概要:
本科目では、中学校・高専1年で学習した語句・文法事項の復習に加え高2程度の語句・文法を学習していきます。語句や文法の知識を身に着けるだけでなく、その知識を用いて「話す」「聞く」「読む」「書く」という4つの力を伸ばしていきましょう。
また、重要構文や慣用表現について理解し、暗唱できるようにしましょう。
授業の進め方・方法:
基本的に、教科書の内容に沿って授業を進めていきます。文法事項について学習したのち、練習問題で学習内容の定着をはかります。また、教科書中に出てくる文章などを音読することで、「読む」「書く」だけでなく「話す」「聞く」実践も積極的に行います。
注意点:
・本科目で学習する内容は、今後学ぶ英語や専門科目の基礎となるため、学習内容をしっかりと身に付けることが重要です。そのためには日々の予習・復習が不可欠であるため、教科書・小テスト・練習課題などを活用して主体的に学習していきましょう。
・授業の中で定期的に予習・復習課題を出題するので必ず期限内に提出するようにしましょう。
・もし、学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問してください。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション 不定詞の復習 |
自己紹介、シラバス、授業の進め方の説明 1年次に学習した不定詞の復習
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2週 |
第15章 動名詞(1)
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動名詞の働きと意味上の主語を理解し、その知識を実際に用いて読んだり書いたりできる
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3週 |
第15章 動名詞(1)
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to-不定詞と動名詞の様々な動詞との相性を理解し、その知識を実際に用いて読んだり書いたりできる
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4週 |
第16章 動名詞(2)
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動名詞の否定や完了形、受動態と動名詞を用いた重要表現を理解し、その知識を実際に用いて読んだり書いたりできる
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5週 |
第16章 動名詞(2)
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動名詞を用いた重要表現の復習と動名詞・to-不定詞のまとめ を理解し、その知識を実際に用いて読んだり書いたりできる
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6週 |
前期中間試験
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これまで学習した範囲から出題
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7週 |
試験の返却・説明 第17章 分詞(1) |
試験の解説とともに動名詞とto-不定詞の復習をする 現在分詞による名詞の修飾を理解し、その知識を実際に用いて読んだり書いたりできる
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8週 |
第17章 分詞(1)
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過去分詞による名詞の修飾 SVC/SVOCにおける現在分詞・過去分詞を理解し、その知識を実際に用いて読んだり書いたりできる
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2ndQ |
9週 |
第18章 分詞(2)
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分詞を用いた動詞句の修飾 分詞構文の基本的な形 を理解し、その知識を実際に用いて読んだり書いたりできる
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10週 |
第18章 分詞(2)
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現在分詞・過去分詞による分詞構文 分詞構文の位置 を理解し、その知識を実際に用いて読んだり書いたりできる
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11週 |
Plus 分詞
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独立分詞構文 分詞構文の否定 完了を加えた分詞構文 を理解し、その知識を実際に用いて読んだり書いたりできる
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12週 |
Plus 分詞 Output Training 2 不定詞・動名詞・分詞 |
付帯状況を表す(with +O+分詞) 分詞構文を用いた慣用表現 を理解し、その知識を実際に用いて読んだり書いたりできる 不定詞・動名詞・分詞のまとめ
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13週 |
第19章 比較(1) |
原級 比較級 を理解し、その知識を実際に用いて読んだり書いたりできる
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14週 |
第20章 比較(2) |
最上級 原級・比較級を使って、最上級の意味を表す表現 を理解し、その知識を実際に用いて読んだり書いたりできる
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15週 |
前期末試験 |
これまで学習した範囲から出題
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16週 |
試験返却、説明 |
試験の解説とともに分詞、比較の復習をする
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後期 |
3rdQ |
1週 |
前期の復習
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比較変化、原級、比較級 最上級、原級・比較級を使って、最上級の意味を表す表現 に関する復習を行う
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2週 |
Plus 比較 |
原級を使ったさまざまな表現 比較級を使ったさまざまな表現 最上級を使ったさまざまな表現 を理解し、その知識を実際に用いて読んだり書いたりできる
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3週 |
第21章 関係詞(1)
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先行詞が人の場合、人以外の場合の関係詞の使い方を理解し、その知識を実際に用いて読んだり書いたりできる
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4週 |
第21章 関係詞(1) 第22章 関係詞(2) |
関係代名詞whose 前置詞+関係代名詞 関係代名詞that を理解し、その知識を実際に用いて読んだり書いたりできる
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5週 |
第22章 関係詞(2) 第23章 関係詞(3) |
関係詞を用いない表現 関係副詞 を理解し、その知識を実際に用いて読んだり書いたりできる
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6週 |
第22章 関係詞(3)
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関係代名詞と前置詞 whatの用法 を理解し、その知識を実際に用いて読んだり書いたりできる
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7週 |
第23章 関係詞(3) 第24章 パッケージ表現としての節(1) |
関係代名詞の非制限用法 関係副詞の非制限用法 Whatの用法 を理解し、その知識を実際に用いて読んだり書いたりできる
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8週 |
後期中間試験 |
これまで学習した範囲から出題
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4thQ |
9週 |
試験返却、説明 第24章 パッケージ表現としての節(1) |
試験の解説とともに関係詞の復習をする wh語+everの表現を理解し、その知識を実際に用いて読んだり書いたりできる
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10週 |
第25章 パッケージ表現としての節(2) |
譲歩の複合関係詞 if/whether節 を理解し、その知識を実際に用いて読んだり書いたりできる
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11週 |
第26章 仮定法(1) |
直接法と仮定法 仮定法過去 を理解し、その知識を実際に用いて読んだり書いたりできる
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12週 |
第26章 仮定法(1) |
仮定法過去完了 wishを使った仮定法 を理解し、その知識を実際に用いて読んだり書いたりできる
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13週 |
第27章 仮定法(2) |
ifを伴わない仮定法 as ifを使った仮定法 shouldを使った仮定法 were to を使った仮定法 を理解し、その知識を実際に用いて読んだり書いたりできる
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14週 |
第27章 仮定法(2) |
仮定法のまとめをする
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15週 |
学年末試験 |
これまで学習した範囲から出題
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16週 |
試験返却、説明 |
試験の解説をし、重要点を復習する
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。 | 3 | |
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 3 | |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 3 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 3 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 3 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 3 | |
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。 | 3 | |
英語運用能力向上のための学習 | 自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。 | 3 | |
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。 | 3 | |
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。 | 3 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。 | 3 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。 | 3 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |