国語Ⅳ

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 国語Ⅳ
科目番号 0035 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 教科書:なし(プリントを配布),参考書:『国語便覧』,『国語辞典』(どの出版社のものでも良い)
担当教員 江原 由美子

到達目標

学習目的:
日本語に関する知識を拡充し,日本語力を向上させる。
様々な文書を作成する技術を習得する。
日本語による表現力を養い,コミュニケーション能力を高める。

到達目標
1.日本語に関する知識を拡充し,多様な場面で活かすことができる。
2.社会生活で必要な,様々な文書を作成する技術を身につける。
3.自らの意見や考えを,適切で説得力のある言葉により,表現できるようになる。
◎効果的な説明方法や手段を用いて,コミュニケーションを図ることができる。

ルーブリック

不可
評価項目1敬語や文法等の日本語に関する知識を増やし,それを多様な場面で適切に運用できる。敬語や文法等の日本語に関する知識を増やし,それを様々な場面で活用することができる。敬語や文法等の日本語に関する知識を増やし,それを活用する努力をすることができる。敬語や文法等の知識を増やす努力をせず,場面に応じた言葉の使い分けができない。
評価項目2様々な文書形式について理解し,場面に適した効果的な文書を作成することができる。様々な文書形式について理解し,場面に応じた文書を作成することができる。様々な文書形式について理解し,指定された文書を作成することができる。形式に沿った文書を作成することができない。
評価項目3様々な事象について自らの意見や考えを持ち,それを適切かつ説得力のある言葉により表現できる。様々な事象について自らの意見や考えを持ち,それを相手に伝わる言葉で表現できる。様々な事象について自らの意見や考えを持ち,それを自身の言葉で表現できる。様々な事象について自らの意見や考えを持とうとせず,自身を表現する努力もしない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:一般 学習の分野:国語

必修・履修・履修選択・選択の別:必修

基礎となる学問分野:人文学/文学・言語学

学科学習目標との関連:本科目は一般科目学習目標「(3)生きるための活力と,その自由な表現力を身につける」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(F)コミュニケーション能力,プレゼンテーション能力の育成,F-1:日本語による発表や討論・記述をとおして,自分の考えを相手に表現できること」であるが,付随的には,「F-2:発表や討論をとおして,相手の考えや知識の相互理解ができること」や,「D-3:課題解決のために他者と共通認識を形成しながら,組織的な取り組みができること」にも関与する。

授業の概要:前期は,日本語の力を総合的に高めるべく,講義と問題演習,確認テスト等を行う。後期は,就職や進学に向けて,日本語の表現力を高めるべく,講義と実践的な課題演習を行う。
授業の進め方・方法:
授業の方法:
前期は,敬語や文法等の日本語表現について講義や問題演習を行い,適宜,確認テストを実施する。また,社会生活の中で必要となる文書や,文章の書き方の基本事項についても講義を行い,適宜,課題提出物を課す。
後期は,就職や進学の際に必要となる文書や,社会生活において身につけておくべき日本語表現法について,講義と実践的な課題演習を行う。

成績評価方法:
・最終成績は,前期成績(50%)+後期成績(50%)により評価する。
・前期成績は,確認テスト(60%)+課題提出物(40%)により評価する。確認テストは授業時に行い,詳細はその都度指示する。正当な理由により確認テストを受けられなかった者には,再テストを行う。その場合の評価は,当該の確認テストと同等とする。
・後期成績は,課題提出物(80%)+発表(20%)により評価する。
・定期試験は実施しない。
注意点:
履修上の注意:本科目は,4学年の課程修了のために履修(欠席時間数が所定授業時間数の3分の1以下)が必須の科目である。

履修のアドバイス:次回の授業に向け,内容を復習し,知識の定着を図ること。課題は必ず提出すること。常日頃から,自身の日本語力やコミュニケーション能力を高める努力をすること。

基礎科目:国語Ⅰ(1年),国語Ⅱ(2),国語Ⅲ(3) 関連科目:科学技術作文(4年),人間と文学(4)

受講上のアドバイス:
・授業開始時刻に遅れた場合,20分までは遅刻,それ以降は欠課として扱う。
・欠課する(した)場合は,欠課届あるいは公認欠課届を提出すること。確認テストは,欠課の届け出がなかった場合,当該のテストが0点となる。
・授業に積極的に参加し,期限を守って忘れずに課題を提出すること。
・授業中に辞書を引く場合,携帯電話やスマートフォンの辞書を使用することは認めない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 敬語の基礎
3週 履歴書の書き方
4週 葉書や封筒の書き方
5週 敬語の問題演習1
6週 敬語の問題演習2
7週 敬語のまとめ
8週 (前期中間試験)
2ndQ
9週 文法の基礎1
10週 文法の基礎2
11週 間違えやすい文法(ら抜き言葉,れ足す言葉,さ入れ言葉等)の問題演習1
12週 間違えやすい文法(ら抜き言葉,れ足す言葉,さ入れ言葉等)の問題演習2
13週 手紙文(縦書き)の書き方
14週 文章を書く際に注意すべきこと(文章構成,文法,表記等)1
15週 (前期末試験)
16週 文章を書く際に注意すべきこと(文章構成,文法,表記等)2
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
2週 E-mailの書き方
3週 ビジネス文書・添え状の書き方
4週 手紙文(横書き)の書き方
5週 電話の応対
6週 自己分析とアピールポイントの抽出
7週 アピールポイントの自由表現
8週 (後期中間試験)
4thQ
9週 自己PR文の作成
10週 自由表現のプレゼンテーション
11週 企業研究(就職志望者)・大学研究(進学志望者)
12週 志望動機文の作成
13週 時事問題の調査
14週 時事問題の討議
15週 (学年末試験)
16週 まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価自己評価課題小テスト合計
総合評価割合010006030100
基礎的能力010006030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000