実践英語Ⅰ

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 実践英語Ⅰ
科目番号 0009 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子・情報システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:石井隆之 他著. Overall Skills for the TOEIC (R) Test (成美堂) 参考書:辞書(電子辞書可), 配布プリント, リンガポルタ(教科書のe-learning教材)
担当教員 住田 光子

到達目標

[学習目的]
研究結果を学会などで発表し, 他の研究者や技術者との交流を通じて, プレゼンテーション・コミュニケーション能力を身につけていること。
[到達目標]
1. 本科で修得した英語コミュニケーション能力を発展させ, 身近な事柄及び自分の専門に関する基本的な情報や考えを理解したり伝えたりする基礎的な英語運用能力を身につける。
2. 国際会議で通用するレベルのプレゼンテーションができる。
3. 自分の到達度を測る手段としてTOEICを利用し,履修後にスコアを上げることができる。
4. 文法的に正しく, 論理性のある英文で書かれたスピーチ原稿を用意することができる。
◎: 技術者や一般市民など,コミュニケーションの対象者によらず相手を理解したうえで,説明の方法を工夫しながら,自分の意見や考えをわかりやすく伝え,十分な理解を得ることができる。

ルーブリック

不可
評価項目1身近な事柄及び自分の専門に関する基本的な情報や考えを理解したり伝えたりする基礎的な英語運用能力をよく身に付いている。身近な事柄及び自分の専門に関する基本的な情報や考えを理解したり伝えたりする基礎的な英語運用能力を身に付いている。身近な事柄及び自分の専門に関する基本的な情報や考えを理解したり伝えたりする基礎的な英語運用能力をおおむね身に付いている。身近な事柄及び自分の専門に関する基本的な情報や考えを理解したり伝えたりする基礎的な英語運用能力を身についていない。
評価項目2国際会議で通用するレベルのプレゼンテーションがスムーズにできる。国際会議で通用するレベルのプレゼンテーションができる。国際会議で通用するレベルのプレゼンテーションがなんとかできる。国際会議で通用するレベルのプレゼンテーションができない。
評価項目3TOEIC400点レベルの語彙,文法,読解,聴解問題を解くことができる。TOEIC400点レベルの語彙,文法,読解,聴解問題をおおむね解くことができる。TOEIC400点レベルの語彙,文法,読解,聴解問題をいくらか解くことができる。TOEIC400点レベルの語彙,文法,読解,聴解問題を解くことができない。
評価項目4文法的に正しく, 論理性のある英文で書かれたスピーチ原稿を用意することができる。文法的に正しく, 論理性のある英文で書かれたスピーチ原稿をおおむね用意することができる。文法的に正しく, 論理性のある英文で書かれたスピーチ原稿をかろうじて用意することができる。文法的に正しく, 論理性のある英文で書かれたスピーチ原稿を用意することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別・学習の分野 : 一般・外国語
必修・選択の別 : 選択
基礎となる学問分野 : 英語・英米文学・言語学・音声学
専攻科学習目標との関連 :
本科目は専攻科学習目標「(4)特別研究を自主的,積極的に推進することにより,技術者として必須の問題発見能力と課題解決能力,すなわち創造的な成果を生み出すデザイン能力,研究能力を身につけるとともに,研究結果を学会などで発表し,他の研究者や技術者との交流を通じて,プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力を身につける」に相当する科目である。
技術者教育プログラムとの関連 : 本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(F)コミュニケーション能力,プレゼンテーション能力の育成,F-3:技術者に必須の外国語である英語でコミュニケーションができること」である。
授業の概要 :
さまざまな場面で使用される英語の表現を学び,理工系大学生として必要なコミュニケーション能力を伸ばす。TOEICテストの解説も行う。
授業の進め方・方法:
授業の方法 : 英語での発表で必要となる表現を学び,実際に発表も行っていく。 同時にTOEICのテキストを用いて,単元毎に文法の解説を含みながら、TOEIC受験へ向けた対策も進めていく。

成績評価方法 : 授業での演習を60%(口頭発表・課題消化・小テストなど),筆記試験を40%とし,合計により評価する。筆記試験では持込一切不可。
注意点:
履修上の注意 : 本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あたり授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。
履修のアドバイス : 授業には積極的に参加し,課題は必ず期限内に提出すること。基礎的な英語によるコミュニケーション能力を身につけ,TOEICテストで良いスコアを取得しておくと就職そして就職後の昇進の際にも有利である。
基礎科目 : 英語IV(4年),選択英語I(4),英語V(5),選択英語Ⅱ(5)
関連科目 : 技術英語講読(専1年),実践英語Ⅱ(専2)

受講上のアドバイス : TOEIC-IP 400点クリアを目指し、自宅課題を指定する。期日までに授業外で各自、課題の消化が必要である。語彙や聴解は、授業で登録するTOEICの e-learningシステム(リンガポルタ)を利用して学習すること。語法や文法, 聴解は,教科書(紙)を通して学習すること。なお, 期間中, 教科書や配布プリントを範囲とする小テストを実施する。授業開始後の入室は, 学習の妨げになるので慎むこと。60分以上の遅刻は欠課扱いとする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション, e-learningシステム(教科書)及びTOEICの説明 授業の形式・進度, 教科書の使い方, リンガポルタの登録, 小テスト, 受講上の留意点について把握する。
2週 Unit 1 Restaurant 外食の際に必要な英語を理解する。
3週 Unit 1 / Unit 3 Shopping 買い物に必要な英語を理解する。
4週 Unit 3 Shopping
5週 Unit 5 Hospital / TOEIC-IP事前準備: 模擬ハーフテスト TOEICの模擬テストを受験することで, 傾向を把握し, 対策を立てる。
6週 プレゼンテーション① 各自, 発表の準備を行なった上で, その成果を示す。
7週 プレゼンテーション② / Quiz ①
8週 中間試験
4thQ
9週 中間試験の答案返却と解説 / Unit 7 Transportation
10週 Unit 7 Transportation 交通機関の利用の際に必要な英語を理解する。
11週 Unit 9 Office Issues オフィスでの仕事に関する英語を理解する。
12週 Unit 9 Office Issues
13週 プレゼンテーション① 各自, 発表の準備を行なった上で, その成果を示す。
14週 プレゼンテーション② / Quiz ②
15週 (期末試験)
16週 期末試験の答案返却と解説 / 原稿の返却 / まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価自己評価課題小テスト合計
総合評価割合4030001515100
基礎的能力4030001515100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000