到達目標
1. これまでに学んだ電気電子工学についての基礎的原理や現象を,実験を通じて理解する。
2. 実験装置や測定機器の操作・取り扱いになれ,安全に実験を行うことができる。
3. 実験テーマの内容を理解し,実験・測定結果をまとめた報告書が作成できる。
ルーブリック
| 優 | 良 | 可 | 不可 |
評価項目1 | これまでに学んできた電気電子工学の内容との関連性を明確にし,実験内容を理解し的確に実験ができる。 | 実験を通してこれまでに学んだ電気電子工学の知識を深めることができる。 | 実験内容とこれまでに学んだ電気電子工学の知識との関係性が見出せる。 | 左記に達していない。 |
評価項目2 | 実験内容を理解し適切に実験装置を選定し,その実験装置を実験に適切な条件に設定でき安全に実験を行える。 | 実験内容を理解し適切に実験装置を選定し,その実験装置を用いて安全に実験が行える。 | 実験装置を用いて安全に実験が行える。 | 左記に達していない。 |
評価項目3 | 実験テーマの内容を理解し,適切に結果をまとめ,その結果についての妥当性評価などについて論理的にまとめられた報告書の作成ができる。 | 実験テーマの内容を理解し,結果を適切にまとめ,その結果についての考察をまとめた報告書の作成ができる。 | 実験結果を適切にまとめた報告書の作成ができる。 | 左記に達していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
座学で学ぶ法則などを実験を通して確認できるように実験項目を設定している。
授業の進め方・方法:
4,5人からなる班に分かれて実験を行う。実験テーマは毎週ことなり班員が協力してその日のうちに実験テーマを完了させる。
実験結果は考察,研究課題を含めた実験報告書の形にまとめて指定された期限内に担当教員に提出する。内容が不十分なときは担当教員により報告書が返却されるので再実験を行うなどして報告書を完成させ再提出する。
注意点:
本科目は実技を主とする科目であるので,学年の課程修了のためには履修・修得が必須である。本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あたり授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス(前期実験説明),電気安全教育 |
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2週 |
三相誘導電動機 |
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3週 |
同期機器 |
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4週 |
インバータ |
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5週 |
レポート作成 |
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6週 |
電子回路シミュレーション1 |
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7週 |
電子回路シミュレーション2 |
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8週 |
論理回路設計1 |
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2ndQ |
9週 |
論理回路設計2 |
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10週 |
ホール素子 |
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11週 |
薄膜測定 |
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12週 |
高電圧実験 |
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13週 |
レポート作成 |
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14週 |
実験予備日 |
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15週 |
実験予備日 上記第1班の例で,ショップ内の4テーマを各班がローテションし,4テーマ毎にショップを移動する。後期も同様 |
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
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2週 |
光通信基礎実験 |
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3週 |
トランジスタの基本特性 |
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4週 |
トランジスタ増幅器1 |
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5週 |
トランジスタ増幅器2 |
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6週 |
マイクロ波の基礎実験 |
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7週 |
半導体レーザーの特性測定 |
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8週 |
太陽電池の基本特性 |
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4thQ |
9週 |
レポート作成 |
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10週 |
DCサーボの特性実験 |
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11週 |
演算増幅器 |
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12週 |
アクティブフィルタの実験 |
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13週 |
レポート作成 |
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14週 |
予備日 |
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15週 |
予備日 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | 報告書 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |