到達目標
学習目的:C言語のプログラミングを通じて,高級言語の仕組みを理解する。また,C言語の特徴について理解する。
到達目標:
1.ソースコードを読み,そのコードの動作がわかるようになる。
2.問題に対して,フローチャートが作成でき,フローチャートに基づいてプログラムを作成できるようになる。
ルーブリック
| 優 | 良 | 可 | 不可 |
評価項目1 | 応用的な問題に対するソースコードを読み,そのコードの動作を理解し,誰にでも分かりやすく説明することができる。 | 応用的な問題に対するソースコードを読み,そのコードの動作を理解し,説明することができる。 | 簡単な問題に対するソースコードを読み,そのコードの動作を理解することができる。 | 簡単な問題に対するソースコードを読み,そのコードの動作を理解することができない。 |
評価項目2 | 応用的な問題に対して,それを解決するためのフローチャートとソースプログラムを記述できる。かつそのソースプログラムが読みやすいものとなっている。 | 応用的な問題に対して,それを解決するためのフローチャートとソースプログラムを記述できる。 | 簡単な問題に対して,それを解決するためのフローチャートとソースプログラムを記述できる。 | 簡単な問題に対して,それを解決するためのソースプログラムを記述できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
一般・専門の別:専門 学習の分野:情報・制御
必修・履修・履修選択・選択の別:必修
基礎となる学問分野:情報学/計算基盤/ソフトウェア
学科学習目標との関連:本科目は情報工学科学習目標「(2)情報・制御ならびに電気・電子の分野に関する専門技術分野の知識を修得し,情報・通信等の分野に応用できる能力を身につける。」に相当する科目である。
技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育目標は,「(A)技術に関する基礎知識の深化,A-2:「電気・電子」,「情報・制御」に関する専門技術分野の知識を修得し,説明できること」である。
授業の概要:C言語によるプログラミングについて学ぶ。2学年までに学習したC言語の知識を深める。また,一般的なプログラム言語の仕組みを学習し,コンパイラの動作原理などの概要を学習する。
履修上の注意:本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あたり授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。本科目は必修科目で,学年の課程修了のため履修が必須である。
履修のアドバイス:パソコンをもっている学生は,C言語のコンパイル環境を準備しておくことを勧める。
基礎科目:情報リテラシー(1年),情報工学入門(1),プログラミングI(1),プログラミングII(2)
関連科目:アルゴリズムとデータ構造(4年),プログラミング特論(5)
授業の進め方・方法:
授業の方法:講義とプログラミング演習を中心に授業を進める。理解が深まるようレポートを課す。
成績評価方法:4回の定期試験それぞれ重みを付け評価する(60%,前中:前末:後中:後末=1:2:3:4)。レポート課題で評価する(40%)。
原則再試験は行わないが,状況に応じて再試験を実施する場合がある。実施後の定期試験の評価は,原則60点を超えないものとする。レポート課題で不正行為が発覚した場合は当該学生の課題点を認めない。提出期限に間に合わなかったレポート課題は減点する。
注意点:
復習をすること。課題レポートは欠かさず提出すること。他の科目で学習した知識と関連させて学習するよう心掛けること。遅刻は授業時間半分までとし,遅刻2回で欠課1回として取り扱う。BlackBoardにも授業の情報や課題を適宜掲載するので参考にすること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス,プログラムのしくみ 応用的なプログラミングに関する課題 (前期2回,各課題とも,別途指示する締切りを厳守すること。)
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2週 |
C言語の基本 |
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3週 |
変数とデータ型(1) |
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4週 |
変数とデータ型(2) |
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5週 |
式と演算子(1) |
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6週 |
式と演算子(2) |
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7週 |
制御文(1) |
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験答案の返却と解説,制御文(2) |
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10週 |
制御文(3) |
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11週 |
制御文(4) |
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12週 |
関数(1) |
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13週 |
関数(2) |
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14週 |
関数(3) |
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15週 |
前期末試験 |
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16週 |
前期末試験答案の返却と解説 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
配列(1) 応用的なプログラミングに関する課題 (後期2回,各課題とも,別途指示する締切りを厳守すること。) |
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2週 |
配列(2) |
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3週 |
文字列(1) |
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4週 |
文字列(2) |
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5週 |
ポインタ(1) |
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6週 |
ポインタ(2) |
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7週 |
ポインタ(3) |
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
後期中間試験答案の返却と解説,構造体(1) |
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10週 |
構造体(2) |
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11週 |
構造体(3) |
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12週 |
ファイル入出力 |
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13週 |
ファイル入出力 |
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14週 |
ファイル入出力 |
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15週 |
後期末試験 |
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16週 |
後期末試験答案の返却と解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 60 | 40 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |