到達目標
(1) 順列・組合せの総数の求め方を理解し、それらを利用して様々な場合の数を求めることができる。
(2) いろいろな方程式・不等式の意味を理解し、解を導くことができる。
(3) 三角比の意味を理解し、三角形の辺の長さや角の大きさ、面積を求めることができる。
(4) 三角関数を理解し、基本的なグラフが描ける。また、基本的な三角方程式・三角不等式が解ける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 場合の数、順列、組合せの複雑な計算ができ、説明できる。 | 場合の数、順列、組合せの基本的な計算ができる。 | 場合の数、順列、組合せの計算ができない。 |
評価項目2 | いろいろな方程式・不等式の意味を理解し、複雑な3元連立1次方程式・1次不等式を解くことができる。 | いろいろな方程式・不等式の意味を理解し、基本的な3元連立1次方程式・1次不等式を解くことができる。 | いろいろな方程式・不等式の意味が理解できない。または、基本的な3元連立1次方程式・1次不等式を解くことができない。 |
評価項目3 | 三角比を理解し、定理・公式を利用して問題が解ける。 | 三角比を用いた基本的な計算ができる。 | 三角比の値を求めることができない。 |
評価項目4 | 三角関数を理解し、複雑なグラフが描ける。また、複雑な三角方程式・三角不等式が解ける。 | 三角関数を理解し、基本的なグラフが描ける。また、基本的な三角方程式・三角不等式が解ける。 | 三角関数の基本的なグラフが描けない。または、基本的な三角方程式・三角不等式が解けない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
(1) 数学の科目を学び、自然現象を科学的に説明できるとともに、各学科の専門科目を理解できる能力を身につける授業を行う。
(2) 中学校で学んでいない初めての単元「場合の数」を学習する。
(3) 専門分野の様々な問題の分析に必要な、いろいろな方程式・不等式の解法を身につける。
(4) 三角比の意味と図形の計量を学び、三角関数の基礎を学習する。
(5) 中学校で学習した内容をさらに深め、2年次、3年次の数学、専門科目の学習に対応できるようにする。
授業の進め方・方法:
教科書の内容に沿った演習中心の授業を行う。また、授業で習った内容を課題として出題する。
注意点:
(1) 今後学ぶ数学や専門科目の基礎となる科目であるから、学習内容をしっかりと身に付ける必要がある。
(2) 学習内容の定着には、日々の予習復習が不可欠である。教科書・問題集などを活用して主体的に学習すること。
(3) 復習課題を出題するので必ず期限内に提出すること。
(4) 学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
場合の数 |
積の法則と和の法則の違いを理解している。
|
2週 |
場合の数 |
順列の基本的な計算ができる。
|
3週 |
場合の数 |
順列、重複順列の問題が解ける。
|
4週 |
場合の数 |
組合せの基本的な計算ができる。
|
5週 |
場合の数 |
組合せの問題が解ける。
|
6週 |
場合の数 |
同じものを含む順列、円順列の問題が解ける。
|
7週 |
前期中間試験・答案返却・解説 |
|
8週 |
連立方程式 |
基本的な3元1次連立方程式、
|
2ndQ |
9週 |
その他の方程式 |
絶対値記号や根号を含む方程式が解ける。
|
10週 |
恒等式 |
恒等式の意味を理解し、問題が解ける。
|
11週 |
1次不等式 |
1次不等式を解くことができ、簡単な文章題が解ける。
|
12週 |
連立不等式 |
連立不等式を解くことができ、簡単な文章題が解ける。
|
13週 |
2次不等式 |
基本的な2次不等式が解ける。
|
14週 |
集合 |
集合の概念を理解している。
|
15週 |
命題 |
命題の概念を理解している。
|
16週 |
前期末試験・答案返却・解説 |
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
三角比 |
三角比の値を求めることができる。
|
2週 |
三角比 |
三角比を利用して、文章問題が解ける。
|
3週 |
三角比 |
鈍角の三角比の値を求めることができる。
|
4週 |
三角比 |
三角比の相互関係を理解でき、それを利用できる。
|
5週 |
三角比 |
正弦定理を理解し、それを利用できる。
|
6週 |
三角比 |
余弦定理を理解し、それを利用できる。
|
7週 |
三角比 |
正弦定理・余弦定理の応用問題が解ける。
|
8週 |
三角比 |
公式を利用し、三角形の面積を求めることができる。
|
4thQ |
9週 |
後期中間試験・答案返却・解説 |
|
10週 |
三角関数 |
一般角を理解し、一般角の三角関数の値を求めることができる。
|
11週 |
三角関数 |
孤度法を理解し、角を弧度法で表現することができる。
|
12週 |
三角関数 |
基本的な三角関数のグラフが描ける。
|
13週 |
三角関数 |
グラフの拡大・縮小を理解し、複雑な三角関数のグラフが描ける。
|
14週 |
三角関数 |
三角方程式が解ける。
|
15週 |
三角関数 |
三角不等式が解ける。
|
16週 |
学年末試験・答案返却・解説 |
|
評価割合
| 試験 | 課題 | 提出物 | 発表 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 10 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 10 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |