社会科学入門

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 社会科学入門
科目番号 0065 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「憲法のいま」(敬文堂)倉持孝司/小松浩 編著
担当教員 大田 肇

到達目標

学習目的:国家の役割を理解していく中で,日本社会の有り様を把握していくとともに,それらの国家が創り出す国際関係についても論究していく。

到達目標:
1.日本国憲法の特殊性を理解できる。
2.日本国憲法の人権保障について理解できる。
3.日本国憲法の統治機構について理解できる。


ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本国憲法の特殊性を、歴史的、比較法的に理解できる。日本国憲法の特殊性を大まかに理解できる。日本国憲法の特殊性の基礎を理解できていない。
評価項目2日本国憲法の人権保障について、歴史的、比較法的に理解できる。日本国憲法の人権保障を大まかに理解できる。日本国憲法の人権保障の基礎を理解できていない。
評価項目3日本国憲法の統治機構について、歴史的、比較法的に理解できる。日本国憲法の統治機構を大まかに理解できる。日本国憲法の統治機構の基礎を理解できていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別・学習の分野:一般・人文・社会

必修・履修・履修選択・選択の別:履修選択

基礎となる学問分野:法学/政治学

学科学習目標との関連:本科目は一般科目学習目標「(5)国際性に富んだ人材を育成するための幅広い教養を身につける」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(F)コミュニケーション能力,プレゼンテーション能力の育成,F-2:発表や討論をとおして,相手の考え方や知識の相互理解ができること」である。

授業の概要:国際化の時代において,国家の役割は相対的に低下しつつあるとは言え,それに代わる権力組織は存在しない。その働きを,憲法という視点からを探っていく。




授業の進め方・方法:
授業の方法:テキスト・資料などを適量に分けて報告者に割り振っていく。報告者の報告をもとに,質疑応答を展開する。

成績評価方法:
100%=前期末試験80%+予習用レポート10% +課題レポート10%
再試は実施しない。
注意点:
履修上の注意:本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あたり授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。

履修のアドバイス:「黙っていても,技術で喰っていける」時代は過ぎ去った。最低限の表現能力は,身につけよう。

基礎科目:政治経済(2年),現代社会と法(4年)

関連科目:人間と歴史(5年)

受講上のアドバイス:
「沈黙は金」ではなく「沈黙は成績不可への道」と思って,積極的に発言しよう。そのために,次週報告範囲の事前レポートをしっかり作成してこよう。そのために,教科書を事前にしっかりと読もう。そうした「予習」をやりやすくするために,比較的わかりやすい論理の本を教科書に選んだ。こうして,君の文章読解力も鍛えられるという高専最終学年にふさわしいオールラウンド型の講義となる。遅刻が多くなった場合は,その時点で,指示を出します。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 報告者の決定
2週 テキストの報告
3週 テキストの報告
4週 テキストの報告
5週 テキストの報告
6週 テキストの報告
7週 テキストの報告
8週 テキストの報告
4thQ
9週 テキストの報告
10週 テキストの報告
11週 テキストの報告
12週 テキストの報告
13週 テキストの報告
14週 テキストの報告
15週 後期末試験
16週 後期末試験の返却と解答解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力80000200100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000