Accounting Information System

Course Information

College Tsuyama College Year 2019
Course Title Accounting Information System
Course Code 0079 Course Category Specialized / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Department of Computer and Information Engineering Student Grade 5th
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 教科書:「簿記ワークブック」編著者:渡部裕亘他2名 中央経済社/財務分析用教材
Instructor

Course Objectives

学習目的:「簿記一巡の手続き」と「企業の財務分析」の基礎の習得を目的とする。

到達目標:
1. 資本取引・損益取引・混合取引の意味を理解している。
2. 簿記一巡の手続きを理解し、かつ記帳が出来る。
3. 簡単な損益計算書・貸借対照表の書式が理解出来る。
4. 費用収益の見越し繰延べの仕訳が出来る。
5.最小自乗法による、変動費・固定費の算定及び原価差異分析が出来る。

Rubric

不可
評価項目1資本取引・損益取引・混合取引の意味を理解し、かつ仕訳が出来る。資本取引・損益取引・混合取引の意味を理解している簿記の原理を理解している簿記の原理を理解できない。
評価項目2補助簿を含め、簿記一巡の手続きを理解し、かつ記帳が出来る。簿記一巡の手続きを理解し、かつ記帳が出来る。簿記一巡の手続きを理解している。簿記一巡の手続きを理解してない。
評価項目3簡単な損益計算書・貸借対照表の書式が作成出来る。簡単な損益計算書・貸借対照表の書式が理解出来る。損益計算書,貸借対照表の各勘定科目の会計処理ができる。損益計算書,貸借対照表の各勘定科目の会計処理ができない。
評価項目4費用収益の見越繰り延べの意味を理解した上で、帳簿の締切りができる。費用収益の見越し繰延べの仕分けが出来る。決算手続きができる。決算手続きができない。
評価項目5他社との比較において、優劣の判断が出来る。原価差異分析が出来る。最少自乗法による、変動費・固定費の算定ができる。簡単な損益分岐分析ができる。簡単な損益分岐分析ができない。原価差異分析が出来ない。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
一般・専門の別:専門 学習の分野:情報・制御

必修・履修・履修選択・選択の別:履修選択

基礎となる学問分野:社会科学/経営学/会計学,情報学/計算基盤/マルチメディア・データベース

学科学習目標との関連:本科目は情報工学科学習目標「(2)情報・制御ならびに電気・電子の分野に関する専門技術分野の知識を修得し,情報・通信等の分野に応用できる能力を身につける」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の深化,A-2:「電気・電子」,「情報・制御」に関する専門技術分野の知識を修得し,説明できること」である。

授業の概要:練習帳中心に講義を行う。企業が求める人材は,総合ポテンシャルの高い人材である。よって,経営者が求める人・事について適宜講義する。
Style:
授業の方法:教科書(記帳練習帳)を用いて講義する。板書にかかる時間の短縮のため,適宜レジュメを渡す。また,理解を深めるために演習を行う。また,会社の経営者が求めている人・事さらに社会生活について注意を要すること,について適宜ふれる。この授業は前期2時間で実施する。

成績評価方法:2回の定期試験の結果をそれぞれ同等に評価(60%)し,授業中の演習およびレポート課題を評価(40%)する。ただし,60点に満たない学生のため,定期試験以外にレポートを提出させる。評点付で上限60点とする。
Notice:
履修上の注意:本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。2単位の授業時間として約18時間講義するが,これ以外に約36時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。

履修のアドバイス:簿記は,数学のように頭で理解するというより体で理解するものである。学習にあたっては反復練習を行い,反射的に手が動くようにすることが重要である。

基礎科目:情報リテラシー(1年),など

関連科目:経営と知的財産(5年),卒業研究(5)など

受講上のアドバイス:電卓・定規を持参すること。遅刻の扱い:授業開始時の出席確認以降の入室は遅刻として扱う。遅刻は2回で1単位時間の欠課とし,1時限の半分の時間経過後は欠課として扱う。

連絡教員:川波弘道・総合理工学科情報システム系

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ガイダンス

開講期間の授業時間外の学習内容:
授業内容を理解できるように,授業内容に即した演習問題を課すので,解答して提出すること。
2nd 資産・負債・資本と貸借対照表 資産・負債・資本と貸借対照表について説明できる.
3rd 収益・費用と損益計算書 収益・費用と損益計算書について説明できる.
4th 帳簿・証憑,試算表の作成(1) 帳簿・証憑,試算表の作成について説明できる.(1)
5th 元帳の締切りと財務諸表の作成(1),精算表の作成(1),復習問題 元帳の締切り,財務諸表,精算表の作成について説明できる.(1)
6th 商品売買,商品有高帳 商品売買,商品有高帳について説明できる.
7th 売掛金・買掛金,その他の債権・債務 売掛金・買掛金,その他の債権・債務について説明できる.
8th (前期中間試験)
2nd Quarter
9th 前期中間試験の返却と解答解説
手形,有価証券
手形,有価証券について説明できる.
10th 固定資産,資本金と引出金,収益と費用 固定資産,資本金と引出金,収益と費用について説明できる.
11th 税金,伝票,試算表の作成(2) 税金,伝票,試算表の作成について説明できる.(2)
12th 決算整理手続,精算表の作成(2) 決算整理手続,精算表の作成について説明できる.(2)
13th 元帳の締切り,財務諸表の作成(2) 元帳の締切り,財務諸表,精算表の作成について説明できる.(2)
14th 財務分析・原価差異分析 財務分析・原価差異分析について説明できる.
15th (前期末試験)
16th 前期末試験の返却と解答解説

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価自己評価課題小テストTotal
Subtotal60000400100
基礎的能力0000000
専門的能力60000400100
分野横断的能力0000000