現代社会と法

Course Information

College Tsuyama College Year 2022
Course Title 現代社会と法
Course Code 0009 Course Category General / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Department of Computer and Information Engineering Student Grade 4th
Term Year-round Classes per Week 1
Textbook and/or Teaching Materials 「憲法への招待 新版」 渋谷秀樹 岩波書店 , 六法全書
Instructor OTA Hajime

Course Objectives

学習目的:家の役割を理解していく中で,日本社会の有り様を把握していくとともに,それらの国家が創り出す国際関係についても論究していく。

到達目標
◎1日本国憲法の特殊性を理解できる。
◎2日本国憲法の人権保障について理解できる。
◎3日本国憲法の統治機構について理解できる。

Rubric

不可
評価項目1日本国憲法の特殊性について、歴史的、比較法的に理解できる。日本国憲法の特殊性について、具体的に理解できる。日本国憲法の特殊性の基礎を理解できる。左記に達していない。
評価項目2日本国憲法の人権保障について、歴史的、比較法的に理解できる。日本国憲法の人権保障について、具体的に理解できる。日本国憲法の人権保障の基礎を理解できる。左記に達していない。
評価項目3日本国憲法の統治機構について、歴史的、比較法的に理解できる。日本国憲法の統治機構について、具体的に理解できる。日本国憲法の統治機構の基礎を理解できる。左記に達していない。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
一般・専門の別:一般 学習の分野:国際コミュニケーション

基礎となる学問分野:法学/政治学/経済学

学習教育目標との関連:本科目は学習教育目標⑤「グローバルな視点と社会性の養成」に相当する科目である。

授業の概要:国際化の時代において,国家の役割は相対的に低下しつつあるとは言え,それに代わる権力組織は存在しない。その働きを,憲法という視点からを探っていく。
Style:
授業の方法:テキスト・資料などを適量に分けて概説し、それらに関する質疑応答をおこなう。
成績評価方法:
・100%=前期末試験100%
Notice:
履修上の注意:本科目を選択した者は,学年の課程修了のために履修(欠課時間数が所定授業時間数の3分の1以下)が必須である。また,本科目は「授業時間外の学修を必要とする科目」である。当該授業時間と授業時間外の学修を合わせて,1単位あたり45時間の学修が必要である。授業時間外の学修については,担当教員の指示に従うこと。

履修のアドバイス:
「黙っていても,技術で喰っていける」時代は過ぎ去った。最低限の表現能力は,身につけよう。
 事前に行う準備学習は、教科書の該当箇所を読んでおくこと、新聞・テレビ・ラジオなどのニュースの中の、政治的・社会的に重要なものに触れておくこと。

基礎科目:政治経済(2年)

関連科目:異文化社会論Ⅱ(4年)

受講上のアドバイス:「沈黙は金」ではなく,「沈黙は成績不可への道」と思って,積極的に発言しよう。そのために,教科書を事前にしっかりと読もう。そうした「予習」をやりやすくするために,比較的わかりやすい論理の本を教科書に選んだ。こうして,君の文章読解力も鍛えられるという高専最終学年にふさわしいオールラウンド型の講義となる。

遅刻が多くなった場合は,その時点で,指示を出します。

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced
履修選択

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ガイダンス 講義の流れ
2nd 法学入門(1) 法とは何か
3rd 法学入門(2) 法の分類等
4th 人権 人権の内容
5th 同上 同上
6th 同上 同上
7th 同上 同上
8th 日本の統治構造 3権の関係
2nd Quarter
9th 同上 同上
10th 日本における裁判所の役割 裁判所の役割とその限界
11th 判例研究 平和主義 判決の理解
12th 安全保障と平和主義 安全保障と平和主義の関係
13th IT技術とプライバシー IT技術とプライバシーの関係
14th IT技術と個人の尊厳 IT技術と個人の尊厳との関係
15th 前期末試験
16th 前期末試験の返却と解答説明
2nd Semester
3rd Quarter
1st
2nd
3rd
4th
5th
6th
7th
8th
4th Quarter
9th
10th
11th
12th
13th
14th
15th
16th

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal10000000100
基礎的能力600000060
専門的能力200000020
分野横断的能力200000020