機械材料学Ⅱ

Course Information

College Tsuyama College Year 2017
Course Title 機械材料学Ⅱ
Course Code 0062 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits School Credit: 1
Department Department of Electronics and Control Engineering Student Grade 4th
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 教科書:門間改三,「大学基礎 機械材料 SI単位版」(実教出版) 参考書:鈴村暁男,浅川基男「基礎機械材料」(培風館)など図書館に多くあるので,適宜参照すること。
Instructor

Course Objectives

1.各種実用材料としての鉄鋼材料の性質と用途を説明できる。
2.各種鉄鋼材料の機械的性質と温度の関係を説明できる。
3.非鉄金属材料および非金属材料の性質と用途を説明できる。

Rubric

不可
評価項目1各種実用材料としての鉄鋼材料の性質と用途を理解・説明でき,さらに得た知識を応用することができる。各種実用材料としての鉄鋼材料の性質と用途を理解し説明できる。各種実用材料としての鉄鋼材料の性質と用途を認識している。左記に達していない。
評価項目2各種鉄鋼材料の機械的性質と温度の関係を理解・説明でき,さらに得た知識を応用することができる。各種鉄鋼材料の機械的性質と温度の関係を理解し説明できる。各種鉄鋼材料の機械的性質と温度の関係を認識している。左記に達していない。
評価項目3非鉄金属材料および非金属材料の性質と用途を理解・説明でき,さらに得た知識を応用することができる。非鉄金属材料および非金属材料の性質と用途を理解し説明できる。非鉄金属材料および非金属材料の性質と用途を認識している。左記に達していない。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
機械材料学Ⅰで学んだ鉄と鋼の組織や特性に基づき,各種実用材料としての鉄鋼材料の特性,また合金材料として多用される非鉄金属材料の特性,さらに機械材料としての非金属材料の特性について講義を行う。
Style:
本科目は教科書の内容を中心に,板書やパワーポイントなどを用いて授業を進める。なお,学生の理解度を確認するため適宜質問を行う。また,一層理解度が高まるよう演習問題および課題レポートを課す。また,機械材料学Ⅱでは専門用語が頻出するので,それらの用語に慣れるために平素から学習に努め,機械材料学Ⅰで学んだ内容を復習すること。授業では資料を配布する。配布資料やノートに板書を積極的に行い,日頃から授業に集中する。不定期に行う演習では自筆のノート及び配布資料を参考に解いて良いこととする。ただし,教科書及び参考書を用いることは不可とするので注意する。定期試験への持ち込みは電卓以外原則禁止とするので注意すること。15分以上の遅刻,早退は欠課扱いとする。
Notice:
本科目は機械材料学Iを習得していることを前提として進める。定期試験結果を70%,演習を30%とし,総合計により評価する。再試験は実施しない。

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st ・ガイダンス
2nd ・復習〔鉄鋼材料の金属組織について〕
3rd ・状態図と組織〔炭素鋼のFe-C系状態図〕
4th ・鋼の機械的性質〔引張試験〕
5th ・鋼の機械的性質〔降伏現象と転位,時効〕
6th ・鋼の熱処理〔冷却速度の影響,焼きなまし〕
7th ・鋼の熱処理〔連続冷却変態曲線〕
8th (中間試験)
4th Quarter
9th ・後期中間試験の返却と解説,
・鋼の熱処理〔恒温変態曲線,ベイナイト組織〕
10th ・鋼の熱処理〔焼きならし,焼入れ〕
11th ・鉄鋼材料〔炭素鋼,SS材,冷延鋼板,高強度冷延鋼板〕
12th ・鉄鋼材料〔複合組織鋼,構造用合金鋼〕
13th ・ステンレス鋼〔ステンレス鋼の種類と防食性能〕
14th ・非鉄金属材料[代表的な銅合金とアルミニウム合金]
15th (後期末試験)
16th ・後期末試験の答案返却と解答解説,まとめ

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価自己評価課題小テストTotal
Subtotal70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000