Course Objectives
学習目的:現象を「物質」という視点で捉え,化学の知識を工学など他分野に応用するセンスを磨く。
到達目標
1.代表的な金属や,プラスチックなど有機材料について,その性質,用途,またその再利用など生活とのかかわりについて理解する。
2.医薬品・洗剤・食品添加物等,化学物質の有効性と環境リスクについて理解する。
3.化学の観点から、環境・エネルギー問題について理解する。
Rubric
| 優 | 良 | 可 | 不可 |
評価項目1 | 代表的な材料について構造を理解し,性質や用途について具体例を挙げて説明できる。 | 代表的な材料について,性質や用途について具体例を挙げて説明できる。 | 代表的な材料について,性質や用途について説明できる。 | 代表的な材料について,性質や用途について説明できない。 |
評価項目2 | 生命と物質の関わりについての原理を理解し,具体例を挙げて説明できる。 | 生命と物質の関わりについて具体例を挙げて説明できる。 | 生命と物質の関わりについて説明できる。 | 生命と物質の関わりについて説明できない。 |
評価項目3 | 物質という観点から環境・エネルギーの問題について具体例を挙げて議論でき,自らの意見が言える。 | 物質という観点から環境・エネルギーの問題について具体例を挙げて議論できる。 | 物質という観点から環境・エネルギーの問題について議論できる。 | 物質という観点から環境・エネルギーの問題について議論できない。 |
Assigned Department Objectives
Teaching Method
Outline:
一般・専門の別:一般
学習の分野:共通・基礎
必修・必履修・履修選択・選択の別:選択
基礎となる学問分野:無機化学・有機化学・物理化学
学習・教育目標との関連:本科目は一般科目学習目標「(1)実践的技術と工学の基礎を学び,深く専門の学芸・技術を身につける。」および「(2)自律の精神を求め,創造性を身につける。」に相当する科目である。
技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分野の知識を修得し,説明できること」である。
授業の概要:化学I・化学Ⅱを基礎として,さらに進んだ講義を行う。テーマは身のまわりの化学。生命や医薬,材料、環境やエネルギー,先端家電から料理まで,ありとあらゆるものを化学の知識で読み解いていく。
Style:
授業の方法:身のまわりにある現象を化学の目で解き明かす方法を講義と実演で解説する。化学史・技術史の話題も提供する。適宜レポートを提出させ,理解を深めさせるともに,評価を行う。本科目は前期開講科目である。
成績評価方法:定期試験は行わない。そのかわり調査・発表とレポートを課す。評価は発表(50%)し,レポート(50%)として100点満点で評価する。
Notice:
履修上の注意:本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あたり授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。
履修のアドバイス:化学I・化学Ⅱを履修してみて,化学が面白い・化学をもっと知りたいと思った者に履修を勧める。
基礎科目:化学I(全学科2年),化学II(全学科3年)
関連科目:化学I(全学科2年),化学II(全学科3年),物理II(全学科2年),生命科学I(全学科4年)
受講上のアドバイス:※本科目は環境ならびにエネルギー人材育成関連科目である。
身のまわりの一見,化学とは関係ないと思われる現象に化学の「種」を見つけるセンスを磨け。化学の種を見つけたら,それがどんなものか,興味を持って調べてみよ。その問題点や疑問点を探り,解決策を考えてみよ。現在の化学について自ら考え,未来の化学について独自の意見を持って行動する事が何より重要である。
レポ-トは提出期限を守り,けじめを身につけること。
遅刻の取扱については,その時限の1/2を越えたとき,その時限を欠課とするので注意すること。また遅刻は累積5回で欠課1時限とカウントする。
なお講義への不参加も欠課とカウントする場合がある。
Course Plan
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Theme |
Goals |
1st Semester |
1st Quarter |
1st |
ガイダンス/みんなのための化学 |
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2nd |
台所の化学1 |
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3rd |
台所の化学2 |
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4th |
薬と毒の化学1 |
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5th |
薬と毒の化学2 |
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6th |
光・電気と化学1 |
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7th |
光・電気と化学2 |
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8th |
金属・セラミックスの化学 |
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2nd Quarter |
9th |
繊維と衣服の化学 |
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10th |
犯罪捜査の化学1 |
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11th |
犯罪捜査の化学2 |
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12th |
生命の化学1 |
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13th |
生命の化学2 |
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14th |
環境・エネルギーと化学1 |
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15th |
環境・エネルギーと化学2 |
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16th |
未来の化学 |
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Evaluation Method and Weight (%)
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 相互評価 | 自己評価 | 課題 | Total |
Subtotal | 0 | 50 | 0 | 0 | 0 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 50 | 0 | 0 | 0 | 50 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |