学習目標: 研究課題を理解し,問題を解決するための計画を立てる能力(構想力)を身に付ける。学内外で得た科学・技術・情報を利用(種々の学問,技術の総合応用能力)し,自発的に計画を継続して調査・実行・考察する能力,得られた成果を図,文章,式,プログラム等で表現できる能力,口頭で発表できる能力(コミュニケーション能力)を身に付ける。また,技術者倫理について考え,理解を深める。
到達目標
◎日本語や英語を用いて,効果的な説明方法・手段で他者に意見や考えを伝えることができる。
◎研究テーマに関連した観察,課題の設定から実施可能な方法を考察し,具体的な行動に結びつけることができる。
◎工学的課題を理解し,課題解決のための設計解(システム・構成要素・工程)を創案できる。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス,テーマ説明会とアンケートの実施,配属先の決定 |
本科目の位置づけを理解する。
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2週 |
担当教員の指導のもと,課題の決定,文献調査,資料収集,実施計画の立案,実験・製作の実施,結果の検討などの活動を,主体的に実行する。 |
研究に関する基礎知識を獲得する。
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3週 |
研究を継続的に実施する。 |
研究に関する基礎知識を獲得する。
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4週 |
研究を継続的に実施する。 |
研究に関する基礎知識を獲得する。
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5週 |
研究を継続的に実施する。 |
研究に関する基礎知識を獲得する。
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6週 |
研究を継続的に実施する。 |
研究に関する基礎知識を獲得する。
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7週 |
立案した実施計画書の提出と発表。 |
自分の研究を説明でき、けんきゅうのスケジュール管理ができる。
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8週 |
(前期中間試験) |
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2ndQ |
9週 |
研究を継続的に実施する。技術者倫理講演会の聴講と研究における技術者倫理についての報告書の提出。 |
研究と倫理について理解を深め、倫理の重要性を知る。
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10週 |
研究を継続的に実施する。 |
研究の進捗を管理し、他者とコミュニケーションをとり、研究を進められる。
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11週 |
研究を継続的に実施する。 |
研究の進捗を管理し、他者とコミュニケーションをとり、研究を進められる。
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12週 |
研究を継続的に実施する。 |
研究の進捗を管理し、他者とコミュニケーションをとり、研究を進められる。
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13週 |
研究を継続的に実施する。 |
研究の進捗を管理し、他者とコミュニケーションをとり、研究を進められる。
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14週 |
研究を継続的に実施する。 |
研究の進捗を管理し、他者とコミュニケーションをとり、研究を進められる。
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15週 |
(前期末試験) |
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16週 |
中間報告書作成に向けて準備を行う。 |
研究の進捗を文書としてまとめられる。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
これまでの研究のまとめとして中間報告書を作成する。 |
研究の進捗を文書としてまとめられる。
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2週 |
中間報告書を作成して提出する。 |
研究の進捗を文書としてまとめられる。
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3週 |
卒業研究予備審査会の発表概要を作成する。発表概要には,実施計画に対しての実施状況を記述しておくこと。 |
研究の進捗を他者に説明できる。
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4週 |
卒業研究予備審査会を行い,これまでの成果と今後の課題とを確認する。この段階で取り組みが十分でないと判断されたら,再発表等の取り組みを求める。 |
研究の進捗を他者に説明できる。
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5週 |
これまでの成果を点検し,実施内容の見直しや追加を行って,最終目標に向けて研究を進める。 |
研究の進捗を客観的に振り返り、今後の研究について方針を決められる。
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6週 |
研究を継続的に実施する。 |
研究の進捗を管理し、他者とコミュニケーションをとり、研究を進められる。
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7週 |
研究を継続的に実施する。 |
研究の進捗を管理し、他者とコミュニケーションをとり、研究を進められる。
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8週 |
(後期中間試験) |
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4thQ |
9週 |
研究を継続的に実施する。 |
研究の進捗を管理し、他者とコミュニケーションをとり、研究を進められる。
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10週 |
研究を継続的に実施する。 |
研究の進捗を管理し、他者とコミュニケーションをとり、研究を進められる。
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11週 |
研究を継続的に実施する。 |
研究の進捗を管理し、他者とコミュニケーションをとり、研究を進められる。
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12週 |
研究を継続的に実施する。 |
研究の進捗を管理し、他者とコミュニケーションをとり、研究を進められる。
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13週 |
別に定められた執筆要項に従って「卒業研究報告書」をまとめ提出する。 |
研究を通じて得られた結果について文書にまとめられる。
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14週 |
卒業研究の発表概要を提出する。「卒業研究実施結果報告書」も提出する。 |
研究を通じて得られた結果について文書にまとめられる。
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15週 |
「卒業研究発表・審査会」の準備を行う。 |
研究を通じて得られた結果について発表資料にまとめられる。
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16週 |
「卒業研究発表・審査会」で口頭発表を行う。なお,事前に発表概要を提出する。 |
研究を通じて得られた結果について発表できる。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。 | 3 | |
現代社会の具体的な諸問題を題材に、自ら専門とする工学分野に関連させ、技術者倫理観に基づいて、取るべきふさわしい行動を説明できる。 | 3 | |
技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を認識している。 | 3 | |
社会における技術者の役割と責任を説明できる。 | 3 | |
情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。 | 3 | |
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。 | 3 | |
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。 | 3 | |
環境問題を考慮して、技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 3 | |
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 3 | |
過疎化、少子化など地方が抱える問題について認識し、地域社会に貢献するために科学技術が果たせる役割について説明できる。 | 3 | |
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。 | 3 | |
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。 | 3 | |
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。 | 3 | |
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。 | 3 | |
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。 | 3 | |
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。 | 3 | |
科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。 | 3 | |
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。 | 3 | |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | ソフトウェア | ソフトウェアを中心としたシステム開発のプロセスを説明できる。 | 4 | |
計算機工学 | 要求仕様に従って、標準的なプログラマブルデバイスやマイコンを用いたシステムを構成することができる。 | 4 | |
コンピュータシステム | プロジェクト管理の必要性について説明できる。 | 4 | |
WBSやPERT図など、プロジェクト管理手法の少なくとも一つについて説明できる。 | 4 | |
ER図やDFD、待ち行列モデルなど、ビジネスフロー分析手法の少なくとも一つについて説明できる。 | 4 | |
システムプログラム | 形式言語の概念について説明できる。 | 4 | |
オートマトンの概念について説明できる。 | 4 | |
コンパイラの役割と仕組みについて説明できる。 | 4 | |
形式言語が制限の多さにしたがって分類されることを説明できる。 | 4 | |
正規表現と有限オートマトンの関係を説明できる。 | 4 | |
情報数学・情報理論 | コンピュータ上での数値の表現方法が誤差に関係することを説明できる。 | 4 | |
コンピュータ上で数値計算を行う際に発生する誤差の影響を説明できる。 | 4 | |
コンピュータ向けの主要な数値計算アルゴリズムの概要や特徴を説明できる。 | 4 | |
その他の学習内容 | コンピュータウィルスやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。 | 4 | |
コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する対策例について説明できる。 | 4 | |
基本的な暗号化技術について説明できる。 | 4 | |
基本的なアクセス制御技術について説明できる。 | 4 | |
マルウェアやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。 | 4 | |
メディア情報の主要な表現形式や処理技法について説明できる。 | 4 | |
ディジタル信号とアナログ信号の特性について説明できる。 | 4 | |
情報を離散化する際に必要な技術ならびに生じる現象について説明できる。 | 4 | |
分野別の工学実験・実習能力 | 情報系分野【実験・実習能力】 | 情報系【実験・実習】 | 標準的な開発ツールを用いてプログラミングするための開発環境構築ができる。 | 4 | |
要求仕様にあったソフトウェア(アプリケーション)を構築するために必要なツールや開発環境を構築することができる。 | 4 | |
要求仕様に従って標準的な手法によりプログラムを設計し、適切な実行結果を得ることができる。 | 4 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 5 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 5 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 5 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 5 | |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 5 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 5 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 5 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 5 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 5 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 5 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 5 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 5 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 5 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 5 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 5 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 5 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 5 | |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 5 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 5 | |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 5 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 5 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 5 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 5 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 5 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 5 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 5 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 5 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 5 | |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 5 | |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 5 | |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 5 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 5 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 5 | |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 5 | |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 5 | |
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。 | 5 | |
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 5 | |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 5 | |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 5 | |