学習目的:技術者として通用するために必要な職業意識や社会性を身につける。また,学校で学ぶ知識と実社会で使われている技術との関係や実社会で通用する技術レベルに関する知識を得る。
到達目標
1.技術者として通用するために必要な職業意識や社会性を身につける。
2.学校で学ぶ知識と実社会で使われている技術との関係や実社会で通用する技術レベルに関する知識を得る。
◎技術が社会や自然に及ぼす影響や効果,技術者が社会に対し負っている責任を理解し,自己の良心と社会の規範やルールに従い行動できる。
◎技術者として自身のキャリアを計画し,継続的な努力ができる。
概要:
一般・専門の別:専門 学習の分野:実験・実習
基礎となる学問分野:情報科学,情報工学およびその関連分野
学習・教育到達目標との関連:本科目は総合理工学科学習・教育到達目標「④分野横断的な融合力の育成,⑤グローバルな視点と社会性の養成,⑥課題探求・解決能力の育成,⑦コミュニケーション力・プレゼンテーション能力の育成」に相当する科目である。
技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育目標は「(F)コミュニケーション能力,プレゼンテーション能力,F-1:日本語による発表や討論・記述をとおして,自分の考えを相手に表現できること」であるが,付随的には「H-1」も関与する。
授業の概要:学外実習は会社等の実体を知り,学校で習得した知識や技術が実社会でどのように活用されているかを理解し,技術者としての心構えを学ぶ。実習終了後は,学外実習報告書を提出し,実習報告会を行う。
授業の進め方・方法:
授業の方法:派遣前にガイダンスを実施する。実習先は主に,国・地方公共団体の機関および民間企業である。受入可能な実習先を随時提示するので,この中から希望する会社等を選定させる。派遣中には,実習先でそれぞれ異なる内容の実務を経験させ,派遣後に実習報告書の提出と実習内容に関する口頭発表を課す。手続きなどについては,ガイダンスおよび学外実習(インターンシップ)手引書を参照のこと。
成績評価方法:1日の履修時間の上限を8時間とし30時間以上の履修が必要である。これを前提として以下の評価を行う。実習先で発行される実習証明書にかかれている評価(50%),実習者の学内での実習報告会の発表(50%)で評価する。履修時間が不足するとき27時間以上履修している場合には学内措置を実施することがある。詳細はガイダンスで説明する。
注意点:
履修上の注意:実習期間は,原則として学業に差し障り無い期間とする。実習期間中は傷害保険及び賠償責任保険に必ず加入すること。選択科目(自発的学習科目を除く。)の内,審査委員会で認定できる単位数は,専門科目については学外実習AまたはBを含めて6単位以内である。
履修のアドバイス:
・事前に行う準備学習として,これまでに習った各科目の内容を復習しておくこと。
・学外実習Bとの違いは履修時間(成績評価方法参照)にあり,認定される単位数は学外実習Aが1単位,学外実習Bは2単位である。
基礎科目:これまでに習った各科目 関連科目:実習先の業種,業務内容に関連した科目
受講上のアドバイス:実習は学校で学んだ知識が実社会でどのように役立つかを知ることができ,また卒業の進路決定の参考になるので積極的に参加すること。予め,実習参加前に,自分の目的を持ち参加すること。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
• ガイダンスおよび事前教育(履修に関する詳細説明が全学科共通の日程で実施されるので必ず参加すること。) • 受入可能な実習先の提示(希望先の実習内容をよく調査してから申し込むこと。希望者が重なった場合,抽選で決定することもある。) • 個々の受入先からの指示事項の提示(通勤手段等について確認すること。) |
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2週 |
派遣中 5日間 (30時間) • 実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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3週 |
派遣中 5日間 (30時間) • 実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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4週 |
派遣中 5日間 (30時間) • 実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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5週 |
派遣中 5日間 (30時間) • 実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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6週 |
派遣中 5日間 (30時間) • 実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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7週 |
派遣中 5日間 (30時間) • 実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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8週 |
派遣中 5日間 (30時間) • 実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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2ndQ |
9週 |
派遣中 5日間 (30時間) • 実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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10週 |
派遣中 5日間 (30時間) • 実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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11週 |
派遣中 5日間 (30時間) • 実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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12週 |
派遣中 5日間 (30時間) • 実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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13週 |
派遣中 5日間 (30時間) • 実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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14週 |
派遣中 5日間 (30時間) • 実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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15週 |
派遣中 5日間 (30時間) • 実習先での計画に従う(実習生担当者の指示に従うこと。終了時までに実習証明書に必要事項を記入してもらうよう依頼すること。また,許可が得られれば,実習先で提出した報告書等を複写し保管しておくこと。) |
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16週 |
派遣後 • 実習報告書の受理(派遣後直ちに実習報告書を作成し,実習先で提出した報告書等とともに提出すること。) • 口頭発表に関する指導(指導教員の指導に従い,口頭発表の準備を行うこと。) 実習内容に関する口頭発表の審査(指定された日に開催される実習報告会において,実習を通して理解した内容や得た知識を口頭発表する。) |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 3 | |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 3 | |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 3 | |
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 4 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 4 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 4 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 4 | |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 4 | |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 4 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 4 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 4 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 4 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 4 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 4 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 4 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 4 | |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 4 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 4 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 4 | |
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。 | 4 | |
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。 | 4 | |
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。 | 4 | |
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。 | 4 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。 | 4 | |
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。 | 3 | |
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。 | 3 | |
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。 | 3 | |
企業には社会的責任があることを認識している。 | 3 | |
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。 | 3 | |
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。 | 3 | |
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。 | 3 | |
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。 | 3 | |
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。 | 3 | |
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。 | 3 | |
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。 | 3 | |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 3 | |