国際文化論

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 国際文化論
科目番号 0008 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械・制御システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『会話と読解中心やさしく楽しい中級中国語 中国基礎知識12篇』(白帝社)
その他,教員が準備した教材を適宜用いる。
担当教員 渡邊 朝美

到達目標

学習目的:中国語や中国事情を学ぶことで,日本と「一衣帯水」の間柄である中国について理解を深める。文化的偏見を捨て,国際交流に寄与できる能力を身につける。

到達目標
1.中級程度の中国語の文章を読むことができ,中国語を使って簡単なやりとりができるようになる。
2.中国の文化や社会を理解し,日本とは異なる面を理解,許容し,それとの協力,共生の心を持つことが出来る。
3.他文化の存在を理解し,日本及び日本人の採るべき思考,行動を考えることが出来る。

ルーブリック

不可
評価項目1中級程度の中国語の文章を読むことができ,中国語を使って簡単ななやりとりができる。初級程度の中国語の文章を読むことができ,中国語を使って簡単なやりとりができる。簡単な中国語の文章を読むことができる。または,中国語を使って簡単なやりとりができる。左記に達していない。
評価項目2中国の文化や社会を理解し,日本とは異なる面を理解,許容し,それとの協力 ,共生の心を持つことが出来る。中国の文化や社会を理解し,日本とは異なる面を理解,許容することが出来る。中国の文化や社会を理解し,日本とは異なる面を理解することが出来る。左記に達していない。
評価項目3他文化の存在を理解し,日本及び日本人の採るべき思考,行動を考えることが出来る。他文化の存在を理解し,日本及び日本人の採るべき行動を考えることが出来る。他文化に対して,日本及び日本人の採るべき思考,行動を考えることが出来る。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:一般 
学習の分野:人文・社会

基礎となる学問分野:中国語/東洋史/中国哲学/中国文学

専攻科学習目標との関連:本科目は専攻科学習目標「(1) 数学,物理を中心とした自然科学系の科目に関する知識を深め,人文・社会科学に関する知見を広めて,機械・制御システム工学および電子・情報システム工学に関する基礎学力として応用できる。」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(F) 地球的視点から多面的に物事を考えることができ、地域との連携による総合能力の展開ができる」である。

授業の概要:テキストを用いて,中国語の学習を行う。また,中国の文化や社会について講義する。
授業の進め方・方法:
授業の方法:テキストを用いて,中級レベルの中国語の学習を行う。学習事項定着のため,毎時間小テストを実施する。中国の文化や社会についても講義をするので,学習者は自身の興味のあることについて調べ,発表を行う。

成績評価方法:
・成績は,定期試験(60%)+発表(20%)+発表に対する相互評価(10%)+小テスト(10%)により評価する。
・学期末段階の成績が60点未満で出席状況や授業態度が良好な者については,事前指示を与えた上で再試験を実施する。再試験の結果は,最終成績の上限を60点として,当該定期試験の結果と読み替える。
注意点:
履修上の注意:本科5年次で学修した「環境科学」を基盤とし,中国語や中国事情の学習を通じて国際交流に必要な多面的な視点を養う科目である。本科目は,また「授業時間外の学修を必要とする科目」でもある。当該授業時間と授業時間外の学修を合わせて,1単位あたり45時間の学修が必要である。授業時間外の学修については,担当教員の指示に従うこと。

履修のアドバイス:
・中級程度の中国語を学習する科目であるため,異文化社会論Ⅰ・Ⅱを受講しているか,中国語の基礎を学んでおくこと。中国語未修者で受講を希望する者は,前期のうちに担当者のところに相談に来ること。
・中国や台湾に関するニュースに注意を払っておくこと。
・学士の認定を受けるためには必要な講座なので,その点をよく理解して受講すること。

基礎科目:世界史(1年),政治経済(2),異文化社会論Ⅰ(4),異文化社会論Ⅱ(4) 関連科目:国際コミュニケーション演習(専1年),社会科学概論(専2)

受講上のアドバイス:
・授業開始時刻に遅れた場合,20分までは遅刻,それ以降は欠課として扱う。
・授業に積極的に参加し,期限を守って忘れずに課題を提出すること。
・授業中に携帯電話やスマートフォンを使用することは認めない。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
選択

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業内:第1課
授業外:中華圏の文化などについて自身の興味のある事柄をいくつかピックアップする。
授業内:中国語の構成を理解し,運用できるようになる。中国文化について理解を深める。
授業外:授業で学習した内容を復習し、定着させる。
2週 授業内:小テスト、第2課
授業外:自身の興味のある事柄についての資料を探す。
授業内:中国語の構成を理解し,運用できるようになる。中国文化について理解を深める。
授業外:授業で学習した内容を復習し、定着させる。
3週 授業内:小テスト、第3課
授業外:自身の興味のある事柄についての資料を読み込む。
授業内:中国語の構成を理解し,運用できるようになる。中国文化について理解を深める。
授業外:授業で学習した内容を復習し、定着させる。
4週 授業内:小テスト、第4課
授業外:自身の興味のある事柄についての資料を読み込む。
授業内:中国語の構成を理解し,運用できるようになる。中国文化について理解を深める。
授業外:授業で学習した内容を復習し、定着させる。
5週 授業内:小テスト、第5課
授業外:自身の発表テーマを決め、調べ学習を開始する。
授業内:中国語の構成を理解し,運用できるようになる。中国文化について理解を深める。
授業外:授業で学習した内容を復習し、定着させる。
6週 授業内:小テスト、第6課
授業外:自身の発表テーマについて調べる。
授業内:中国語の構成を理解し,運用できるようになる。中国文化について理解を深める。
授業外:授業で学習した内容を復習し、定着させる。
7週 (中間試験)
8週 授業内:答案返却と解説、第7課
授業外:自身の発表テーマについて調べる。
授業内:未修事項に対しての理解を深める。中国語の構成を理解し,運用できるようになる。中国文化について理解を深める。
授業外:授業で学習した内容を復習し、定着させる。
2ndQ
9週 授業内:小テスト、第8課
授業外:自身の発表テーマについて調べる。
授業内:中国語の構成を理解し,運用できるようになる。中国文化について理解を深める。
授業外:授業で学習した内容を復習し、定着させる。
10週 授業内:小テスト、第9課
授業外:自身の発表テーマについて調べる。
授業内:中国語の構成を理解し,運用できるようになる。中国文化について理解を深める。
授業外:授業で学習した内容を復習し、定着させる。
11週 授業内:小テスト、第10課
授業外:自身の発表テーマについて調べた内容をまとめ、発表資料を作成する。
授業内:中国語の構成を理解し,運用できるようになる。中国文化について理解を深める。
授業外:授業で学習した内容を復習し、定着させる。
12週 授業内:小テスト、第11課
授業外:自身の発表テーマについて調べた内容をまとめ、発表資料を作成する。
授業内:中国語の構成を理解し,運用できるようになる。中国文化について理解を深める。
授業外:授業で学習した内容を復習し、定着させる。
13週 授業内:小テスト、第12課
授業外:自身の発表テーマについて調べた内容をまとめ、発表資料を作成する。
授業内:中国語の構成を理解し,運用できるようになる。中国文化について理解を深める。
授業外:授業で学習した内容を復習し、定着させる。
14週 授業内:自分の興味関心のあることについて,それぞれ発表を行う
授業外:発表時に出た質問やアドバイスをまとめる。
授業内:ある事柄やそれに対する自分の考えを相手にうまく伝えることができる。発表内容について理解をし,適切な評価をすることができる。
授業外:授業で学習した内容を復習し、定着させる。
15週 (期末試験)
16週 まとめ まとめを行い,これからの日中関係の在り方について考える。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価自己評価小テストレポート合計
総合評価割合6020100100100
基礎的能力6020100100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000