人間と思想

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 人間と思想
科目番号 0014 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:稲田知己ほか「インター・カルチャー」(晃洋書房)  参考書:特になし
担当教員 稲田 知己

到達目標

学習目的:おもに西洋哲学史における代表的哲学者の思想を詳細に解明することによって,「人間と思想」との関わりについて省察する。

到達目標
1世界の歴史,交通・通信の発達から生じる地域間の経済,文化,政治,社会問題を理解し,技術者として,それぞれの国や地域の持続的発展を視野においた,経済的,社会的,環境的な進歩に貢献する資質を持ち,将来技術者の役割,責任と行動について考えることができる。
◎2論理的に自分の意見や手順を構築・展開できる。
◎印がついているものは、分野横断的能力の到達目標です。

ルーブリック

不可
評価項目1思想的諸問題の歴史的背景や重要性を理解し,その詳細を発展的に説明できる。思想的諸問題の歴史的背景や重要性を理解し,その重要事項を詳細かつ基本的に説明できる。思想的諸問題の歴史的背景や重要性を理解し,その基本事項を説明できる。左記に達していない。
評価項目2現代思想が問題とする諸事項や諸概念を理解し,詳細かつ発展的に説明できる。現代思想が問題とする諸事項や諸概念を理解し,その重要事項を詳細かつ基本的に説明できる。現代思想が問題とする諸事項や諸概念を理解し,その基本事項を説明できる。左記に達していない。
評価項目3公共心を持ち,他人や自分の独創性について詳細かつ発展的に表現することができる。公共心を持ち,他人や自分の独創性について詳細かつ基本的に表現することができる。公共心を持ち,他人や自分の独創性について基本的に表現することができる。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:一般
学習の分野:人文/社会

必修・必履修・履修選択・選択の別:履修選択

基礎となる学問分野:哲学/倫理学

学習・教育目標との関連:本科目は一般科目学習・教育目標「(4)人間愛にみちた倫理観を身につける(人文・社会)」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(B)地球的視野に立った人間性の育成,B-2:地球上の多様な歴史観・文化・習慣の違いを理解し,説明できること」である。

授業の概要:思想上の諸問題のなかから,できるだけ今日的意義のある問題を取り上げ,それについて考察をすすめる。今年度は,「インター・カルチャー(異文化)」について一緒に考えてみよう。
授業の進め方・方法:
簡便な教科書を使用するが,受講生自身と議論することによって授業をすすめていく。課題提出を求めて授業時間外での追加学習を求める。
注意点:
履修上の注意:本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あたり授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。

履修のアドバイス:レポートが必ず課されるので,平素から新聞等を読む習慣をつけて,自分なりの問題関心をもつこと。

基礎科目:倫理(全系1年)

関連科目:工業倫理学(全系5),現代哲学(専2)

受講上のアドバイス:平常点・出席点は成績評価で考慮しないが,必ず授業時間数の2/3は出席すること。
遅刻については,授業に大幅に遅れてやってきた学生は欠課とするが,何回かの遅刻を1欠課とするという措置はとらない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 • ガイダンス
2週 • インター・カルチャー入門 教科書に従って「人間と思想」の関連を学習する。
3週 • 学生の報告① 論理的な自分意見の表明の仕方を学習する。
4週 • 教科書第1章「はじめに」 以下は、すべて同上。
5週 • 教科書第1章第1節
6週 • 同上
7週 • 教科書第1章第2節
8週 • 同上
4thQ
9週 • 教科書第1章第3節
10週 • 同上
11週 • 教科書第1章「おわりに」
12週 • 教科書第6章
13週 • 同上
14週 • 学生の報告②
15週 • レポート作成の指示
16週 採点結果の解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価自己評価課題小テスト合計
総合評価割合0000000
基礎的能力40600
専門的能力0
分野横断的能力0