科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 歴史
科目番号 1911004 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 現代の歴史総合 (山川出版社、2021年)
担当教員 小河 浩

到達目標

(1)主に近現代史について、歴史総合で高等学校履修程度の内容が理解できる。詳細な内容は以下の通りである。
(2)近代化と我々について高等学校履修程度の内容を理解して、社会活動に応用できる。
(3)国際秩序の変化や大衆化について高等学校履修程度の内容を理解して、社会活動に応用できる。
(4)上記の時代にあたる日本および地域史について、基礎的な内容を理解して、社会活動に応用できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1近代における世界と日本の開国などについて、基礎的な用語を理解できて、内容を社会活動に応用できる。近代における世界と日本の開国などについて、基礎的な用語を理解できて、社会活動に関心を向けられる。近代における世界と日本の開国などについて、基礎的な用語を理解できず、社会活動にも応用できない。
評価項目2国民国家の成立と明治維新について、基礎的な用語を理解できて、内容を社会活動に応用できる。国民国家の成立と明治維新について、基礎的な用語を理解できて、社会活動に関心を向けられる。国民国家の成立と明治維新について、基礎的な用語を理解できず、社会活動にも応用できない。
評価項目3第一次世界大戦頃の総力戦と社会運動について、基礎的な用語を理解できて、内容を社会活動に応用できる。第一次世界大戦頃の総力戦と社会運動について、基礎的な用語を理解できて、社会活動に関心を向けられる。第一次世界大戦頃の総力戦と社会運動について、基礎的な用語を理解できず、社会活動にも応用できない。
評価項目4経済危機と第二次世界大戦について、基礎的な用語を理解できて、内容を社会活動に応用できる。経済危機と第二次世界大戦について、基礎的な用語を理解できて、社会活動に関心を向けられる。経済危機と第二次世界大戦について、基礎的な用語を理解できず、社会活動にも応用できない。
評価項目5上記の時代にあたる日本および地域史について、基礎的な事柄を理解できて、内容を社会活動に応用できる。上記の時代にあたる日本および地域史について、基礎的な事柄を理解できて、社会活動に関心を向けられる。上記の時代にあたる日本および地域史について、基礎的な事柄を理解できず、社会活動にも応用できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
(1)主に近現代史について、歴史総合で高等学校履修程度の内容できが理解る。詳細な内容は以下の通りである。
(2)近代化と我々について高等学校履修程度の内容を理解できて、内容を社会活動に応用できる。
(3)国際秩序の変化や大衆化について高等学校履修程度の内容を理解できて、内容を社会活動に応用できる。                                                     (4)上記の時代にあたる日本および地域史について理解できて、内容を社会活動に応用できる。
授業の進め方・方法:
 1年の歴史では、近現代史について、18世紀あたりの世界情勢と日本の開国、第一次世界大戦から第二次世界大戦ころの歴史について学習する。グローバル化した世界の展開を理解するのは、語学ばかりでなく、世界の歴史や文化についての幅広い知識が必要である。本学年では、近代以降の歴史・文化的基盤となるより古い段階の日本を含む歴史も必要に応じて取り入れながら、世界史を主に講義形式で総合的に学ぶ。
注意点:
(1)シラバス内容に照らし合わせて予習をしてくること。                                                                     
(2)課題などは必ず期限内に提出すること。                                                       (3)学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。   

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.18世紀東アジアにおける社会と経済 ガイダンス
1. 18世紀の日本を含む東アジア経済と社会について理解できて、内容を社会活動に応用できる。
2週 2. 貿易とつながる世界と日本 2. 18世紀のアジア圏でのヨーロッパなどとの貿易関係について理解できて、内容を社会活動に応用できる。
3週 3. 産業革命1 3. イギリスを中心とする第一次産業革命について理解できて、内容を社会活動に応用できる。
4週 3. 産業革命2 3. 第二次産業革命や各種の技術革新について理解できて、内容を社会活動に応用できる。
5週 4. 中国の開港と日本の開国1 4. アヘン戦争や幕末の日本について理解できて、内容を社会活動に応用できる。
6週 5. 市民革命1 5. アメリカの独立革命について理解できて、内容を社会活動に応用できる。
7週 前期中間試験 中間試験
8週 5. 市民革命2 答案返却・解説
5. フランス革命について理解できて、内容を社会活動に応用できる。
2ndQ
9週 6. 国民国家とナショナリズム 6. フランス革命の影響、アメリカの発展、末期オスマン帝国について理解できて、内容を社会活動に応用できる。
10週 7. 明治維新1 7. 幕末の日本と明治維新について理解できて、内容を社会活動に応用できる。
11週 7. 明治維新2 7. 立憲国家成立や文明開化について理解できて、内容を社会活動に応用できる。
12週 8. 日本の産業革命 8. 明治期日本の殖産興業などについて理解できて、内容を社会活動に応用できる。
13週 9. 帝国主義1 9. 欧米列強による西アジア方面での帝国主義的進出ついて理解できて、内容を社会活動に応用できる。
14週 9. 帝国主義2 9. 欧米列強による東南アジア方面での帝国主義的進出ついて理解できて、内容を社会活動に応用できる。
15週 10. 変容する東アジアの国際秩序1 10. アジアでの国境や領土の変遷などについて理解できて、内容を社会活動に応用できる。
16週 前期末試験 前期末試験
後期
3rdQ
1週 10. 変容する東アジアの国際秩序2 答案返却と解説
10. 朝鮮の開国や近代化、日清戦争などについて理解できて、内容を社会活動に応用できる。
2週 11. 日露戦争と東アジアの変動1 11. 末期清朝についての混乱や日露戦争などについて理解できて、内容を社会活動に応用できる。
3週 11. 日露戦争と東アジアの変動2 11. 辛亥革命について理解できて、内容を社会活動に応用できる。
4週 12. 近代化と現代的な諸課題 12. 近代化に伴う様々な諸問題について理解できて、内容を社会活動に応用できる。
5週 13. 第一次世界大戦の展開1 13. 第一次世界大戦の展開について理解できて、内容を社会活動に応用できる。
6週 13. 第一次世界大戦の展開2 13. 第一次世界大戦の展開について理解できて、内容を社会活動に応用できる。
7週 14. ソ連成立とアメリカの台頭1 14. ロシア帝国の終焉とソヴィエト政権の成立について理解できて、内容を社会活動に応用できる。
8週 14. ソ連成立とアメリカの台頭2 15. アメリカ合衆国の台頭について理解できて、内容を社会活動に応用できる。
4thQ
9週 15. ヴェルサイユ体制とワシントン体制 15. ヴェルサイユ条約やワシントン体制での軍縮について理解できて、内容を社会活動に応用できる。
10週 16. 世界経済の変容と日本 16. 第一次世界大戦頃の世界経済と日本について理解できて、内容を社会活動に応用できる。
11週 後期中間試験 後期中間試験
12週 17. アジアのナショナリズム 答案返却と解説
17. アジア世界でのナショナリズムの勃興について理解できて、内容を社会活動に応用できる。
13週 18. 大衆の政治参加 18. 欧米や日本での大衆の政治参加について理解できて、内容を社会活動に応用できる。
14週 19. 消費社会と大衆文化 19. 大衆と消費社会や文化などについて理解できて、内容を社会活動に応用できる。
15週 20. 世界恐慌の時代から第二次世界大戦 20. 世界恐慌の仕組みと、第二次大戦の展開について理解できて、内容を社会活動に応用できる。
16週 学年末試験 学年末試験、答案返却と解説

評価割合

試験と後期中間課題グループ発表相互評価授業態度ポートフォリオ合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000