基礎情報処理

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 基礎情報処理
科目番号 0009 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:なし,参考書:必要に応じて資料を配付する
担当教員 佐竹伸介 (留学生)

到達目標

学習目的:留学生が日本で学習する上で必要なコンピューターリテラシー、プレゼンテーション能力及びプログラミング能力を身に付ける。

到達目標:
1. コンピューターリテラシーについて学習する。
2. 日本語入力と文書作成について学習する。
3. プレゼンテーションの基本について学習する。
4. プログラミング言語の仕組みについて学習する。
◎情報リテラシの知識を有し,自らの工学の分野に応用できる。

ルーブリック

不可
評価項目1コンピューターリテラシーの基本を理解・実践することができる。コンピューターリテラシーの基本を理解して,概ね実践することができる。コンピューターリテラシーの基本をほぼ理解して,概ね実践することができる。コンピューターリテラシーの基本が理解・実践できない。
評価項目2日本語入力の基本を理解・駆使して文書作成ができる。日本語入力の基本を理解・駆使して簡単な文書作成ができる。日本語入力の基本をほぼ理解して,簡単な文書作成ができる。日本語入力の基本が理解・駆使できない。
評価項目3プレゼンテーションの基本を理解・実践でき、さらに効果的に伝えることができる。プレゼンテーションの基本を理解・実践できる.プレゼンテーションの基本を概ね理解・実践できる.プレゼンテーションの基本が理解・実践できない。
評価項目4講義で説明したC言語の関数及び基本的アルゴリズムを理解・駆使し、プログラム作成ができる。講義で説明したC言語の関数・使い方を理解し、簡単なプログラム作成ができる。講義で説明したC言語の関数・使い方をほぼ理解し、簡単なプログラム作成ができる。講義で説明したC言語の関数・使い方が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:専門・情報・制御

必修・履修・履修選択・選択の別:必修

基礎となる学問分野:総合領域/情報学/情報学基礎,ソフトウェア,計算機システム・ネットワーク

学科学習目標との関連:本科目は一般科目学習目標「(1)実践的技術と工学の基礎を学び,深く専門の学芸・技術を身につける」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識の深化である。

授業の概要:3年に編入する留学生を対象に,コンピューターリテラシーならびにプログラミングの初歩に関する学習を行う。コンピュータの基本的な操作方法、日本語の入力方法、プレゼンテーションの基本、プログラミングの基礎としてC言語の学習、その後C言語での開発課題を設定し,その課題について学習し,知識を深める。
授業の進め方・方法:
授業の方法:板書と演習を中心に授業を進める。コンピュータの利用に関する基本的な操作方法等が習得できるよう演習を含める。また,理解が深まるよう演習やレポートを課す。

成績評価方法:講義の理解度を演習により確認する(60%),課題レポート(40%)
注意点:
履修上の注意:学年の課程修了のため履修(欠席時間数が所定授業時間数の3分の1以下)が必要である。

履修のアドバイス:なし

基礎科目:なし
関連科目:なし

受講上のアドバイス:3年生の他の演習や講義をスムーズに受講するために,コンピューターリテラシー、プレゼンテーション及びプログラミング能力は不可欠であるので、積極的に参加してほしい。授業開始後15分以内は遅刻とみなす。それ以降は欠席とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・科目の位置づけ,学習内容,方法に関する説明〔ガイダンス〕
2週 ・OSの使い方,基本操作の学習,環境設定
3週 ・OSの使い方,基本操作の学習,環境設定
4週 ・日本語入力および文書作成に関する学習
5週 ・プレゼンテーション書類の作成に関する学習
6週 ・プレゼンテーション書類の作成に関する学習
7週 ・プログラミングにおける基本的な操作方法に関する学習
8週 ・C言語の初歩に関する学習
2ndQ
9週 ・C言語の初歩に関する学習
10週 ・C言語の初歩に関する学習
11週 ・C言語の初歩に関する学習
12週 ・C言語の初歩に関する学習
13週 ・C言語の初歩に関する学習
14週 ・C言語の初歩に関する学習
15週 ・C言語の初歩に関する学習
16週
後期
3rdQ
1週 後期の説明と必要分野の確認〔ガイダンス〕
2週 ・各学生が自分の課題(プログラミング他)を選択
3週 ・各学生が自分の課題(プログラミング他)を選択
4週 ・各自の課題についての調査・学習
5週 ・各自の課題についての調査・学習
6週 ・各自の課題についての調査・学習
7週 ・各自の課題についての調査・学習
8週 ・各自の課題についての調査・学習
4thQ
9週 ・各自の課題についての調査・学習
10週 ・各自の課題についての調査・学習
11週 ・各自の課題についての調査・学習
12週 ・各自の課題についての調査・学習
13週 ・各自の課題についての調査・学習
14週 ・各自の課題についての調査・学習
15週 ・結果のまとめとレポート提出
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表自己評価課題ポートフォリオその他合計
総合評価割合060103000100
基礎的能力0000000
専門的能力0600300090
分野横断的能力001000010