情報通信特論

科目基礎情報

学校 津山工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 情報通信特論
科目番号 0094 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:「デジタル情報学概論」(共立出版株式会社)/参考書:必要に応じて資料を配付する
担当教員 佐竹伸介 (情報)

到達目標

学習目的:情報システム,ディジタルコンテンツ,サイバービジネスに関する基礎知識を修得する。

到達目標:
1. 情報通信を支える基礎技術を理解する。
2. 情報システムに関する基礎知識を理解する。
3. ディジタルコンテンツに関する基礎理論を理解する。
4. サイバービジネスに関する基礎知識を理解する。

ルーブリック

不可
評価項目1情報通信を支える基礎技術を理解し説明できる。情報通信を支える基礎技術を理解している。情報通信を支える基礎技術をおおよそ理解している。左記に達していない。
評価項目2情報システムに関する基礎知識を理解し説明できる。情報システムに関する基礎知識を理解している。情報システムに関する基礎知識をおおよそ理解している。左記に達していない。
評価項目3ディジタルコンテンツに関する基礎理論を理解し説明できる。ディジタルコンテンツに関する基礎理論を理解している。ディジタルコンテンツに関する基礎理論をおおよそ理解している。左記に達していない。
評価項目4サイバービジネスに関する基礎知識を理解し説明できる。サイバービジネスに関する基礎知識を理解している。サイバービジネスに関する基礎知識をおおよそ理解している。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般・専門の別:専門 学習の分野:情報・制御

必修・履修・履修選択・選択の別:履修選択

基礎となる学問分野:工学/電気電子工学/通信・ネットワーク工学

学科学習目標との関連:本科目は情報工学科学習目標「(2)情報・制御ならびに電気・電子の分野に関する専門技術分野の知識を修得し,情報・通信等の分野に応用できる能力を身につける。」に相当する科目である。

技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の深化, A-2:「電気・電子」, 「情報・制御」に関する専門技術分野の知識を修得し, 説明できること」であるが,付随的には,「C-1,C-2」にも関与する。

授業の概要:ディジタル情報社会およびそれを支える技術に関して,講義を行う。
授業の進め方・方法:
授業の方法:講義を中心に,教科書を用いて授業を進める。また,関連する諸技術についても必要に応じて補足説明する。また,理解が深まるよう演習を課す。この授業は後期2時間で実施する。

成績評価方法:2回の定期試験(70%)およびレポート提出状況・内容(30%)により判断する。レポートの提出締め切りは,基本的に課題が与えられた1週間後の授業開始時とする。それ以降は受け付けない。試験には,教科書・ノートの持込を許可しない。

注意点:
履修上の注意:本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あたり授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。

履修のアドバイス:本科目・「経営と知的財産」・「制御工学II」の3科目から1つを選択して履修する。

基礎科目:3年までの数学各科目,電気磁気学I,II(3年,4),応用数学I,II(4),電子回路(4),情報ネットワーク(4)など

関連科目:情報通信工学(5年),情報理論(5)など

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス

開講期間の授業時間外の学習内容:
授業内容を理解できるように,授業内容に即した問題をレポート課題として課すので,レポートを作成して提出すること。
2週 ディジタルの概念
3週 衛星通信技術と利用法
4週 認証技術
5週 著作権保護
6週 高度情報化社会がもたらす影響
7週 情報化具体例1(行政,学校,家庭)
8週 (後期中間試験)
4thQ
9週 後期中間試験の返却と解答解説,情報化具体例2(医療,福祉)
10週 情報化具体例3(気象,防災)
11週 ディジタルコンテンツ(パッケージ型とネットワーク型)
12週 ディジタルコンテンツ(CGとディジタルシネマ)
13週 ディジタルコンテンツ(ディジタルマップとGIS)
14週 サイバービジネス及び復習
15週 (学年末試験)
16週 学年末試験の解答と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価自己評価課題小テスト合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000