科学技術作文

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 科学技術作文
科目番号 0040 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 中島利勝他『知的な科学・技術文章の書き方 実験リポート作成から学術論文構築まで』コロナ社、1996年
担当教員 角谷 英則,山口 大造,眞鍋 由雄,野村 健作,菊地 洋右

到達目標

学習目的:自己表現の技術として不可欠な日本語による文章表現の作法(英語要旨の作成を含む)までを概括的に学習し,そのトレーニングを行う.

到達目標:情報を収集・分析し,適正に判断し,情報の加工・作成・整理,発信ができる.得られた情報を理解し,効果的創造的に活用することができる.

ルーブリック

不可
評価項目1十分に授業に参加すること2/3以上の授業に参加すること2/3以上の授業に参加すること10時限をこえて欠席すること
評価項目2指示に十分に従ったレポートを提出すること指示にある程度従ったレポートを提出すること指示に最低限したがったレポートを提出すること指示に従ったレポートを提出しない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:一般 学習の分野:日本語

必修・必履修・履修選択・選択の別:必履修

基礎となる学問分野:全分野

学科学習到達目標との関連:本科目は一般科目学習目標「(3)生きるための活力と, その自由な表現力を身につける」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育目標は「(F)コミュニケーション能力,プレゼンテーション能力の育成」「F-1:日本語による発表や討論・記述をとおして,自分の考えを相手に表現できること」である。付随的にはF(F-2)も関与する。

授業の概要:基本的な日本語の文章作成から科学的・学術的文章の作法(英語要旨の作成をふくむ)までを概括的に学習し,そのトレーニングをおこなう。
授業の進め方・方法:
授業の方法:テキストにそいながら基本的な知識についての確認をおこない,それを随時実施する演習によって確認することで進行する。

成績評価方法:随時提出をもとめる課題によって評価する(100%)。前期に終了する電子制御工学科,情報工学科については,後期中に特別補習を実施し,その後の課題提出により再評価をおこなう(100%)。
注意点:
履修上の注意:なし

履修のアドバイス:積極性をもって講義に関わることが肝要である。

基礎科目:国語I(1年),国語II(2),国語III(3) 関連科目:国語IV(4年)

受講上のアドバイス:本講義でおこなう演習の成否は受講態度がおおきく左右することをとくに念頭において参加してほしい。遅刻に対するペナルティについては,担当教員の指示をきくこと。また指定教科書はかならず事前に購入すること。テキストの準備がないものの受講はみとめない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 導入:授業の全体の概要について
2週 文章表現上の基本ルール(解説・演習)
3週 要約による読解と表現1(演習)
4週 要約による読解と表現2(演習)
5週 論文的な文章の一般的な特徴と倫理規範(解説)
6週 技術系作文の具体的技術(解説・演習)
7週 実験リポートの書き方(解説・演習)
8週 (中間試験)
4thQ
9週 工学系論文の基本構成
10週 謝辞・参考文献・脚注(解説)
11週 図の作成法と作図力学(解説)
12週 図の作成法と作図力学(演習)
13週 表の種類と作成(解説・演習)
14週 工学系論文概要の書き方(日本語・英語)(解説)
15週 (前期末試験)
16週 工学系論文概要の書き方(日本語・英語)(演習)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価自己評価課題小テスト合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力00001000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000