生命科学Ⅰ

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 生命科学Ⅰ
科目番号 0041 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気電子工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 図説:スクエア最新図説生物(第一学習社)
担当教員 前澤 孝信

到達目標

1. 生物の共通性と多様性について理解している。
2. あらゆる生物に共通した遺伝情報であるDNAの性質と進化の関係について理解している。
3. 個体の維持や繁殖の方法を理解している。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1生物の共通性と多様性についてDNAの特徴を捉えながら説明できる生物の共通性と多様性について説明できる生物の共通性と多様性について説明できない
評価項目2あらゆる生物に共通した遺伝情報であるDNAの性質と進化の関係について遺伝子変異を交えて説明できるあらゆる生物に共通した遺伝情報であるDNAの性質と進化の関係について説明できるあらゆる生物に共通した遺伝情報であるDNAの性質と進化の関係について説明できない
評価項目3個体の維持や繁殖の方法を無性生殖、有性生殖の長所・短所を挙げながら説明できる個体の維持や繁殖の方法を説明できる個体の維持や繁殖の方法を説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
20世紀後半の分子生物学の進歩によって, 遺伝子, 分子, 細胞レベルで生命現象を捉える生命科学が発展してきた。いまや生命科学は, 生物学や物理学, 化学など基礎的分野をはじめ, 工学や医学など応用的分野を含む統合的な学問領域となっている。本講義では, 生命科学の基本について生物学を中心に解説する。
授業の進め方・方法:
教科書に沿って, 図・表などの資料をプロジェクターにより投影, あるいは板書により解説しながら要点を解説する。適時, 授業内容に即したレポート課題を出し, 復習と自主学習を促す。なお,本科目は後期開講科目である。複数回のレポートの内容にて評価する。レポート課題は期限を厳守すること。
注意点:
レポート課題は期限を厳守すること。授業の時間の半分を経過した時点で欠席として扱う。講義やそれに関連したことで疑問があれば,積極的に質問し,理解を深めて欲しい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス/生物学の紹介
2週 生命の設計図
3週 セントラルドグマ
4週 遺伝暗号
5週 遺伝子
6週 細胞の構造
7週 DNA複製
8週 進化
4thQ
9週 生殖による次世代の産出
10週 個体の生物学
11週 個体発生1
12週 個体発生2
13週 遺伝学
14週 生命を支える生体エネルギー
15週 生態系
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度レポートその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力00001000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000