審判員資格

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 審判員資格
科目番号 0079 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 当該競技のルールブック,審判ガイドブックなど
担当教員 教務 委員会

到達目標

学習目的:公認審判員になりうる基礎体力を養うとともに,当該競技のルールに関する理解を深め,審判員資格を取得する。
到達目標:1.最低1年間は当該競技の練習を主たる目的とする部・同好会に所属し,その練習に継続的に参加する。2.1での練習及び各種の公式戦を通して,当該競技のルールを理解する。3.講習会等に参加し,審判員になるための知識・技術を修得する。4.審判員資格試験等を受験し,資格を取得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1当該競技の練習を主たる目的とする部・同好会に所属し,その中心として,率先してかつ積極的にその練習に継続的に参加している。当該競技の練習を主たる目的とする部・同好会に所属し,積極的にその練習に継続的に参加している。当該競技の練習を主たる目的とする部・同好会に所属しているが,その練習に継続的に参加していない。
評価項目2当該競技のルールを十分に精通しており,審判法についても常時,練習している。当該競技のルールに精通しており,審判法についても,審判法についても,練習している。当該競技のルールを理解しておらず,審判法についても練習していない。
評価項目3積極的に講習会等に参加し,審判員になるための知識・技術を修得している。積極的に講習会等に参加し,審判員になるための知識・技術修得に努に努めている。審判員になるための知識・技術修得のための努力をしていない。
評価項目4審判員資格試験等を受験し,初回の受験で,高得点で資格を取得する。審判員資格試験等を受験し,高得点で資格を取得する。審判員資格を取得できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・保健体育,選択,複合領域/健康・スポーツ科学/
学科学習目標との関連:本科目は一般科目学習目標「(3)生きるための活力と,その自由な表現力を身につける。」に相当する科目である。
技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育目標は「(B)地球的視野に立った人間性の育成,B-3:芸術やスポーツをとおして広く教養習・教育 を身に付け,これに基づいて自己表現できること」であるが,付随的には「H -1」にも関与する。
授業の概要:現代社会においては,スポーツの果たす役割はきわめて重要なものとなっている。それら各種のスポーツの振興を支える一つの柱が,公認審判員である。競技に親しむだけでなく公認審判員として競技の運営に加わることは,スポーツを通した生涯教育に発展していくものである。
授業の進め方・方法:
授業の方法:受講生が,自発的・主体的に活動することが基本である。その上で,各顧問が以下のような支援を行う。日々の活動について日誌等により確認する。講習会等の案内を受講者に連絡し,必要な手続きを取らせる。資格試験等の案内に関しても同様。資格取得を証明する書類その他を提出させる。
成績評価方法:各部・同好会での活動日誌等から日々の練習と,審判講習会への参加を確認するとともに,審判員資格試験に合格したことを証明する書類その他によって確認する。それらに,当該審判員資格取得の難易度の検討を加えながら,総合的に評価する。審判員資格試験に合格した者は,担当教員に申し出るとともに学年末試験の最終日までに教務係に単位取得申請書を提出すること。教務委員会で審議し,合否により単位が認定される
注意点:
履修上の注意:事前に各課外活動の指導教員と相談すること。各部・同好会での日々の活動が基礎となることを確認する(最低一年間の部活動実績要)。単位の修得には資格試験合格を証明する書類その他が必要となる。所定の期日までに,選択科目履修願を指導教員のサインを受領の上提出すること。本科目は資格取得による科目で,単位取得には単位取得申請手続きが必要。選択科目(自発的学習課目を除く)の内,教務委員会で認定できる単位数は,一般科目については4単位以内である。
履修のアドバイス:各部・同好会での活動日誌等をつけ,日々の活動の記録を残す。
簡単に取得できる審判員資格は,単位として認められない。
基礎科目:保健・体育Ⅰ(1年)
関連科目:保健・体育Ⅱ・Ⅲ(2年,3),体育(4),健康スポーツ科学(5)
受講上のアドバイス:審判員資格の取得だけを目指すのではなく,競技に親しみ,競技の練習を続ける延長線上に資格取得がある,と考えてもらいたい。社会人となり,競技に親しむだけでなく公認審判員として競技の運営に加わることは,地域社会から期待されるとともに,スポーツを通した生涯教育に発展していくものである。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス(年度初めに開催される「資格関連科目の説明会」に出席
2週 各部・同好会での練習
3週 各部・同好会での練習
4週 各部・同好会での練習
5週 各部・同好会での練習
6週 練習試合
7週 公式戦
8週 各部・同好会での練習
2ndQ
9週 各部・同好会での練習
10週 各部・同好会での練習
11週 各部・同好会での練習
12週 各部・同好会での練習
13週 練習試合
14週 練習試合
15週 公式戦
16週
後期
3rdQ
1週 各部・同好会での練習
2週 各部・同好会での練習
3週 各部・同好会での練習
4週 各部・同好会での練習
5週 各部・同好会での練習
6週 練習試合
7週 公式戦
8週 各部・同好会での練習
4thQ
9週 各部・同好会での練習
10週 各部・同好会での練習
11週 各部・同好会での練習
12週 各部・同好会での練習
13週 練習試合
14週 練習試合
15週 公式戦
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合502500025100
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力502500025100