通信工学

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 通信工学
科目番号 0055 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気電子工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 プリントを配布
担当教員 嶋田 賢男

到達目標

1. 各種変調方式について説明できる。
2. スミスチャートを用いた伝送線路解析ができる。
3. イミタンスチャートを用いて高周波整合回路が設計できる。

ルーブリック

不可
評価項目1各種変調方式について理解し数式モデルを用いて原理を説明できる各種変調方式について数式モデルを用いて被変調波を表すことができる。各種変調方式の特徴を説明できる。左記に達していない。
評価項目2伝送線路における電圧反射係数,電圧定在波比,入力インピーダンスの定義を理解し,スミスチャートを用いて求めることができ,値の正当性の確認もできる。伝送線路における電圧反射係数,電圧定在波比,入力インピーダンスを理論式とスミスチャートを用いた手法の量手法で求めることができる。伝送線路における電圧反射係数,電圧定在波比,入力インピーダンスを理論式を用いて求めることができる。左記に達していない。
評価項目3イミタンスチャート用いて高周波整合回路の設計ができ,その整合性の評価もできる。イミタンスチャートを用いた高周波整合回路の設計ができる。整合回路設計のためのイミタンスチャートの基本的な使用法について理解している。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
この授業では,電話やテレビなどに用いられている基礎的な通信技術・通信システムの内容を学習する。
授業の進め方・方法:
板書を中心に授業を進め,適宜例題演習を行いながら理解を深めていく。また,授業状況によりレポートを課していく。
注意点:
電気電子工学科は,第二級陸上特殊無線技士,第三級海上特殊無線技士の科目確認校であり,必要な単位を履修し卒業すれば申請により資格取得となる。この科目は,この二つの資格取得のために必要な科目の一つである。
授業で理解できない場合は,そのままにせず教員に聴きにくること。
出欠を行うとき不在であれば遅刻とし,遅刻3回で1欠課とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,通信システムの概要
2週 アナログ信号の変調(振幅変調,角度変調)
3週 アナログ信号の変調(振幅変調,角度変調)
4週 アナログ信号の変調(振幅変調,角度変調)
5週 アナログ信号の変調(振幅変調,角度変調)
6週 アナログ信号の変調(振幅変調,角度変調)
7週 アナログ信号の変調(振幅変調,角度変調)
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 前期中間試験の返却と解答・解説
10週 パルス符号変調
11週 パルス符号変調
12週 パルス符号変調
13週 時分割多重化
14週 周波数分割多重化
15週 前期末試験の返却と解答・解説
16週
後期
3rdQ
1週 伝送線路解析(入力インピーダンス,電圧反射係数,電圧定在波比)
2週 伝送線路解析(入力インピーダンス,電圧反射係数,電圧定在波比)
3週 伝送線路解析(入力インピーダンス,電圧反射係数,電圧定在波比)
4週 スミスチャートを用いた伝送線路解析
5週 通信ケーブル(光ファイバ)
6週 通信ケーブル(光ファイバ)
7週 通信ケーブル(光ファイバ)
8週 後期中間試験
4thQ
9週 後期中間試験の返却と解答・解説
10週 通信ケーブル(同軸線路)
11週 共役整合条件と整合回路
12週 共役整合条件と整合回路
13週 イミタンスチャートを用いた高周波整合回路の設計
14週 イミタンスチャートを用いた高周波整合回路の設計
15週 後期末試験の返却と解答・解説
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度課題その他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000