
14週 中国と台湾,香港 中国と台湾,香港の関係について理解する。
15週 (期末試験)
16週 まとめ まとめを行い,これからの日中関係の在り方について考える。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価自己評価課題レポート合計
総合評価割合00004060100
基礎的能力00004060100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000