化学Ⅱ

Course Information

College Tsuyama College Year 2017
Course Title 化学Ⅱ
Course Code 0005 Course Category General / Compulsory
Class Format Lecture Credits School Credit: 2
Department Department of Mechanical Engineering Student Grade 3rd
Term Year-round Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 教科書:文部科学省検定済教科書「化学」(東京書籍) 参考書:ダイナミックワイド 図説化学(東京書籍)
Instructor HIROKI Kazuaki,MORITOMO Hiroki

Course Objectives

1.イオン結合・共有結合・金属結合がどんなものか説明できる。
2.気体の状態方程式がどんなものか説明でき,その計算ができる。
3.コロイドの運動学的性質(ブラウン運動など)を説明できる。
4.有機化合物の構造と官能基,化合物の合成法について説明できる。
5.目的応じて器具・試薬を使って実験し,レポートを作成できる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1イオン結合・共有結合・金属結合について,結合の原理を理解し,具体例を挙げて説明できる。イオン結合・共有結合・金属結合について,具体例を挙げて説明できる。イオン結合・共有結合・金属結合について説明できない。
評価項目2気体の状態方程式を導出でき,記述される現象について説明し,またその計算ができる。気体の状態方程式で記述される現象について説明でき,またその計算ができる。気体の状態方程式の計算ができない。
評価項目3有機化合物の結合・構造・官能基および代表的な化合物の合成法について具体例を挙げて説明できる。有機化合物の構造と官能基,代表的な化合物の合成法について具体例を挙げて説明できる。有機化合物の構造と官能基,代表的な化合物の合成法について説明できない。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
化学Ⅰに引き続いて,様々な化学的現象を理解するための基礎的素養を教授する。化学結合,生命と密接に関係する有機化合物,さらに気体や溶液の性質等を学ぶ。
Style:
一週2単位時間を2時限連続で,原則として各HRで行う。板書中心の講義であるが,適宜化学実験を行い,実験結果をまとめ,考察したレポートの提出を義務付ける。必要に応じて,基礎的な問題に対する小テストを課す。
Notice:
※本科目は環境エネルギー人材育成関連科目である。
元素記号,化学式,量の単位など、教員から指示された基礎事項は憶える。
記憶に頼って済ませようとせず,きちんと理解して応用力をつけようという努力がまず必要である。再試験は行わない。チャンスはそう多くない事を知って欲しい。
レポ-トは提出期限を守り,けじめを身につけること。
遅刻の取扱については,その時限の1/2(ただし化学実験は,安全上の理由により開始10分後)を越えたとき,その時限を欠課とするので注意すること。また遅刻は累積5回で欠課1時限とカウントする。
なお講義への不参加も欠課とカウントする場合がある。

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 前期ガイダンス,物質量と化学反応
2nd 物質量と化学反応
3rd 物質量と化学反応
4th 物質の状態〔物質の三態変化〕
5th 物質の状態〔気体と溶液の性質〕
6th 物質の状態〔気体と溶液の性質〕
7th 物質の状態〔固体の構造〕
8th 前期中間試験
2nd Quarter
9th 試験返却と解説
10th 化学反応とエネルギー〔熱および光と化学反応の関係〕
11th 化学反応とエネルギー〔熱および光と化学反応の関係〕
12th 化学反応とエネルギー〔熱および光と化学反応の関係〕
13th 化学反応の速さ〔反応速度と化学平衡〕
14th 化学反応の速さ〔反応速度と化学平衡〕
15th 前期末試験
16th 試験返却と解説
2nd Semester
3rd Quarter
1st 後期ガイダンス,有機化合物の特徴と分類
2nd 脂肪族炭化水素〔飽和炭化水素〕
3rd 脂肪族炭化水素〔不飽和炭化水素〕
4th 官能基と酸素を含む有機化合物〔アルコールとエーテル〕
5th 官能基と酸素を含む有機化合物〔アルコールとエーテル〕
6th 官能基と酸素を含む有機化合物〔カルボン酸とエステル〕
7th 官能基と酸素を含む有機化合物〔カルボン酸とエステル〕
8th 芳香族化合物〔芳香族炭化水素〕
4th Quarter
9th 後期中間試験
10th 試験返却と解説
11th 芳香族化合物〔酸素・窒素を含む芳香族化合物〕
12th 化学実験①
13th 化学実験②
14th 化学実験③
15th 学年末試験
16th 試験返却と解説

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他課題小テストTotal
Subtotal70000002010100
基礎的能力70000002010100
専門的能力000000000
分野横断的能力000000000