到達目標
学習目的:家の役割を理解していく中で,日本社会の有り様を把握していくとともに,それらの国家が創り出す国際関係についても論究していく。
到達目標
◎1日本国憲法の特殊性を理解できる。
◎2日本国憲法の人権保障について理解できる。
◎3日本国憲法の統治機構について理解できる。
ルーブリック
| 優 | 良 | 可 | 不可 |
評価項目1 | 日本国憲法の特殊性について、歴史的、比較法的に理解できる。 | 日本国憲法の特殊性について、具体的に理解できる。 | 日本国憲法の特殊性の基礎を理解できる。 | 左記に達していない。
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評価項目2 | 日本国憲法の人権保障について、歴史的、比較法的に理解できる。 | 日本国憲法の人権保障について、具体的に理解できる。 | 日本国憲法の人権保障の基礎を理解できる。 | 左記に達していない。
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評価項目3 | 日本国憲法の統治機構について、歴史的、比較法的に理解できる。 | 日本国憲法の統治機構について、具体的に理解できる。 | 日本国憲法の統治機構の基礎を理解できる。 | 左記に達していない。
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
一般・専門の別:一般 学習の分野:国際コミュニケーション
基礎となる学問分野:法学/政治学/経済学
学習教育目標との関連:本科目は学習教育目標⑤「グローバルな視点と社会性の養成」に相当する科目である。
授業の概要:国際化の時代において,国家の役割は相対的に低下しつつあるとは言え,それに代わる権力組織は存在しない。その働きを,憲法という視点からを探っていく。
授業の進め方・方法:
授業の方法:テキスト・資料などを適量に分けて概説し、それらに関する質疑応答をおこなう。
成績評価方法:
・100%=前期末試験100%
注意点:
履修上の注意:本科目を選択した者は,学年の課程修了のために履修(欠課時間数が所定授業時間数の3分の1以下)が必須である。また,本科目は「授業時間外の学修を必要とする科目」である。当該授業時間と授業時間外の学修を合わせて,1単位あたり45時間の学修が必要である。授業時間外の学修については,担当教員の指示に従うこと。
履修のアドバイス:
「黙っていても,技術で喰っていける」時代は過ぎ去った。最低限の表現能力は,身につけよう。
事前に行う準備学習は、教科書の該当箇所を読んでおくこと、新聞・テレビ・ラジオなどのニュースの中の、政治的・社会的に重要なものに触れておくこと。
基礎科目:政治経済(2年)
関連科目:異文化社会論Ⅱ(4年)
受講上のアドバイス:「沈黙は金」ではなく,「沈黙は成績不可への道」と思って,積極的に発言しよう。そのために,教科書を事前にしっかりと読もう。そうした「予習」をやりやすくするために,比較的わかりやすい論理の本を教科書に選んだ。こうして,君の文章読解力も鍛えられるという高専最終学年にふさわしいオールラウンド型の講義となる。
遅刻が多くなった場合は,その時点で,指示を出します。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
講義の流れ
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2週 |
法学入門(1) |
法とは何か
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3週 |
法学入門(2) |
法の分類等
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4週 |
人権 |
人権の内容
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5週 |
同上 |
同上
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6週 |
同上 |
同上
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7週 |
同上 |
同上
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8週 |
日本の統治構造 |
3権の関係
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4thQ |
9週 |
同上 |
同上
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10週 |
日本における裁判所の役割 |
裁判所の役割とその限界
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11週 |
判例研究 平和主義 |
判決の理解
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12週 |
安全保障と平和主義 |
安全保障と平和主義の関係
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13週 |
IT技術とプライバシー |
IT技術とプライバシーの関係
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14週 |
IT技術と個人の尊厳 |
IT技術と個人の尊厳との関係
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15週 |
前期末試験 |
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16週 |
前期末試験の返却と解答説明 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。 | 2 | |
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 1 | |
公民的分野 | 自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 3 | |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 60 |
専門的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |