保健体育Ⅱ

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 保健体育Ⅱ
科目番号 1921011 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 適宜配布
担当教員 橋本 真,福田 健太郎,松本 あゆみ

到達目標

1 自分や周囲の心身の健康・安全について理解し、ひとりひとりが主体的に授業におけるルールを意識して実行できる。
2 保健分野の内容について正しい知識を習得し、それに基づいて自分の考えを発信できる。
3 身体つくりでは、自身の健康や体力の維持や向上につながる活動を実施できる。
4 球技では個人技能だけでなく集団技能を習得する。
5 水泳では背泳ぎの泳法を習得する。
6 ダンスでは自分の感情をダンスを通じて表現できる。
7 CLIL学習では体育やスポーツを通じて英語を活用できるようにする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自分や周囲の心身の健康・安全、授業のルールにうついてについて、自主的に率先して理解や判断のもと適切な行動ができる。指示があった自分や周囲の心身の健康・安全、授業のルールについて理解し適切な行動ができる。指示があった自分や周囲の心身の健康・安全、授業のルールについて理解して適切な行動ができない。
評価項目2保健分野の内容について正しい知識を習得し、それに基づいて自分の考えを発信できる。保健分野の内容について正しい知識を習得している。保健分野の内容について正しい知識を習得していない。
評価項目3自身や他者、社会の健康や体力の維持や向上につながる活動を実施できる。自身の健康や体力の維持や向上につながる活動を実施できる。自身の健康や体力の維持や向上につながる活動を実施できない。
評価項目4パス、ドリブル、スペースについての理解などの個人技能だけでなく、集団での戦術などの技能についても習得している。パス、ドリブル、スペースについての理解などの個人技能を習得している。パス、ドリブル、スペースについての理解などの個人技能を習得していない。
評価項目5背泳ぎに必要な技能を習得しているだけでなく、その技術を周囲に対して教授することができる。背泳ぎに必要な技能を習得している。背泳ぎに必要な技能を習得していない。
評価項目6ダンスに必要な技能を習得し表現できるだけでなく、その技術を周囲に対して教授することができる。器械運動に必要な技能を習得し表現することができる。器械運動に必要な技能を習得し表現することができない。
評価項目7率先してCLIL学習について、取り組むことができる。CLIL学習について、取り組むことができる。CLIL学習について、取り組むことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
(1)保健体育の学習を通じて、運動やスポーツをすることの楽しさを体験し、健康に関する基本的な知識の重要性を理解したうえで、生涯にわたって豊かなスポーツライフを継続する心身を醸成する。
(2)(1)のために必要な豊かな心、生きる力および規範意識の重要性について理解しながら、主体的、計画的に自身の健康と体力向上を考えて実行できる授業を展開する。
※遠隔授業と対面授業の実施数に基づいて、その評価割合は最終決定する。下記に示されている評価割合は暫定的なものであり、詳細は1月に入ってから授業で説明する。
授業の進め方・方法:
通常の授業はグラウンドや体育館などの体育施設で実技を行なう。準備運動やストレッチング、トレーニングを実施し、個人の体力や技能の向上を図るとともに、ゲーム中での技術や判断、戦術理解などの総合的な能力を体得する。天候や施設などの状況により、シラバスどおりには実施できない場合がある。
注意点:
(1) 授業時の服装は、本校指定の体操服に限る。
(2) 安全への配慮を考慮して、当然のことながら装飾品を外し、爪を切るなど自己安全管理を求める。←減点の対象。
(3) シラバスの項目・内容を確認して、ルール等を事前に予習しておく。
(4) 実技テストやレポート、提出物などの授業に関する成果物が全て完了することで成績評価をする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション、身体つくり 身体つくりの意義や必要性について理解している
2週 身体つくり、体力テスト屋外種目 体力テスト屋外種目において、自分の体力について理解を深める
3週 身体つくり、体力テスト屋内 体力テスト屋内種目において、自分の体力について理解を深める
4週 バスケットボール バスケットボールの基本用語やルールについて理解している
5週 バスケットボール ゲーム中にドリブル、パス、シュートなど適切なプレーを選択している
6週 バスケットボール チームでポジションや戦術について考えて実践している
7週 バスケットボール チームでポジションや戦術について考えて実践している
8週 バスケットボール
チームでポジションや戦術について考えて実践している
2ndQ
9週 クラスマッチの練習 クラスマッチにつながる自身のスポーツ活動を実施できる
10週 ウォータースポーツ 背泳ぎについて効率的なフォームで最低25メートル泳ぐことができる
11週 ウォータースポーツ 10分間泳に必要なフォームを習得している
12週 ウォータースポーツ 水球の基本用語やルールについて理解している
13週 ウォータースポーツ 水球の基本用語やルールについて理解している
14週 妊娠と出産、人工妊娠中絶 学習内容についての知識を習得し、他者と協力して自分の意見を発信できる
15週 前期末試験 前期に学習した内容をもとに必要な資料を作成し、30点以上得点することができる
16週 前期末試験返却・解説
後期
3rdQ
1週 ソフトボール(CLIL) ソフトボールの基本用語やルールについて理解している
2週 ソフトボール バッティングについて適切な動作を習得している
3週 ソフトボール 守備時の適切な動き方について理解している
4週 ソフトボール チームでポジションや戦術について考えて実践している
5週 ソフトボール チームでポジションや戦術について考えて実践している
6週 クラスマッチの練習 クラスマッチにつながる自身のスポーツ活動を実施できる
7週 クラスマッチの練習 クラスマッチにつながる自身のスポーツ活動を実施できる
8週 喫煙と健康 喫煙について正しい知識を習得し、自分の意見を発信できる
4thQ
9週 ダンス ダンスの基本用語や安全について理解している。
10週 ダンス ダンスの基本用語や安全について理解している。
11週 ダンス 基本的な技能について習得している
12週 ダンス 自分ができる技能を組み合わせて発表できる
自分ができる技を、周囲に対して教授することができる
13週 薬物乱用と健康 薬物乱用について正しい知識を習得し、自分の意見を発信できる
14週 まとめ 2年次の学習内容について理解している
15週 学年末試験 後期に学習した内容をもとに必要な資料を作成し、30点以上得点することができる
16週 学年末試験返却・解説

評価割合

出席点(日ごろの体調管理)技能点(体育実技や関心・意欲態度)知識・理解(保健や体育理論)合計
総合評価割合305020100
保健体育Ⅱ305020100