卒業研究

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 卒業研究
科目番号 0075 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 学修単位: 9
開設学科 情報工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 4.5
教科書/教材 教科書:これまで使ってきた教科書等  参考書:指導教員の指示する文献や書籍等
担当教員 渡邊 朝美

到達目標

学習目標: 研究課題を理解し,問題を解決するための計画を立てる能力(構想力)を身に付ける。学内外で得た科学・技術・情報を利用(種々の学問,技術の総合応用能力)し,自発的に計画を継続して調査・実行・考察する能力,得られた成果を図,文章,式,プログラム等で表現できる能力,口頭で発表できる能力(コミュニケーション能力)を身に付ける。また,技術者倫理について考え,理解を深める。

到達目標
◎日本語や英語を用いて,効果的な説明方法・手段で他者に意見や考えを伝えることができる。
◎研究テーマに関連した観察,課題の設定から実施可能な方法を考察し,具体的な行動に結びつけることができる。
◎工学的課題を理解し,課題解決のための設計解(システム・構成要素・工程)を創案できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1卒業論文において,研究目的,技術に関する基礎事項,研究成果が多くの人に十分分かるように記述してある。卒業論文において,研究目的,技術に関する基礎事項,研究成果が多くの人に概ね分かるように記述してある。卒業論文において,研究目的,技術に関する基礎事項,研究成果が記述してある。卒業論文において,研究目的,技術に関する基礎事項,研究成果に関する記述が不十分である。
評価項目2執筆要項にしたがって卒業論文が大変読みやすく書かれている。執筆要項にしたがって卒業論文が書かれている。大部分は執筆要項にしたがって卒業論文が書かれている。執筆要項にしたがって卒業論文が書かれていない。
評価項目3卒業研究発表において,発表時間が守られ、発表内容が誰にでも分かりやすいものであった。さらに質問に対し適切に応えることが出来た。卒業研究発表において,発表時間が守られ、発表内容が誰にでも概ね分かりやすいものであった。さらに質問に対し適切に応えることが出来た。卒業研究発表において,発表時間を守ることが出来た。研究内容を適切に伝えることが出来た。さらに質問に応えることが出来た。卒業研究発表において,発表時間を守ることができなかった。研究内容を適切に伝えることができなかった。さらに質問に応えることができなかった。
評価項目4技術者倫理に関する報告書が提出され、内容も自分の意見を踏まえた充実したものだった。技術者倫理に関する報告書が提出され、内容も充実したものだった。技術者倫理に関する報告書が提出された。技術者倫理に関する報告書が提出されなかった。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別: 専門 学習の分野: すべての分野

基礎となる学問分野: 総合系/情報学

学習教育目標との関連: 本科目は「③基盤となる専門性の深化」,「④分野横断的な融合力の育成」,「⑥課題探求・解決能力の育成」,「⑦コミュニケーション・プレゼンテーション力の育成」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連: 本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(D)問題解決能力の育成,D-1:学内外で得た科学・技術に関する知識や種々の情報を用い,問題を明確にとらえ,複数の解決策を考え出し,それらの解決策を多面的に評価し,適切な解決策や方法を見つけ,示せること」であるが,付随的には,「A-2,3,C-1,2,D-2,E-1,2,3,F-1,2,G-1,2」にも関与する。技術者倫理に関する講演会を必ず聴講すること。

授業の概要: 特定の研究課題を自主的に解決していく。本校での学習成果を総合的に利用して自発的に課題を解決するいわば総仕上げの科目となっている。
授業の進め方・方法:
授業の方法: 各教員から提示される課題テーマに基づく希望アンケートによって配属を決定し,1年間かけて課題に取り組む。成果は,最後に「卒業研究報告書」にまとめて提出し,「卒業研究発表・審査会」において口頭でも報告する。

成績評価方法: 
・別に定める「卒業研究評価表」に基づき,次の内容に対して学習・教育目標ごとの達成状況を評価し,評価基準を満足する者を合格とする。
 1. 提出された卒業研究報告書
 2. 卒業研究発表・審査会における口頭発表
・提出された研究計画書とそれに関する発表
・提出された卒業研究予備審査会の発表概要
・提出された卒業研究実施結果報告書
・提出された技術者倫理に関する報告書
注意点:
履修上の注意: 本科目は実技を主とする科目で,学年の課程修了のために履修(欠課時間数が所定授業時間数の5分の1以下)および単位修得が必須である。授業時間外の学習を必修とする科目であり,6単位の授業時間として90単位時間開講するが,これ以外に45単位時間の学習が必修となる。

履修のアドバイス: 事前に行う準備学習として,各研究テーマの基礎科目を復習しておくこと。専攻科に進む場合,できるだけ特別研究と連続させる。

受講上のアドバイス: 興味のもてる課題を選択し,積極的に取り組むことが重要である。与えられたものを処理するという受け身の姿勢では成果が上がらない。このことは,他の科目よりも一層重要である。
また、出欠確認時以降の入室は遅刻とする。遅刻は2回で1単位時間の欠課として扱う。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
必修

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,テーマ説明会とアンケートの実施,配属先の決定 本科目の位置づけを理解する。
2週 担当教員の指導のもと,課題の決定,文献調査,資料収集,実施計画の立案,実験・製作の実施,結果の検討などの活動を,主体的に実行する。 研究に関する基礎知識を獲得する。
3週 研究を継続的に実施する。 研究に関する基礎知識を獲得する。
4週 研究を継続的に実施する。 研究に関する基礎知識を獲得する。
5週 研究を継続的に実施する。 研究に関する基礎知識を獲得する。
6週 研究を継続的に実施する。 研究に関する基礎知識を獲得する。
7週 立案した実施計画書の提出と発表。 自分の研究を説明でき、研究のスケジュール管理ができる。
8週 (前期中間試験)
2ndQ
9週 研究を継続的に実施する。技術者倫理講演会の聴講と研究における技術者倫理についての報告書の提出。 研究と倫理について理解を深め、倫理の重要性を知る。
10週 研究を継続的に実施する。 研究の進捗を管理し、他者とコミュニケーションをとり、研究を進められる。
11週 研究を継続的に実施する。 研究の進捗を管理し、他者とコミュニケーションをとり、研究を進められる。
12週 研究を継続的に実施する。 研究の進捗を管理し、他者とコミュニケーションをとり、研究を進められる。
13週 研究を継続的に実施する。 研究の進捗を管理し、他者とコミュニケーションをとり、研究を進められる。
14週 研究を継続的に実施する。 研究の進捗を管理し、他者とコミュニケーションをとり、研究を進められる。
15週 (前期末試験)
16週 中間報告書作成に向けて準備を行う。 研究の進捗を文書としてまとめられる。
後期
3rdQ
1週 これまでの研究のまとめとして中間報告書を作成する。 研究の進捗を文書としてまとめられる。
2週 中間報告書を作成して提出する。 研究の進捗を文書としてまとめられる。
3週 卒業研究予備審査会の発表概要を作成する。発表概要には,実施計画に対しての実施状況を記述しておくこと。 研究の進捗を他者に説明できる。
4週 卒業研究予備審査会を行い,これまでの成果と今後の課題とを確認する。この段階で取り組みが十分でないと判断されたら,再発表等の取り組みを求める。 研究の進捗を他者に説明できる。
5週 これまでの成果を点検し,実施内容の見直しや追加を行って,最終目標に向けて研究を進める。 研究の進捗を客観的に振り返り、今後の研究について方針を決められる。
6週 研究を継続的に実施する。 研究の進捗を管理し、他者とコミュニケーションをとり、研究を進められる。
7週 研究を継続的に実施する。 研究の進捗を管理し、他者とコミュニケーションをとり、研究を進められる。
8週 (後期中間試験)
4thQ
9週 研究を継続的に実施する。 研究の進捗を管理し、他者とコミュニケーションをとり、研究を進められる。
10週 研究を継続的に実施する。 研究の進捗を管理し、他者とコミュニケーションをとり、研究を進められる。
11週 研究を継続的に実施する。 研究の進捗を管理し、他者とコミュニケーションをとり、研究を進められる。
12週 研究を継続的に実施する。 研究の進捗を管理し、他者とコミュニケーションをとり、研究を進められる。
13週 別に定められた執筆要項に従って「卒業研究報告書」をまとめ提出する。 研究を通じて得られた結果について文書にまとめられる。
14週 卒業研究の発表概要を提出する。「卒業研究実施結果報告書」も提出する。 研究を通じて得られた結果について文書にまとめられる。
15週 「卒業研究発表・審査会」の準備を行う。 研究を通じて得られた結果について発表資料にまとめられる。
16週 「卒業研究発表・審査会」で口頭発表を行う。なお,事前に発表概要を提出する。 研究を通じて得られた結果について発表できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理技術者倫理説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。3
現代社会の具体的な諸問題を題材に、自ら専門とする工学分野に関連させ、技術者倫理観に基づいて、取るべきふさわしい行動を説明できる。3
技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を認識している。3
社会における技術者の役割と責任を説明できる。3
情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。3
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。3
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。3
環境問題を考慮して、技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。3
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。3
過疎化、少子化など地方が抱える問題について認識し、地域社会に貢献するために科学技術が果たせる役割について説明できる。3
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。3
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。3
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。3
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。3
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。3
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。3
科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。3
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。3
専門的能力分野別の専門工学情報系分野プログラミング代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。4
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。4
変数の概念を説明できる。4
データ型の概念を説明できる。4
制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。4
制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。4
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。4
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。4
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。4
主要な言語処理プロセッサの種類と特徴を説明できる。4
ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。4
プログラミング言語は計算モデルによって分類されることを説明できる。4
主要な計算モデルを説明できる。4
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。4
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを設計することができる。4
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを実装することができる。4
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを実装できる。4
ソフトウェアアルゴリズムの概念を説明できる。4
与えられたアルゴリズムが問題を解決していく過程を説明できる。4
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを説明できる。4
整列、探索など、基本的なアルゴリズムについて説明できる。4
時間計算量によってアルゴリズムを比較・評価できることを説明できる。4
領域計算量などによってアルゴリズムを比較・評価できることを説明できる。4
コンピュータ内部でデータを表現する方法(データ構造)にはバリエーションがあることを説明できる。4
同一の問題に対し、選択したデータ構造によってアルゴリズムが変化しうることを説明できる。4
リスト構造、スタック、キュー、木構造などの基本的なデータ構造の概念と操作を説明できる。4
リスト構造、スタック、キュー、木構造などの基本的なデータ構造を実装することができる。4
ソフトウェアを中心としたシステム開発のプロセスを説明できる。4
ソースプログラムを解析することにより、計算量等のさまざまな観点から評価できる。4
同じ問題を解決する複数のプログラムを計算量等の観点から比較できる。4
計算機工学整数・小数をコンピュータのメモリ上でディジタル表現する方法を説明できる。4
基数が異なる数の間で相互に変換できる。4
整数を2進数、10進数、16進数で表現できる。4
小数を2進数、10進数、16進数で表現できる。4
基本的な論理演算を行うことができる。4
基本的な論理演算を組合わせて、論理関数を論理式として表現できる。4
論理式の簡単化の概念を説明できる。4
簡単化の手法を用いて、与えられた論理関数を簡単化することができる。4
論理ゲートを用いて論理式を組合せ論理回路として表現することができる。4
与えられた組合せ論理回路の機能を説明することができる。4
組合せ論理回路を設計することができる。4
フリップフロップなどの順序回路の基本素子について、その動作と特性を説明することができる。4
レジスタやカウンタなどの基本的な順序回路の動作について説明できる。4
与えられた順序回路の機能を説明することができる。4
順序回路を設計することができる。4
コンピュータを構成する基本的な要素の役割とこれらの間でのデータの流れを説明できる。4
プロセッサを実現するために考案された主要な技術を説明できる。4
メモリシステムを実現するために考案された主要な技術を説明できる。4
入出力を実現するために考案された主要な技術を説明できる。4
コンピュータアーキテクチャにおけるトレードオフについて説明できる。4
ハードウェア記述言語など標準的な手法を用いてハードウェアの設計、検証を行うことができる。4
要求仕様に従って、標準的なプログラマブルデバイスやマイコンを用いたシステムを構成することができる。4
コンピュータシステムネットワークコンピューティングや組込みシステムなど、実用に供せられているコンピュータシステムの利用形態について説明できる。4
デュアルシステムやマルチプロセッサシステムなど、コンピュータシステムの信頼性や機能を向上させるための代表的なシステム構成について説明できる。4
集中処理システムについて、それぞれの特徴と代表的な例を説明できる。4
分散処理システムについて、特徴と代表的な例を説明できる。4
システム設計には、要求される機能をハードウェアとソフトウェアでどのように実現するかなどの要求の振り分けやシステム構成の決定が含まれることを説明できる。4
ユーザの要求に従ってシステム設計を行うプロセスを説明することができる。4
プロジェクト管理の必要性について説明できる。4
WBSやPERT図など、プロジェクト管理手法の少なくとも一つについて説明できる。4
ER図やDFD、待ち行列モデルなど、ビジネスフロー分析手法の少なくとも一つについて説明できる。4
システムプログラムコンピュータシステムにおけるオペレーティングシステムの位置づけを説明できる。4
プロセス管理やスケジューリングなどCPUの仮想化について説明できる。4
排他制御の基本的な考え方について説明できる。4
記憶管理の基本的な考え方について説明できる。4
形式言語の概念について説明できる。4
オートマトンの概念について説明できる。4
コンパイラの役割と仕組みについて説明できる。4
形式言語が制限の多さにしたがって分類されることを説明できる。4
正規表現と有限オートマトンの関係を説明できる。4
情報通信ネットワークプロトコルの概念を説明できる。4
プロトコルの階層化の概念や利点を説明できる。4
ローカルエリアネットワークの概念を説明できる。4
インターネットの概念を説明できる。4
TCP/IPの4階層について、各層の役割を説明でき、各層に関係する具体的かつ標準的な規約や技術を説明できる。4
主要なサーバの構築方法を説明できる。4
情報通信ネットワークを利用したアプリケーションの作成方法を説明できる。4
ネットワークを構成するコンポーネントの基本的な設定内容について説明できる。4
無線通信の仕組みと規格について説明できる。4
有線通信の仕組みと規格について説明できる。4
SSH等のリモートアクセスの接続形態と仕組みについて説明できる。4
基本的なルーティング技術について説明できる。4
基本的なフィルタリング技術について説明できる。4
情報数学・情報理論集合に関する基本的な概念を理解し、集合演算を実行できる。4
集合の間の関係(関数)に関する基本的な概念を説明できる。4
ブール代数に関する基本的な概念を説明できる。4
論理代数と述語論理に関する基本的な概念を説明できる。4
離散数学に関する知識をアルゴリズムの設計、解析に利用することができる。4
コンピュータ上での数値の表現方法が誤差に関係することを説明できる。4
コンピュータ上で数値計算を行う際に発生する誤差の影響を説明できる。4
コンピュータ向けの主要な数値計算アルゴリズムの概要や特徴を説明できる。4
情報量の概念・定義を理解し、実際に計算することができる。4
情報源のモデルと情報源符号化について説明できる。4
通信路のモデルと通信路符号化について説明できる。4
その他の学習内容オームの法則、キルヒホッフの法則を利用し、直流回路の計算を行うことができる。4
トランジスタなど、ディジタルシステムで利用される半導体素子の基本的な特徴について説明できる。4
少なくとも一つの具体的なコンピュータシステムについて、起動・終了やファイル操作など、基本的操作が行える。4
少なくとも一つの具体的なオフィススイート等を使って、文書作成や図表作成ができ、報告書やプレゼンテーション資料を作成できる。4
少なくとも一つのメールツールとWebブラウザを使って、メールの送受信とWebブラウジングを行うことができる。4
コンピュータウィルスやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。4
コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する対策例について説明できる。4
基本的な暗号化技術について説明できる。4
基本的なアクセス制御技術について説明できる。4
マルウェアやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。4
データモデル、データベース設計法に関する基本的な概念を説明できる。4
データベース言語を用いて基本的なデータ問合わせを記述できる。4
メディア情報の主要な表現形式や処理技法について説明できる。4
ディジタル信号とアナログ信号の特性について説明できる。4
情報を離散化する際に必要な技術ならびに生じる現象について説明できる。4
分野別の工学実験・実習能力情報系分野(実験・実習能力)情報系分野(実験・実習能力)与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。4
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。4
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。4
フローチャートなどを用いて、作成するプログラムの設計図を作成することができる。4
問題を解決するために、与えられたアルゴリズムを用いてソースプログラムを記述し、得られた実行結果を確認できる。4
与えられた仕様に合致した組合せ論理回路や順序回路を設計できる。4
基礎的な論理回路を構築し、指定された基本的な動作を実現できる。4
論理回路などハードウェアを制御するのに最低限必要な電気電子測定ができる。4
標準的な開発ツールを用いてプログラミングするための開発環境構築ができる。4
要求仕様にあったソフトウェア(アプリケーション)を構築するために必要なツールや開発環境を構築することができる。4
要求仕様に従って標準的な手法によりプログラムを設計し、適切な実行結果を得ることができる。4
分野横断的能力汎用的技能コミュニケーションスキルコミュニケーションスキル日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。5
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。5
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。5
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。5
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。5
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。5
他者の意見を聞き合意形成することができる。5
合意形成のために会話を成立させることができる。5
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。5
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。5
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。5
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。5
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。5
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。5
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。5
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる5
複数の情報を整理・構造化できる。5
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。5
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。5
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。5
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。5
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。5
事実をもとに論理や考察を展開できる。5
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。5
基盤的資質・能力自己理解自己理解周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。5
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。5
目標の実現に向けて計画ができる。5
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。5
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。5
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。6
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。6
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。6
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。6
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。6
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。5
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。5
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている5
法令やルールを遵守した行動をとれる。5
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。5
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。5
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。5
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。5
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。5
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。5
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。5
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。5
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。5
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。5
企業には社会的責任があることを認識している。5
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。5
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。5
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。5
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。5
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。5
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。5
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。5
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。5
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。5
創造性・デザイン能力創造性創造性工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。5
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。5
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。5
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。5
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。5
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。5

評価割合

ポートフォリオ発表相互評価合計
総合評価割合10000100
基礎的能力0000
専門的能力0000
分野横断的能力10000100