学外実習B

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 学外実習B
科目番号 0070 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 竹村 明洋

到達目標

学習目的:企業での実習を通して学校の授業では得られない実践的な技術に触れるとともに,指導者との意見交換や報告書の作成を通じて組織的取り組みの中で,コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を高める。

到達目標:
◎1.組織の中で周囲と協調して仕事を進めることができる。
◎2.得られた成果についてわかりやすく口頭発表し,質疑に対して適切に応答できる。
◎3.これまでに学んだ知識と企業活動等との関わりについて理解し,自らのキャリアデザインに活かすことができる。
◎4.技術者の社会に対する責任について理解できる。

ルーブリック

不可
評価項目1組織の中で周囲と協調して主体的に仕事を進めることができる。組織の中で周囲と協調して仕事を進めることができる。仕事を進めるにあたり,組織のルールを守ることができる。左記に達していない。
評価項目2得られた成果について,パワーポイント等を用いて効果的にまとめ,自らの言葉でわかりやすく説明できる。また,質疑の意図を理解した的確な応答ができる。得られた成果について,パワーポイント等を用いて整理し,わかりやすく説明できる。また,質疑に対して適切に応答できる。得られた成果について,パワーポイント等を用いて整理し,説明できる。また,質疑に対して応答できる。左記に達していない。
評価項目3これまでに学んだ知識と企業活動等との関わりについて十分に理解し,自らのキャリアデザインと継続的な自己研鑽に活かすことができる。これまでに学んだ知識と企業活動等との関わりについて理解し,自らのキャリアデザインに活かすことができる。これまでに学んだ知識と企業活動等との関わりについて漠然と理解し,自らのキャリアを想像できる。左記に達していない。
評価項目4 技術者の社会に対する責任ついて十分に理解し,関連する法令やモラルも含めて具体的に説明できる。技術者の社会に対する責任について理解し,具体例を挙げて説明できる。技術者が社会に対して責任を負っていることを理解している。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:専門

学習の分野:実験・実習

必修・履修・履修選択・選択の別:選択

基礎となる学問分野:工学/機械工学

学科学習目標との関連:本科目は機械工学科学習目標「(3) 設計製図,実験・実習等の体験的学習を通じて,知識理解を深化させると同時に,実験の遂行能力,データの解析能力および考察能力を身につける」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(F)コミュニケーション能力,プレゼンテーション能力の育成,F-1:日本語による発表や討論・記述をとおして,自分の考えを相手に表現できること」であるが,付随的には「D-3」,「F-2」,「H-1」にも関与する。

授業の概要:実際の実務の現場で実習を行うことによって,社会のニーズを肌で感じ,技術者としての素地を高めるとともに,報告書の作成・プロジェクター等を用いての成果発表を通してプレゼンテーション能力を高める。
授業の進め方・方法:
授業の方法:夏季休業期間など学業に差し障りのない期間を利用して学外の企業等で実習を行う。実習終了後,実習報告書を提出し,別途定める日程で開催される報告会で実習内容を発表する。事前の指示事項・報告書の作成・プレゼンテーションについては各自配属された指導教員の指導下で行う。

成績評価方法:1日の履修時間の上限を8時間とし60時間以上の履修が必要である。これを前提として以下の評価を行う。実習証明書記載の派遣先による評価(30%),実習報告書(30%),プレゼンテーション内容(40%)で評価する。履修時間が不足するとき54時間以上履修している場合には学内措置を実施することがある。詳細はガイダンスで説明する。
注意点:
履修上の注意:実習期間中は障害保険および賠償責任保険に必ず加入すること。実習証明書と学外実習報告書の提出ならびに報告会での実習内容の発表が必須である。選択科目(自発的学習科目を除く)のうち認定できる単位数は,専門科目については学外実習AまたはBを含めて6単位以内である。実習は原則として学業に差障りのない期間とする。

履修のアドバイス:実習終了後に実習報告書の提出と報告会があることを当初から念頭において実習に取り組むこと。

基礎科目:これまでの全専門科目

関連科目:長期インターンシップ(専1)

受講上のアドバイス:実習中は,学生らしい服装をし,初日と最終日は整った服装(スーツなど)で出社すること。また,社内規律,作業内規等の規律に従うこと。実習期間中はこまめにメモを取ること。その日の実習内容をまとめておかないと,報告書の作成ができないので注意すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 実習期間は夏季休業中など学業に差し障りのない期間であり,詳細な日程は受け入れ先によって異なる.大まかな日程は以下の通り.

(実習前)
・ガイダンス(履修に関する詳細説明が全学科共通の日程で実施されるので必ず参加すること。)(2時間)
・受入先企業一覧の掲示
・派遣先の決定および指導教員の決定
・指導教員による事前指導

(10日間)
・学外における実習(60時間)

(実習後)
・指導教員への報告および発表準備,報告書作成(8時間)
・学外実習報告会(2時間)
・学外実習報告書提出
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

派遣先企業評価発表報告書合計
総合評価割合304030100
基礎的能力0000
専門的能力0000
分野横断的能力304030100