機械設計

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 機械設計
科目番号 0098 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実技 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 必要に応じてプリント配布/「機械設計技術者資格試験問題集」(日本機械設計工業会)
担当教員 佐藤 紳二

到達目標

学習目的:機械設計技術者試験3級に合格するとともに,機械設計に関する基礎事項を修得する。

到達目標:
1. 機械設計技術者3級試験に合格する。
2. 機械設計に関する各科目の基礎事項をバランス良く理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1機械設計技術者3級試験に合格する。機械設計技術者3級試験に合格できない。
評価項目2機械設計に関する各科目の基礎事項をバランス良く理解し,説明することができる。機械設計に関する各科目の基礎事項を理解していない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:専門・設計と生産・管理

必修・履修・履修選択・選択の別:選択

基礎となる学問分野:工学/機械工学/設計工学・機械機能要素・トライポロジー

学科学習目標との関連:本科目は機械工学科学習目標「(2) エネルギーと流れ,材料と構造,運動と振動,設計と生産・管理,情報と計測・制御,機械とシステムに関する専門技術分野の知識を修得し,工学現象の解析や機械の設計・製作に応用できる能力を身につける。」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識の深化、A-2:「材料と構造」,「運動と振動」,「エネルギーと流れ」,「情報と計測・制御」,「設計と生産・管理」,「機械とシステム」に関する専門技術分野の知識を修得し,説明できること」であるが,付随的には「D-1」にも関与する。

授業の概要:機械設計技術者3級合格という具体的な目標を設定し,試験実施科目について基礎事項を解説,学習の仕方等を指導し,また受験手続きの指導と受験のアドバイスを行う。
授業の進め方・方法:
授業の方法:問題演習を中心に各自の能力に応じて自主的に学習を行う。また受験手続きの指導と受験のアドバイスを行う。

成績評価方法:機械設計技術者3級試験に合格した者は,担当教員に申し出るとともに学年末試験の最終日までに教務係へ単位取得申請を行うこと。教務委員会で単位認定を審議し,合・否で評価する。
注意点:
履修上の注意:所定の期日までに,選択科目履修願を提出すること。また本科目は資格取得による科目であり,単位の取得には単位取得申請手続きを行うことが必要である。選択科目(自発的学習科目を除く。)の内,単位審査委員会で認定できる単位数は,専門科目については学外実習AまたはBを含む6単位以内(一般科目については4単位以内)である。

履修のアドバイス:説明会に出席して履修に関する注意事項を良く理解すること。

基礎科目:これまでの全専門科目
関連科目:応用機械設計(M5年),設計工学(S5),制御工学(C4)など

受講上のアドバイス:機械設計に関する各科目の基礎事項をバランス良く理解することが重要である。目標をしっかり自覚し,不断の努力を要する。受け身の姿勢では資格試験に合格できない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週  ガイダンス,機構学・機械要素設計に関する例題解説と演習
2週
3週
4週  機械力学に関する例題解説と演習
5週
6週  流体工学に関する例題解説と演習
7週
8週
2ndQ
9週  熱力学に関する例題解説と演習
10週
11週
12週  制御工学に関する例題解説と演習
13週
14週  工業材料に関する例題解説と演習
15週
16週
後期
3rdQ
1週  受験手続きの指導と受験に向けてのアドバイス
2週  工作法に関する例題解説と演習
3週
4週  材料力学に関する例題解説と演習
5週
6週  機械製図に関する例題解説と演習
7週
8週
4thQ
9週  本年度の機械設計技術者3級試験で実施された各科目の問題について解説
10週
11週
12週
13週
14週
15週  単位審査申請に関する指導
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

民間試験の合格発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000