Course Objectives
学習目的: 機械の制御はその制御対象のある基準点からの距離,位置,角度,回転数などを知ることにより可能となる。各種のセンサを使ってこれらの情報を取得し,機械の制御に応用する能力を習得する。さらに,歪み,加速度,温度,光,磁界,超音波等のセンサの原理と活用について学ぶ。
到達目標:
1.各種のセンサに適用されている原理と特徴を説明できる。
2.各種の技術分野におけるセンシング応用分野について理解できる。
◎いくつかのセンサを機械装置の制御手段として活用できる。
Rubric
| 優 | 良 | 可 | 不可 |
評価項目1 | 各種のセンサに適用されている原理と特徴を,非常によく説明できる。 | 各種のセンサに適用されている原理と特徴を説明できる。 | 各種のセンサに適用されている原理と特徴を多少,説明できる。 | 左記に達していない。
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評価項目2 | 各種の技術分野におけるセンシング応用分野について,非常によく理解できる。 | 各種の技術分野におけるセンシング応用分野について理解できる。 | 各種の技術分野におけるセンシング応用分野について多少,理解できる。 | 左記に達していない。
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評価項目3 | いくつかのセンサを機械装置の制御手段として,非常によく活用できる。 | いくつかのセンサを機械装置の制御手段として活用できる。 | いくつかのセンサを機械装置の制御手段として,ある程度,活用できる。 | 左記に達していない。
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Assigned Department Objectives
Teaching Method
Outline:
基礎となる学問分野: 工学/工学基礎
電子制御工学科学習目標との関連: 本科目は電子制御工学科学習目標「(2)情報と計測・制御,設計と生産,材料と構造,機械とシステム,運動と振動,エネルギーと流れに関する専門技術分野の知識を修得し,工学問題の解析やメカトロニクス関連機器の設計や製作ができる能力を身につける。」に相当する科目である。
技術者教育プログラムとの関連: 本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識の深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分野の知識を修得し説明できること」であるが付随的には「A-2」にも関与する。
授業の概要:センサ工学は計測技術をこえて,ロボットや自動化機械などの状態を知る知能化された情報システム工学であり,メカトロニクスの基礎技術である。電子回路(領域)分野の専門性の深化を目指して,各種のセンサを使って電気信号に変換する原理や種々の自動制御に活用されている用途や回路を解説する。
Style:
授業の方法: 1週1単位時間の授業だが時間割の編成上,後期2単位時間で開講する。教科書および参考書を使って板書を中心の講義を行う。学習の進度にあわせて,可能な限り授業時間内に演習を行う。自ら教科書等の演習問題に取り組むチャンスを作り,予習・復習に資する。
成績評価方法:2回の定期試験を同等に評価する(70%),レポート・授業態度(30%)。再試験は原則として実施しないが,補習受講者に再試験を実施する場合がある。再試験後の成績は60点以下。
Notice:
履修上の注意: 本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あたり授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の学習が必修になる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。
履修のアドバイス: 本科目は選択科目であり,「数値計算」,「環境工学」が同時開講される。
基礎科目:電子工学(3年),電気磁気学(4),計測工学(5)など
関連科目:電気・電子材料学(5年),メカトロニクス(5),ロボット工学(5),機械・制御システム特別実験(専1)
受講上のアドバイス: 板書の内容を理解しながらノートに書き,理解し難い内容には質問すること。授業開始時に出席を確認し,その時いなければ欠課とする。25分以内に入室したら遅刻とするが,遅刻3回で1欠課と扱う。
本科目は,メカトロニクス人材育成関連科目である。
Course Plan
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Theme |
Goals |
2nd Semester |
3rd Quarter |
1st |
●ガイダンス,センサ概論 |
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2nd |
●光導電効果・光起電力効果 |
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3rd |
●光センサの活用 |
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4th |
●赤外線センサ |
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5th |
●紫外線センサ |
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6th |
●超音波センサ |
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7th |
●光ファイバセンサ |
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8th |
(中間試験) |
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4th Quarter |
9th |
●中間試験答案の返却と解説 |
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10th |
●変位センサ |
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11th |
●圧力センサ |
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12th |
●加速度センサ |
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13th |
●温度センサ |
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14th |
●磁気センサ |
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15th |
(期末試験) |
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16th |
●期末試験答案の返却と解説 |
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Evaluation Method and Weight (%)
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 自己 評価 | 課題 | 小 テスト | Total |
Subtotal | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 70 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 30 |