Course Objectives
学習目的:線形代数と微分積分学を深く理解することにある。
到達目標:1.偏微分と重積分に関する問題を解くことができる。2.微分方程式に関する問題を解くことができる。3.ベクトル空間と線形写像に関する問題を解くことができる。4.行列の固有値と固有ベクトルに関する問題を解くことができる。
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 偏微分法・重積分法を理解し,応用的な問題にその知識を活用することができる。 | 偏微分法・重積分法を理解し,それらに関する基本的な問題を解くことができる。 | 偏微分法・重積分法を理解していない。 |
評価項目2 | 微分方程式の解法を理解し,応用的な問題にその知識を活用することができる。 | 微分法的式の解法を理解し、それらに関する基本的な問題を解くことができる。 | 微分方程式の解法を理解していない。 |
評価項目3 | ベクトル空間や線形写像の概念を理解し、応用的な問題にその知識を活用することができる。 | ベクトル空間や線形写像の概念を理解し、それらに関する基本的な問題を解くことができる。 | ベクトル空間や線形写像の概念を理解していない。 |
評価項目4 | 行列の固有値や固有ベクトルの意味を理解し、応用的な問題にその知識を活用することができる。 | 行列の固有値や固有ベクトルの意味を理解し、それらに関する基本的な問題を解くことができる。 | 行列の固有値や固有ベクトルを理解していない。 |
Assigned Department Objectives
Teaching Method
Outline:
基礎となる学問分野:数物系科学/数学/線形代数/基礎解析学
学科学習目標との関連:本科目は一般科目の学習目標「(1)実践的技術と工学の基礎を学び,深く専門の学芸・技術を身につける」に相当する科目である。
技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識の深化,A-1:工学に関する基礎知識として, 自然科学の幅広い分野の知識を修得し, 説明できること」である。
授業の概要:特に線形代数における一般的概念の解説,微分積分の応用につながる話題にも触れ,多くの応用問題にチャレンジさせる。
Style:
授業の方法:問題集の問題を使って,演習を行い,平行して解説を行う。
成績評価方法:2回の定期試験(同等に評価し80%)とその他の試験,演習,レポート,授業への取り組み方など(20%)の合計で評価する。成績等によっては,再試験を行う(レポート課題を課す)こともある。再試験は80点を上限として本試験と同様に評価する。
Notice:
履修上の注意:本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あたり授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。
履修のアドバイス:本科目は工学に必要な基礎的な数学の総合力を身につける科目であるので,履修する意義は大きい。
基礎科目:微分積分Ⅰ(2年),基礎線形代数(2),微分積分Ⅱ(3),線形数学(3)
関連科目:数学特論(5年),専門科目多数
受講上のアドバイス:授業開始 10 分までを遅刻とし,遅刻の回数が多い場合は,警告を行った
後,欠課扱いとすることもある。
Characteristics of Class / Division in Learning
Course Plan
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Theme |
Goals |
1st Semester |
1st Quarter |
1st |
ガイダンス, 偏微分と重積分1 |
偏微分法に関する問題を解くことができる。
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2nd |
偏微分と重積分2 |
重積分法に関する問題を解くことができる。
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3rd |
微分方程式1 |
1階微分方程式に関する問題を解くことができる。
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4th |
微分方程式2 |
定数係数2階線形微分方程式に関する問題を解くことができる。
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5th |
行列と行列式1 |
行列式に関する問題を解くことができる。
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6th |
行列と行列式2 |
行列の階数、逆行列、連立方程式の解法に関する問題を解くことができる。
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7th |
前期中間試験 |
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8th |
前期中間試験返却と解説,総合演習 |
前期中間試験の内容を理解する。
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2nd Quarter |
9th |
ベクトルと1次変換・線形写像1 |
ベクトルの1次独立性や直交性に関する問題を解くことができる。
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10th |
ベクトルと1次変換・線形写像2 |
ベクトル空間の基底や次元に関する問題をとくことができる。
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11th |
ベクトルと1次変換・線形写像3 |
1次変換や線形写像に関する問題を解くことができる。
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12th |
行列の固有値と固有ベクトル1 |
行列の固有値と固有ベクトルに関する問題を解くことができる。
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13th |
行列の固有値と固有ベクトル2 |
行列の対角化に関する問題を解くことができる。
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14th |
行列の固有値と固有ベクトル3 |
行列の対角化に関連した応用問題を解くことができる。
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15th |
前期末試験 |
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16th |
前期末試験返却と解説,総合演習 |
前期末試験の内容を理解する。
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Evaluation Method and Weight (%)
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | Total |
Subtotal | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |