環境工学

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 環境工学
科目番号 0091 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:なし 参考書:化学工学会SCE.Net「図解 新エネルギーのすべて」(丸善出版),西岡秀三ほか「地球環境がわかる」(技術評論社)
担当教員 曽利 仁

到達目標

学習目的:エネルギーおよびそれと関連する地球環境の問題を科学的,技術的に把握できるようになることが本科目を学習する目的である。

到達目標:
1. 地球環境とエネルギーの関連を理解する
2. 人間活動と地球環境の保全について理解する
3. エネルギー資源について理解する。
4. エネルギー利用技術を理解する。

ルーブリック

不可
評価項目1地球環境と人間が消費しているエネルギーとの関連性を十分に理解し,誰にでも分かりやすく説明することができる。地球環境と人間が消費しているエネルギーとの関連性を十分に理解し,説明することができる。地球環境と人間が消費しているエネルギーとの関連性を理解し,説明することができる。地球環境と人間が消費しているエネルギーとの関連性を理解できない。
評価項目2様々な地球環境保全への取り組みを十分に理解し,誰にでも分かりやすく説明することができる。様々な地球環境保全への取り組みを十分に理解し,説明することができる。様々な地球環境保全への取り組みを理解し,説明することができる。様々な地球環境保全への取り組みを理解できない。
評価項目3エネルギー資源(化石燃料,再生可能エネルギー)それぞれのメリット,デメリットを十分に理解し,誰にでも分かりやすく説明することができる。エネルギー資源(化石燃料,再生可能エネルギー)それぞれのメリット,デメリットを十分に理解し,説明することができる。エネルギー資源(化石燃料,再生可能エネルギー)それぞれのメリット,デメリットを理解し,説明することができる。エネルギー資源(化石燃料,再生可能エネルギー)それぞれのメリット,デメリットを理解できない。
評価項目4新たなエネルギー利用技術(再生可能エネルギーなど)を十分に理解し,誰にでも分かりやすく説明することができる。新たなエネルギー利用技術(再生可能エネルギーなど)を十分に理解し,説明することができる。新たなエネルギー利用技術(再生可能エネルギーなど)を理解し,説明することができる。新たなエネルギー利用技術(再生可能エネルギーなど)を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:専門 学習の分野:自然科学系 共通・基礎

必修・履修・履修選択・選択の別:履修

基礎となる学問分野:環境学/環境創成学/持続可能システム・環境社会システム

学科学習目標との関連:本科目は情報工学科学習目標「(1)数学,物理を中心とした自然科学系の科目に関する知識を修得し,情報工学を中心とした技術分野に応用する能力を身につける。」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分野の知識を修得し,説明できること」であるが,付随的には「A-2」,「G-2」にも関与する。

授業の概要:情報化時代において,情報技術で使用するエネルギーや資源が地球環境に大きな影響を及ぼす反面,情報技術が環境問題に解決に利用できる。このような観点からエネルギー,環境関連技術を学習する。また本科目は,基礎科学に対応する学問であり,科学的思考を養う。

履修上の注意:本科目は,環境教育ならびに原子力人材育成関連科目である。

履修のアドバイス:必ずしも特別な基礎知識を必要としない内容である。

基礎科目:なし

関連科目:環境科学(専1年)
授業の進め方・方法:
授業の方法:板書を中心に授業を進めるが,できるだけ学生に質問し,学生の理解度を確かめながら授業を進める。また,理解が深まるようにレポートを課す。

成績評価方法:2回の期末試験をそれぞれ同等に評価する(60%)。レポート,小テストで評価する(40%)。試験には,原則,自筆ノート・配布資料の持込を許可するが,試験問題によっては不許可とする場合がある。再試験は行わない。
注意点:
エネルギー,地球環境問題全体の位置づけ,技術動向を把握し,自ら考える努力をすること。遅刻は授業時間半分までとし,遅刻2回で欠課1回として取り扱う。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,地球環境とエネルギー
2週 地球環境とエネルギー
3週 日本のエネルギー供給と消費
4週 日本のエネルギー供給と消費
5週 石油
6週 石炭・天然ガス
7週 火力発電
8週 原子力発電・核燃料サイクル
2ndQ
9週 原子力発電・核燃料サイクル
10週 原子力発電・核燃料サイクル
11週 大気汚染・酸性雨
12週 オゾン層破壊・海洋汚染
13週 森林伐採・砂漠化
14週 生物多様性の減少
15週 前期末試験
16週 前期末試験の返却と解答解説
後期
3rdQ
1週 地球温暖化
2週 地球温暖化
3週 地球温暖化
4週 太陽光・太陽熱エネルギー
5週 風力エネルギー
6週 バイオマスエネルギー・廃棄物エネルギー
7週 温度差エネルギー
8週 地熱・海洋エネルギー
4thQ
9週 クリーンエネルギー自動車
10週 電気自動車・ハイブリッド自動車
11週 燃料電池
12週 燃料電池
13週 水素エネルギーの利用
14週 分散型エネルギー
15週 後期末試験
16週 後期末試験の返却と解答解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題・小テスト合計
総合評価割合6040100
基礎的能力000
専門的能力6040100
分野横断的能力000