到達目標
1.導電,絶縁,磁性などの物性を説明できる。
2.各用途で用いられる材料の知識を説明できる。
3.単に物性的な特性だけでなく経済性を考慮した材料を説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 導電の物性について,例を挙げて論理的に説明できる。 | 導電材料の物性について例を挙げて説明できる。 | 導電材料の物性について説明できない。 |
評価項目2 | 誘電体材料について例を挙げてその特徴を論理的に説明できる。 | 誘電体材料についてその特徴を論理的に説明できる。 | 誘電体材料について特徴を述べることができず,理解していない。 |
評価項目3 | 磁性材料の特徴を例を挙げて論理的に説明できる。 | 磁性材料の物性と特徴について論理的に説明できる。 | 磁性材料の物性や特徴を説明することができない。 |
評価項目3 | 電界効果トランジスタについて動作原理と特徴を図を用いて説明できる。 | 電界効果トランジスタについて動作原理と特徴を説明できる。 | 電界効果トランジスタについて理解できていない。 |
評価項目3 | レーザについて発光原理とその種類について例を挙げて説明ができる。 | レーザについて発光原理とその種類について説明ができる。 | レーザの発光原理について説明ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
電気電子分野で使用されている主要な材料の基本的な特性と用途を学び,材料の電気的諸特性がどのような機構に基づいて生じるかを学習する。
授業の進め方・方法:
板書を中心に進め,適宜,資料を配布して講義を行う。また,小テストや宿題を課す。
注意点:
本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位当たり授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス・材料科学の基礎 |
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2週 |
金属の導電現象と空孔率 |
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3週 |
格子の粒子数と球の占める体積比 |
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4週 |
導電材料と絶縁材料 |
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5週 |
抵抗材料 |
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6週 |
超伝導体の基本 |
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7週 |
超伝導材料,超伝導材料の応用 |
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8週 |
(前期中間試験) |
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験の返却と解答解説,誘電体の電気的性質 |
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10週 |
誘電体の応用 |
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11週 |
強誘電体と赤外線センサー |
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12週 |
コンデンサ材料 |
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13週 |
絶縁材料 |
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14週 |
液晶材料とLiイオン電池 |
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15週 |
前期末試験の返却と解説 |
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
磁性材料の基礎 |
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2週 |
高透磁率材料 |
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3週 |
永久磁石材料 |
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4週 |
半導体材料の作製方法 |
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5週 |
点接触トランジスタ |
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6週 |
成長型トランジスタ |
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7週 |
MOSFETの作製方法 |
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
後期中間試験の返却と解答解説、C-MOSと電卓 |
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10週 |
ムーアの法則とMOSFETの限界 |
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11週 |
固体レーザとガスレーザ |
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12週 |
化合物半導体とレーザ |
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13週 |
光ディスク材料,太陽電池材料 |
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14週 |
炭素材料の特徴,多孔質炭素材料 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 90 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |