設計製作課題演習

Course Information

College Tsuyama College Year 2019
Course Title 設計製作課題演習
Course Code 0032 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Seminar Credits Academic Credit: 4
Department Department of Mechanical Engineering Student Grade 4th
Term Year-round Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 各教員指定の書籍,インターネット,物理や専門の教科書,専門参考書,友人など,自分の周辺が全て教材である。
Instructor INOUE Hiroyuki

Course Objectives

学修目的
前期が機械工学科開講学科横断創造演習よりテーマ選択を行い,昨年度の機械創造演習Ⅱテーマに対し達成状況を認識し,新たな目標設定を達成することを目的に行う。それによりエンジニアリングデザイン能力,チームワーク力,リーダーシップを身につける。
後期3時間は,与えられた課題を自発的に解決することにより,感動と同時に取り組む姿勢,グループ作業の大切さを知る。

到達目標
◎1.解決すべき課題を見つけ,解決のために必要な情報収集・分析・整理して解決行動を提案できる.
◎2.情報を収集・分析し,適正に判断し,情報の加工・作成・整理,発信ができる.得られた情報を理解し,効果的に創造的に活用することができる.
◎3.組織力を身に付け,集団の中で合意形成のための基礎的技術を理解して,問題解決,アイディア創造等の活動ができる。
◎4.他のメンバーの意見を尊重し,コミュニケーションをもって共同作業ができる。
◎5.他のメンバーに対して,技術の指導,協調行動が促すことができる。

Rubric

不可
評価項目1組織やチームの目標や役割分担を理解し,役割を超えた行動をとることができる。チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し,自分の感情の抑制,コントロールをし,他者の意見を尊重し,適切なコミュニケーションを持つとともに,当事者意識をもち協調して共同作業を進めることが十分できる。チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し,自分の感情の抑制,コントロールをし,他者の意見を尊重し,適切なコミュニケーションを持つとともに,当事者意識をもち協調して共同作業を進めることがほぼできる。左記に達していない。
評価項目2組織として目指す方向性を示し,行動の規範を示しながら,チームとしての成果を生み出していくことができる。自らの行動の模範を示すことができ,他者に対して適切な協調行動を促し,共同作業を進めることが十分できる。自らの行動の模範を示すことができ,他者に対して適切な協調行動を促し,共同作業を進めることがほぼできる。左記に達していない。
評価項目3解決すべき課題を見出し,収集した情報を活用して,解決するための行動を複数提案するとともに,状況に応じた最適な解決行動を判断できる。解決すべき課題を自ら見出し,収集した情報を分析・整理して,解決するための行動を提案できる。解決すべき課題を自ら見出し,解決するための行動を提案できる。左記に達していない。
評価項目4得られた情報を分析,適正に判断・整理し,また自ら加工・作成・発信できるとともに,これらの情報の最も効果的な活用方法を提案,実行できる。得られた情報を活用するとともに,自ら情報の加工・作成・整理・発信ができる。情報収集をすることができる。左記に達していない。
評価項目5組織・集団の中での合意形成を率先して進めることができ,問題解決のための具体的な行動を指導的に進めることができる。組織・集団の中で合意形成する手段を身に付けていて,問題解決のための具体的な行動が取れる。組織・集団の中で問題解決のための具体的な行動が取れる。左記に達していない。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
一般・専門の別:専門

学習の分野:実験・実習

必修・履修・履修選択・選択の別:必修

基礎となる学問分野:総合系,理工系を中心に全領域

学習・教育目標との関連:本科目は機械工学科学習目標「(4) 自発的学習を含む学習を通じ,創造的,主体的,積極的にモノつくりに取り組み,学んだ技術・知識を具体的なモノつくりに応用できる能力を身につける。」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(D)課題解決能力の育成、D-1:学内外で得た科学・技術に関する知識や種々の情報を用い,問題を明確にとらえ,複数の解決策を考え出し,それらの解決策を多面的に評価し,適切な解決策や方法を見つけ,示せること」であるが,付随的には「A-3」,「C-1」,「D-3」,「F-1」にも関与する。

授業の概要:これまでの学習成果や学内・外で得た知識,技術,情報,及びそれらに基づき培われた問題解決能力を活かして,設定された課題に取り組む。課題の内容は卒業研究にそのままつながることもあり得る。
Style:
授業の方法:前期は,前期は,これまでに培った問題発見能力や問題解決能力を活かし,設定された課題に取り組む。後期は,各指導教員の下で課題ごとに主体的に実験または解析的研究を行う。選択テーマ領域を,ゼミナール,文献調査,個人学習を通して,常に考えながら研究目的や研究の背景の理解を深めていく。取組みの中で,工学的研究の進め方,科学技術論文の書き方,発表・討論の仕方を習得する。

成績評価方法:
前期:報告書の評価(40%),最終報告書の評価(40%),日報(20%)⇒評価結果1
なお,最終成果に対する評価には,時間割以外の時間も含めた自発的な取り組み状況(遅刻や欠席の状況を含む)やコミュニケーションへの取り組みの状況に対する評価が含まれる。
後期:報告書の成果(40%),プレゼンテーションの評価(40%),日報(20%)⇒評価結果2
最終評価は,評価結果1と2を平均して100点満点で評価し,60点以上を合格とする。
Notice:
履修上の注意:本科目は授業時間以外の自発的学習を含む科目であり,週2単位時間の時間数に対して4単位が設定されている。したがって,授業時間以外の自己学習が必要である。また,学年の課程修了のためには本科目の履修(欠席時間数が所定授業時間数の3分の1以下)が必須である。

履修のアドバイス:前期に実施する学科横断創造演習テーマの継続内容では,残された半期で課題を設定し,達成できるように取り組むことを目的としている。積極的な姿勢で課題に取り組むことが大切。

基礎科目:これまでに学習した機械工学に関する全科目

関連科目:機械工学実験実習Ⅳ(4年),Ⅴ(5),応用機械設計(5),卒業研究(5)

受講上のアドバイス:昨年度の機械創造演習Ⅱで身につけた知識,技術をチームメイトと共有し(チームワーク力の向上),場合によっては後輩に対して技術の指導,協調行動が促す(リーダーシップ力)ことができる工夫をしてほしい。創造する楽しさを知り,感動して欲しい。そのためには自主的な行動が必要である。なお,遅刻の扱いについては,各担当教員の指示によるものとする。

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ガイダンス
2nd テーマについての説明と配属
3rd 配属先テーマにおける半期内容のガイダンス
4th テーマの内容について調査・検討
半期の達成目標の決定
5th テーマの内容について調査・検討半期の達成目標の決定
6th 演習計画を策定
7th 演習計画書の作成・提出
8th 学習および製作・実験など各テーマの実現に向け作業開始
2nd Quarter
9th 学習および製作・実験など各テーマの実現に向け作業開始
10th 学習および製作・実験など各テーマの実現に向け作業開始
11th 学習および製作・実験など各テーマの実現に向け作業開始
12th 学習および製作・実験など各テーマの実現に向け作業開始
13th 成果のまとめ
14th 最終報告書の作成
15th 前期期末試験
16th 最終報告書の作成・提出
2nd Semester
3rd Quarter
1st 後期ガイダンス〔テーマ説明と希望テーマ・アンケートの実施〕
2nd 各指導教員から課題テーマとその進め方に関する説明を聞き,着手する課題テーマを決める。テーマごとに配属学生数には制限があるので,配属はアンケートにより決める。
3rd 担当教員の指導のもとに自主的に学習を開始する。
4th 課題に対する情報収集,文献調査,アイディア創出,実施計画の立案から作業日誌の作成。
5th 課題に対する情報収集,文献調査,アイディア創出,実施計画の立案から作業日誌の作成。
6th 課題に対する情報収集,文献調査,アイディア創出,実施計画の立案から作業日誌の作成。
7th 情報リテラシー教育
8th 課題に対する情報収集,文献調査,アイディア創出,実施計画の立案から作業日誌の作成。
4th Quarter
9th キャリア教育
10th 課題に対する情報収集,文献調査,アイディア創出,実施計画の立案から作業日誌の作成。
11th 課題に対する情報収集,文献調査,アイディア創出,実施計画の立案から作業日誌の作成。
12th 課題に対する情報収集,文献調査,アイディア創出,実施計画の立案から作業日誌の作成。
13th プレゼンテーション準備
14th プレゼンテーション
15th 学年末試験
16th 報告書の作成

Evaluation Method and Weight (%)

報告書(前期)最終成果(前期)日報 (前期)報告書(後期)プレゼンテーション(後期)日報 (後期)Total
Subtotal202010202010100
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力202010202010100