社会科学概論

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 社会科学概論
科目番号 0027 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械・制御システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 木村護郎クリストフ『節英のすすめ』萬書房。また、各自の選択テーマによって,購入すべき文献を別途指示することがある。
担当教員 角谷 英則

到達目標

学習目的:専門とは異なる分野における思考方法をまなぶことによって,人間性涵養の背景となるような教養を身につけることを学習目的とする。
到達目標:社会科学的な視点から人間,社会,文化について多面的に理解し,国際社会の一員として社会的諸問題の解決に向けて主体的に貢献する自覚と素養を培う。人間活動や科学技術の役割と影響に関心を持ち,幸福とは何かを追究しながら技術者として社会に貢献する自覚と素養を培う。

ルーブリック

不可
評価項目1十分に授業に参加すること2/3以上の授業に参加すること2/3以上の授業に参加すること10回をこえて欠席すること
評価項目2指示に十分に従ったレポートを提出する/または口頭報告をおこなうこと指示にある程度従ったレポートを提出する/または口頭報告をおこなうこと指示に最低限従ったレポートを提出する/または口頭報告をおこなうこと指示に従ったレポートを提出しない/または口頭報告をおこなわないこと

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:一般 人文・社会
学習の分野:史学・ジェンダー学・社会学・言語学・障害学
専攻科学習目標との関連:本科目は専攻科学習目標「(1) 数学、物理を中心とした自然科学系の科目に関する知識を深め、機械・制御システム工学および電子・情報システム工学に関する基礎学力として応用できる。」に相当する科目である。
技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(F) 地球的視点から多面的に物事を考えることができ,地域との連携による総合能力の展開ができる」である。
授業の概要:この科目は,近代以降に生み出された社会科学の古典やよく知られた諸学説に関する基本的な知識を参照・学習しながら,現代社会の具体的な諸問題について考えることによって,社会科学的なものの見方,思考方法を身につけることを目的とする。
授業の進め方・方法:
授業の方法:毎週の当番報告者を中心として講義をおこないながら,受講者の意見を求め,そこからさらに議論を発展させていく方法で進める。
成績評価方法:
提出課題(100%)もしくは口頭報告(100%)。十分な参加が評価対象となる必要条件である。課題は課題提示の翌週の提出することとし,授業時間外の学習評価はその内容によってなされる。
注意点:
履修上の注意:本科目は「授業時間外の学修を必要とする科目」である。当該授業時間と授業時間外の学修を合わせて,1単位あたり45時間の学修が必要である。授業時間外の学修については,担当教員の指示に従うこと。
履修のアドバイス:この科目の受講者には,履修のために相当の学習意欲・知的好奇心・積極性が要求される。また,講義中の積極的な発言が歓迎される。遅刻(授業開始におくれること、)に対するペナルティはもうけないが,受講者の自律性につよく期待する。事前に行う準備学習はとくにもとめない。事前に行う準備学習はとくに必要ない。
基礎科目:世界史(1年),政治経済(2),日本史(3),「人間と文化」(4),「人間と社会」(5)
関連科目:なし
受講上のアドバイス:この科目の受講者には,履修のために相当の学習意欲・知的好奇心・積極性が要求される。また,講義中の積極的な発言が歓迎される。遅刻(授業開始におくれること、)に対するペナルティはもうけないが,受講者の自律性につよく期待する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
選択

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、導入 「社会科学」とはなにか。
2週 社会科学的な思考について レポート/プレゼンテーション準備を十分に行ったうえで参加すること。(評価項目1,2)
3週 社会言語学とはなにか レポート/プレゼンテーション準備を十分に行ったうえで参加すること。(評価項目1,2)
4週 課題としての「節英」(以下テキストにそった報告と解説をおこなう) レポート/プレゼンテーション準備を十分に行ったうえで参加すること。(評価項目1,2)
5週 「9・11」と英語 レポート/プレゼンテーション準備を十分に行ったうえで参加すること。(評価項目1,2)
6週 「自国化」による情報伝達の屈折 レポート/プレゼンテーション準備を十分に行ったうえで参加すること。(評価項目1,2)
7週 共通語の限界 レポート/プレゼンテーション準備を十分に行ったうえで参加すること。(評価項目1,2)
8週 言語運用能力の格差 レポート/プレゼンテーション準備を十分に行ったうえで参加すること。(評価項目1,2)
4thQ
9週 コミュニケーションにおける社会言語学的課題の解決方法 レポート/プレゼンテーション準備を十分に行ったうえで参加すること。(評価項目1,2)
10週 「国際英語」論 レポート/プレゼンテーション準備を十分に行ったうえで参加すること。(評価項目1,2)
11週 多言語とどうつきあうか レポート/プレゼンテーション準備を十分に行ったうえで参加すること。(評価項目1,2)
12週 日本語に視点をおいた異言語話者間コミュニケーション① レポート/プレゼンテーション準備を十分に行ったうえで参加すること。(評価項目1,2)
13週 日本語に視点をおいた異言語話者間コミュニケーション② レポート/プレゼンテーション準備を十分に行ったうえで参加すること。(評価項目1,2)
14週 計画言語論 レポート/プレゼンテーション準備を十分に行ったうえで参加すること。(評価項目1,2)
15週 後期末試験 レポート/プレゼンテーション準備を十分に行ったうえで参加すること。(評価項目1,2)
16週 全体のふりかえり

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価自己評価課題小テスト合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力01000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000