情報システム演習II

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 情報システム演習II
科目番号 0017 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子・情報システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 演習テキスト配布
担当教員 河合 雅弘

到達目標

1.ソフトウェア開発手法の流れに基づくプログラム開発を体験し,ソフトウェア開発手法の基礎を理解し,説明できる。
2.課題解決のために自ら主体的に取り組み,調査検討,計画立案,実施,考察,発表などを行うことができる。
3.計画したソフトウェアを完成させ,結果をまとめて発表できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1ソフトウェア開発手法の流れに基づくプログラム開発を体験し,ソフトウェア開発手法の基礎を十分理解し,分かり易く説明できる。ソフトウェア開発手法の流れに基づくプログラム開発を体験し,ソフトウェア開発手法の基礎を理解し,説明できる。ソフトウェア開発手法の流れに基づくプログラム開発を体験し,ソフトウェア開発手法の基礎を理解し,概要を説明できる。ソフトウェア開発手法の流れに基づくプログラム開発が十分体験できず,ソフトウェア開発手法の基礎が理解できず,説明もできない。
評価項目2課題解決のために自ら主体的に積極的に取り組み,調査検討,計画立案,実施,考察,発表などを高いレベルで行うことができる。課題解決のために自ら主体的に取り組み,調査検討,計画立案,実施,考察,発表などを行うことができる。課題解決のために自ら主体的に取り組み,基本となる部分について,調査検討,計画立案,実施,考察,発表などを行うことができる。課題解決のために自ら主体的に取り組むことができず,調査検討,計画立案,実施,考察,発表などを行うことができない。
評価項目3計画したソフトウェアを高いレベルで完成させ,結果をまとめて分かり易く発表できる。計画したソフトウェアを完成させ,結果をまとめて発表できる。計画したソフトウェアの基本となる部分を完成させ,結果をまとめて発表できる。計画したソフトウェアを完成できず,結果をまとめて発表できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
ソフトウェア開発手法を学びながら,一つの課題を半年間かけて完成させる。ソフトウェアとハードウェアを利用した適切な方法を用いて成果を求め,その成果をまとめて発表する。その開発過程を通してプログラム開発に必要な基礎的能力を身に付ける。
授業の進め方・方法:
各自一つのソフトウェア開発課題を決定し,半年かけてソフトウェアを完成させる。ソフトウェア開発手法の流れに基づき,計画書,仕様書,設計書を作成し,プログラム開発を進める。ソフトウェアとハードウェアを利用した適切な方法を用いて課題に取り組み,試作プログラムを作成して機能の確認を行い,その内容を発表する。問題点等をチェックした後,追加修正を行って最終プログラムを完成させ,結果をまとめて発表する。
注意点:
本科目は「45単位時間の学習で1単位とする」科目である。従って,30単位時間の授業と,授業以外に15単位時間の学習が必修となる。これらの学習については,指導教員の指示に従って取り組むこと。プログラム開発に使う言語をあらかじめ調べておき,準備しておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
・授業の概要
2週 演習
・課題の選択と調査
・実施計画書の作成
3週 演習
・実施計画書発表とディスカッション
4週 演習
・仕様の分析と要求仕様書の作成
5週 演習
・システム設計
6週 演習
・試作プログラムの作成
7週 演習
・試作プログラムの作成
8週 演習
・試作プログラムの作成
4thQ
9週 演習
・試作プログラムの発表
10週 演習
・プログラムの追加と修正
11週 演習
・プログラムの追加と修正
12週 演習
・プログラムの仕上げ
13週 演習
・プログラムの最終発表
14週 演習
・最終報告書作成
15週 予備日・レポート指導
・まとめの報告書作成
16週 予備日・レポート指導
・報告書提出

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合02000800100
基礎的能力0000000
専門的能力02000800100
分野横断的能力0000000