科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 歴史
科目番号 1921003 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 現代の歴史総合 (山川出版社、2021年)
担当教員 小河 浩

到達目標

(1)主に第二次大戦後から現代までの歴史について、歴史総合で高等学校履修程度の内容が理解できる。詳細な内容は以下の通りである。
(2)米ソ冷戦構造と我々について高等学校履修程度の内容を理解して、社会活動に応用できる。
(3)米ソ冷戦構造の終結から世界のグローバル化について高等学校履修程度の内容を理解して、社会活動に応用できる。
(4)上記の時代にあたる日本および世界諸地域の地域史について、基礎的な内容を理解して、社会活動に応用できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1第二次世界大戦の終結から、米ソ冷戦構造の始まりなどについて高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できて、社会活動に応用できる。第二次世界大戦の終結から、米ソ冷戦構造の始まりなどについて高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できて、社会活動に関心を向けられる。第二次世界大戦の終結から、米ソ冷戦構造の始まりなどについて高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できず、社会活動に応用できない。
評価項目2太平洋戦争の終結から、日本の独立・日本の冷戦構造への参画などについて高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できて、社会活動に応用できる。太平洋戦争の終結から、日本の独立・日本の冷戦構造への参画などについて高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できて、社会活動に関心を向けられる。太平洋戦争の終結から、日本の独立・日本の冷戦構造への参画などについて高等学校履修程度の基礎的な用語などが理解できず、社会活動に応用できない。
評価項目3石油危機や日本の高度経済成長・アジア世界の変容などについて高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できて、社会活動に応用できる。石油危機や日本の高度経済成長・アジア世界の変容などについて高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できて、社会活動に関心を向けられる。石油危機や日本の高度経済成長・アジア世界の変容などについて高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できず、社会活動に応用できない。
評価項目4米ソ冷戦構造の展開からソ連崩壊後の世界、世界秩序の変遷と日本などについて高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できて、社会活動に応用できる。米ソ冷戦構造の展開からソ連崩壊後の世界、世界秩序の変遷と日本などについて高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できて、社会活動に関心を向けられる。米ソ冷戦構造の展開からソ連崩壊後の世界、世界秩序の変遷と日本などについて高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できず、社会活動に応用できない。
評価項目5グローバル化の進展と日本・世界経済・我々の生活などについて高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できて、社会活動に応用できる。グローバル化の進展と日本・世界経済・我々の生活などについて高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できて、社会活動に関心を向けられる。また上記の時代にあたる日本および地域史について基礎的な事項が理解できて、社会活動に関心を向けられる。グローバル化の進展と日本・世界経済・我々の生活などについて基礎的な用語が理解できず、社会活動に応用できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
(1)主に第二次大戦後から現代までの歴史について、歴史総合で高等学校履修程度の内容が理解できる。詳細な内容は以下の通りである。
(2)米ソ冷戦構造と我々について高等学校履修程度の内容を理解して、社会活動に応用できる。
(3)米ソ冷戦構造の終結から世界のグローバル化について高等学校履修程度の内容を理解して、社会活動に応用できる。
(4)上記の時代にあたる日本および世界諸地域の地域史について、基礎的な内容を理解して、社会活動に応用できる。
授業の進め方・方法:
2年の歴史では、第二次大戦終了後の世界、米ソ冷戦構造からソ連崩壊後の現代にいたるまでのはば広い対象に関して学習する。世界の動向に加えて日本の歩みやグローバル化された世界と我々の生活いたるまでを学ぶなど、近代以降の歴史について学習する。グローバル化した世界の展開を理解するのは、語学ばかりでなく、世界の歴史や文化についての幅広い知識が必要である。
注意点:
(1)シラバス内容に照らし合わせて予習をしてくること。                                                                     
(2)課題などは必ず期限内に提出すること。                                                                       (3)学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。 

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.第二次大戦の終結・米ソ冷戦構造の始まり・日本の独立 ガイダンス
1-(1)第二次大戦の終結・米ソ冷戦構造の始まり・日本の独立について理解できて、社会活動に応用できる。
2週 1.第二次大戦の終結・米ソ冷戦構造の始まり・日本の独立 1-(2)第二次大戦の終結・米ソ冷戦構造の始まり・日本の独立・朝鮮戦争などについて理解できて、社会活動に応用できる。
3週 2. 冷戦構造下での軍拡競争と緊張緩和・地域連携の形成と展開 2-(1) 冷戦構造下での軍拡競争・核開発と緊張緩和・地域連携の形成と展開について理解できて、社会活動に応用できる。
4週 2. 国際秩序の変化・大衆化・現代的な諸課題 2-(2)鉄道・移民と統合・平等と格差問題について理解できて、社会活動に応用できる。
5週 2.冷戦と国際関係・人や資本の移動・高度情報通信 2-(3) 冷戦と国際関係・人や資本の移動・高度情報通信について理解できて、社会活動に応用できる。
6週 2. 食料と人口・資源エネルギーと環境・感染症・多様な共存 2-(4)食料と人口・資源エネルギーと環境・感染症・多様な共存などについて理解できて、社会活動に応用できる。
7週 前期中間試験 前期中間試験
8週 3. 冷戦下の地域紛争と脱植民地化 答案返却と解説
3-(1)東アジア・アラブ諸国と中東戦争・インドシナ戦争について理解できて、社会活動に応用できる。
2ndQ
9週 3. 冷戦下の地域紛争と脱植民地化 3-(2)ベトナム戦争と反戦運動について理解できて、社会活動に応用できる。
10週 3. 地域連携の形成と展開 3-(3)西ヨーロッパやアジア・アフリカでの地域統合について理解できて、社会活動に応用できる。
11週 3. 計画経済とその波及 3-(4)第三世界から見たアメリカとソ連について理解できて、社会活動に応用できる。
12週 3. 計画経済とその波及 3-(5)中国の社会主義体制について理解できて、社会活動に応用できる。
13週 3. 日本の高度経済成長 3-(6) 日本の高度経済成長の展開について理解できて、社会活動に応用できる。
14週 4.日本の高度経済成長 4-(1) 日本の高度経済成長の引き起こした社会問題について理解できて、社会活動に応用できる。
15週 4.アジアの中の戦後日本 4-(2) 日中韓の関係や沖縄の返還について理解できて、社会活動に応用できる。
16週 前期末試験 前期末試験
後期
3rdQ
1週 4. 世界秩序の変容と日本 答案返却と解説
4-(3) 世界の歩みと日本について理解できて、社会活動に応用できる。
2週 4. 石油危機 4-(4) ドルショックや石油危機について理解できて、社会活動に応用できる。
3週 4. 石油危機 4-(5) 高度経済成長の終わりや貿易摩擦について理解できて、社会活動に応用できる。
4週 4. アジア諸地域の経済発展 4-(6) 東南アジア・西アジア・インドなどの経済発展について理解できて、社会活動に応用できる。
5週 4. 市場開放と経済の自由化 4-(7) 経済における自由化や市場の発展について理解できて、社会活動に応用できる。
6週 4. 市場開放と経済の自由化 4-(8) プラザ合意や環境問題について理解できて、社会活動に応用できる。
7週 4. 情報技術革命とグローバリゼーション 4-(9) IT革命やグローバリゼーション・情報化社会について理解できて、社会活動に応用できる。
8週 4. 冷戦の終結とソ連崩壊 4-(10) ゴルバチョフの改革と東欧の激変について理解できて、社会活動に応用できる。
4thQ
9週 5. 冷戦の終結とソ連崩壊 5-(1) ソ連崩壊とロシア連邦の成立について理解できて、社会活動に応用できる。
10週 5. 現代の東アジア 5-(2) ソ連崩壊後の東アジア情勢について理解できて、社会活動に応用できる。
11週 後期中間試験 後期中間試験
12週 5. 東南アジア・アフリカ・ラテンアメリアの民主化 答案返却と解説
5-(3) 東南アジア・アフリカ・ラテンアメリアの民主化について理解できて、社会活動に応用できる。
13週 5. 地域統合の拡大と変容 5-(4) EUの拡大などについて理解できて、社会活動に応用できる。
14週 5. 地域紛争と国際社会 5-(5) 冷戦構造終結後の地域紛争や国際社会の対応について理解できて、社会活動に応用できる。
15週 5. 現代と私たちの抱える諸課題 5-(6) 今後に我々の抱える諸課題と展望について理解できて、社会活動に応用できる。
16週 学年末試験 学年末試験、答案返却と解説

評価割合

試験グループ発表相互評価授業態度その他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000