人間と文学

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 人間と文学
科目番号 0047 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気電子工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:シェイクスピア・河合祥一郎『新訳 マクベス』角川文庫 / 参考書:バイロン『マンフレッド』岩波文庫,ニーチェ『善悪の彼岸』など
担当教員 山口 裕美

到達目標

学習目的:言葉を通して,豊かに考える力を養う。

到達目標:
1. 作家や作品に関する知識を獲得する。
2. 作品を鑑賞し,主題を理解できる。
3. グループでの協力ができる。

ルーブリック

不可
評価項目1作家や作品に関する知識を十分に獲得する。作家や作品に関する知識をおおむね獲得する。作家や作品に関する知識を最低限は獲得する。作家や作品に関する知識を獲得できない。
評価項目2作品を鑑賞し,主題を十分に理解できる。作品を鑑賞し,主題をおおむね理解できる。作品を鑑賞し,主題を最低限は理解できる。作品を鑑賞し,主題を理解できない。
評価項目3グループでの協力が十分にできる。グループでの協力がおおむねできる。グループでの協力が最低限はできる。グループでの協力ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:一般・人文

必修・履修・履修選択・選択の別:履修選択

基礎となる学問分野:人文学/文学・言語学

学科目標との関連:本科目は一般科目学習目標「(3)生きるための活力と,その自由な表現力を身につける」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「B(B-2)地球上の多様な歴史観・文化・習慣の違いを理解し,説明できること」であるが,付随的には「B-1」「B-3」「D-3」にも関与する。

授業の概要:優れた文学作品を解釈・鑑賞しながら,豊かな物の見方や考え方を養う。
授業の進め方・方法:
前期開講科目である。授業は,講義や作品鑑賞もおこなうが,実際に複数のグループを編成し,劇を演じることを中心とする。また,作品の要旨をまとめることを課題とする。

成績評価方法:課題提出25%,小テスト25%,グループ発表30%,相互評価20%で評価をおこなう。定期試験はおこなわない。
注意点:
履修上の注意:本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あたり授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。

履修上のアドバイス:日頃から文章を読み,自分の意見や考えを持つようにする。

基礎科目:国語Ⅰ(1年),国語Ⅱ(2),国語Ⅲ(3)

関連科目:国語Ⅳ(4)

受講上のアドバイス:授業開始後20分を過ぎてからの入室は欠課として扱う。文学作品だけではなく,映画や演劇,アニメーションや漫画に興味をもてるようになること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス / シェイクスピア『マクベス』紹介
2週 『マクベス』鑑賞
3週 ワークショップ1
4週 ワークショップ2
5週 ワークショップ3
6週 グループ発表1
7週 グループ発表2
8週 バイロン『マンフレッド』紹介
2ndQ
9週 ワークショップ4
10週 ワークショップ5
11週 ワークショップ6
12週 グループ発表3
13週 グループ発表4
14週 課題作成
15週 課題提出
16週 まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価課題小テストその他合計
総合評価割合0302025250100
基礎的能力015102525075
専門的能力0000000
分野横断的能力0151000025