国際コミュニケーション演習

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 国際コミュニケーション演習
科目番号 0040 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械・制御システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 各種行事の開催案内,研修のテキスト等
担当教員 小西 大二郎,佐伯 文浩,中村 重之

到達目標

学習目的:英語によるコミュニケーション能力を高めるとともに地球上の多様な文化や習慣等への理解を深める。国際的に活躍できる技術者としての自覚を育てる。

到達目標
1.英語で相手の考えを理解し,自分の考えや専門的な知識・技術を分かりやすく説明,伝えることができる。
2.国際感覚を身に付け,その成果をまとめることができる。

ルーブリック

不可
評価項目1技術者や一般市民など,コミュニケーションの対象者によらず英語で相手を理解した上で,説明の方法を工夫しながら,自分の意見や考え方をわかりやすく伝え,十分な理解を得ることができる。 英語で相手を理解した上で,説明の方法を工夫しながら,自分の意見や考え方を伝え,理解を得ることができる。 英語で効果的な手順・手段を用いて分かりやすく言える。 英語で効果的な手順・手段を用いて分かりやすく言えない。
評価項目2文化の違いや価値観の違いを理解し,多面的な見方や考え方ができ,「新しく得た情報」と「過去の知識」とを組み合わせて新しい発想がでる。 文化の違いや価値観の違いを理解し,「新しく得た情報」と「過去の知識」とを関連付けながら考察できる。 「新しく得た情報」と「過去の知識」との関連付けができる。 「新しく得た情報」と「過去の知識」との関連付けができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:専門 
学習の分野:自然科学系共通・基礎

基礎となる学問分野:外国語・工学

本科目は専攻科学習目標「(1) 数学、物理を中心とした自然科学系の科目に関する知識を深め、人文・社会科学に関する知見を広めて、機械・制御システム工学および電子・情報システム工学に関する基礎学力として応用できる。」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目は付随的に関与する学習・教育到達目標は「(A) 技術に関する基礎知識の深化および情報技術の習得とそれらを応用することができる」および「(F) 地球的視点から多面的に物事を考えることができ,地域との連携による総合能力の展開ができる」である。

授業の概要:本校が関係する国際交流事業に参加し,今まで学習してきた知識や技術をもとに国際的な視野を拡げ,英語によるコミュニケーション能力の向上を目指す。
授業の進め方・方法:
授業の方法:本校の関わる国際交流事業へ積極的に参加して自己研鑽に努めるとともに,参加後に指定された報告書を提出する。特別研究の一環として行う国際会議等での発表は,本演習には該当しない。

成績評価方法:行事の報告書(レポート)により100点法で評価する。年度末の専攻科運営委員会を経て単位認定を行う。単位認定願の提出が必要である。 再試験は実施しない。
注意点:
履修上の注意:本科目は「授業時間外の学修を必要とする科目」である。当該授業時間と授業時間外の学修を合わせて,1単位あたり45時間の学修が必要である。授業時間外の学修については,担当教員の指示に従うこと。

履修のアドバイス:平素から異文化や英語についての関心を拡げるともに,本校が関係する国際交流事業に積極的に参加し努力することが大切である。2年間に亘って履修可能な科目である。
 事前に行う準備学習として,ガイダンス等のミーティングに参加するとともに,研修・研修先の情報や安全情報を確認する(必修)。加えて,参考書などを読み異文化についての関連知識を持っておく。

基礎科目 これまで学んできた科目全般,特に英語 関連科目:実践英語Ⅰ(専1年)・Ⅱ(専2),技術英語講読(専1),特別研究Ⅰ(専1)・Ⅱ(専2)

受講上のアドバイス:主として,社会と関わる授業となるので,参加に際しては本校学生としての自覚を持って行動すること。安全には十分心掛けて行動すること。本科目の関係する国際交流行事は担当教員に確認すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
選択

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 行事への参加
30 時間以上
それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い,その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。
2週 本校の関わる国際交流事業への参加(発表の機会があれば積極的に行うこと) 様々な国の生活習慣や宗教的信条,価値観などの基本的な事項について説明できる。
3週 行事に合計30時間以上参加し(複数の行事でも良い),決められた報告書(レポート)を提出すること(移動時間は演習時間に含めない)。当該事業の参加報告を行った場合には,その発表資料で報告書の演習概要に代えることができる。 異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。
4週 それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000