到達目標
学習目的:文化的偏見を捨て,今後さらに発展するであろう日中交流に寄与できる能力を身につける。
到達目標
1.中国社会の,日本とは違った側面を理解する。
2.他文化の存在を理解し、またそれを許容する視点を身につける。
3.自己の主張、考えを、論理的に説明することができる。
ルーブリック
| 優 | 良 | 可 | 不可 |
評価項目1 | 自分たちと異なる文化を理解,許容しそれとの協力,共生の心を持つことが出来る。 | 自分たちと異なる文化を理解,許容しすることが出来る。 | 自分たちと異なる文化を理解,許容しすることが出来る。 | 自分たちと異なる文化を理解,許容することができない |
評価項目2 | 隣国中国の文化,社会事情を理解し,日本及び日本人の採るべき思考,行動を考えることが出来る。 | 日本との比較を通じて,隣国中国の文化,社会事情を理解することが出来る。 | 日本との比較を通じて,隣国中国の文化,社会事情を理解することが出来る。 | 隣国中国の文化,社会事情を理解することが出来ない。 |
評価項目3 | 自己の主張,考えを,情熱と説得力を持って記述することが出来る。 | 自己の主張,考えを,情熱を持って記述することが出来る。 | 自己の主張,考えを,情熱を持って記述することが出来る。 | 自己の主張,考えを,うまく記述することが出来ない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
一般・専門の別:一般 学習の分野:人文・社会
必修・履修・履修選択・選択の別:選択
基礎となる学問分野:中国語/東洋史/中国哲学/中国文学
専攻科学習目標との関連:本科目は専攻科学習目標「(6)校外実習,先端技術特別講義や学協会への参加を通じて,地域社会との連携を図るとともに,地球的視点からものを見ることの大切さを理解する。」に相当する科目である。
技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(B)地球的視野に立った人間性の育成,B-2:地球上の多様な歴史観・文化・習慣の違いを理解し,説明できること」であるが、付随的には「B-1」にも関与する。
授業の概要:伝統的な中国文化とともに現代中国事情を解説する。適宜,課題図書も与える。
授業の進め方・方法:
授業の方法:15週を後期に集中して行う。1回の授業の中で,中国文化に関連するテーマひとつを講義する。試験は中間考査と期末考査の2回実施する。レポートも2本課す予定。
成績評価方法:2回の試験の結果が70%,課題レポート2本で30%の比重とする。課題レポートは,中国語および中国社会をどれだけ理解し,かつ自身とは異なった価値観をどの程度許容する視点を身につけることができたかが評価の基準となる。
注意点:
履修上の注意:本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あたり授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。
履修のアドバイス:学士の認定を受けるためには必要な講座なので,その点をよく理解して受講すること。
基礎科目:世界史(1年),政治経済(2),国際文化論(4),人間と歴史(5) 関連科目:国際コミュニケーション演習(専1年),社会科学概論(専2)
受講上のアドバイス:平素から中国に関係する新聞やテレビ等の報道やニュースに関心を払うことが大切である。遅刻時間が20分を過ぎれば欠課扱いとする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
なぜ中国を学ぶか |
中国研究の必要性を理解する。
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2週 |
地理と言語,民族等
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中国の地理と言語,民族等を理解する。
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3週 |
戦後中国の歴史と文化大革命
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戦後中国の歴史と文化大革命の実態を理解する。
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4週 |
国家意識と一族主義
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中国人の国家意識と一族主義を理解する。
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5週 |
中華思想 儒家と道家
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中華思想 儒家と道家について理解する。
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6週 |
性悪説と性善説 歴史観
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性悪説と性善説、および中国人の 歴史観を理解する。
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7週 |
中間試験 |
これまでの学習内容の理解度を確認する。
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8週 |
中間試験の返却と解説 |
これまでの学習理解の足りない部分を補う。
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4thQ |
9週 |
一人っ子政策と高齢化問題
参考文献の購読,課題レポートの作成 |
中国の一人っ子政策と高齢化問題を理解する。参考文献を購読し,課題レポートを作成する。
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10週 |
格差社会
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中国社会の抱える格差問題について理解する。
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11週 |
台湾と香港
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台湾と香港の歴史、状況について理解する。
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12週 |
環境破壊
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中国の環境問題を理解する。
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13週 |
偽ブランド
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中国に於ける偽ブランド、商標侵害問題を理解する。
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14週 |
中国企業の現在
参考文献の購読,課題レポートの作成 |
特に中国の国営企業の現状を理解する。参考文献を購読し,課題レポートを作成する。
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15週 |
期末試験 |
これまでの学習内容の理解度を確認する。
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16週 |
期末試験の返却と解説 |
これまでの学習理解の足りない部分を補う。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 自己評価 | 課題 | 小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |