到達目標
1.日本の公害について説明でき,公害・環境汚染の防止策について説明できる。
2.地球を取り巻く種々の環境問題について,機構などを説明できる。
3.エネルギー資源問題について説明できる。
4.環境改善や環境保全のための技術を説明できる。
5.複合的な工学課題や需要に適合したシステム・構成要素・公定の設計に取り組むことができる。
6.現状と目的を把握し,その乖離の中に課題を見つけ,課題の因果関係や優先度を理解し,そこから主要な原因を見出し,解決行動を提案できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | (可) | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 日本の公害について説明でき,公害・環境汚染の防止策について説明できる。 | 日本の公害について説明でき,公害の防止策について説明できる。 | 日本の公害について説明できる。 | 日本の公害について説明できない。 |
評価項目2 | 地球を取り巻く種々の環境問題について,機構などを説明できる。 | 地球を取り巻く種々の環境問題について説明できる。 | 環境問題について説明できる。 | 環境問題について説明できない。 |
評価項目3 | エネルギ・資源問題について説明でき,その対策について説明できる。 | エネルギ・資源問題について説明できる。 | エネルギ問題について説明できる。 | エネルギ問題について説明できない。 |
評価項目4 | 環境改善や環境保全のための技術を説明でき,その対策について説明できる。 | 環境改善や環境保全のための技術を説明できる。 | 環境保全のための技術を説明できる。 | 環境保全のための技術を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
日本および世界的に問題となっている環境問題,エネルギー問題についての歴史および現状について学習し,環境改善や環境保全のための技術について講義を行うことにより,技術者としての自覚を養成する。基礎科学に対応する学問であり,科学的思考を養う。
授業の進め方・方法:
パワーポイントや各種のメディア,板書を中心に授業を進める。時事の出来事に関連した課題レポート(通常10回)を基にして,教員および学生間の議論(プレゼンテーション含む)に多くの時間を割り当てながら授業を進める。このことで,技術的な手法の理解度を高めるとともに,学生の技術者としての環境問題に対する自覚を養成する。
注意点:
本科目は,環境教育ならびに原子力コア人材育成関連科目である。身近な環境問題から,産業界の活動,エネルギー問題について常日頃から関心を持つことが大切であり,意識だけでなく行動力を発揮することを期待します。「雑談の中の耳学問」が社会に出て役立つ。15分を遅刻した場合には欠課とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス・総論 |
公害としての騒音について説明できる
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2週 |
騒音 |
騒音対策について説明できる
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3週 |
超低周波音 |
超低周波音対策について説明できる
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4週 |
公害振動 |
公害振動対策について説明できる
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5週 |
水質汚濁 |
水質汚濁対策について説明できる
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6週 |
水質汚濁 |
水の放射能汚染対策について説明できる
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7週 |
大気汚染 |
大気汚染対策について説明できる
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8週 |
大気・土壌汚染 |
大気と土壌の放射能汚染対策について説明できる
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4thQ |
9週 |
地盤沈下 |
地盤沈下対策について説明できる
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10週 |
悪臭・土壌汚染 |
自動車排ガスとその対策(触媒)について説明できる
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11週 |
土壌汚染 |
土壌汚染対策について説明できる
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12週 |
廃棄物・自然環境 |
廃棄物の処理技術について説明できる
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13週 |
自然破壊・地球環境 |
地球温暖化問題とエネルギ・資源について説明できる
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14週 |
環境影響評価法 |
環境影響評価法について説明できる
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15週 |
総括 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 発表 内容 | スライド内容 | ディスカッションへの取組姿勢 | レポート内容 | 小テスト | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 20 | 20 | 20 | 40 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 20 | 20 | 20 | 40 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |