国語Ⅱ

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 国語Ⅱ
科目番号 1941001 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般教科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 適宜、プリントを配布する。
担当教員 後藤田 和

到達目標

(1)社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。
(2)手紙文やメール、履歴書、レポートなどさまざまな文書の書き方を理解し、それぞれの文書のスタイルに応じて文章を書くことができる。
(3)プレゼンテーションの方法を理解し、自らの考えや意見を他者にわかりやすく伝えることができる。
(4)他者の口頭による表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努める。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1社会人として必要な、漢字・語彙・敬語・慣用句等の日本語表現能力を身につけ、それを活用できる。社会人として必要な、漢字・語彙・敬語・慣用句等の日本語表現能力を身につけることができる。社会人として必要な、漢字・語彙・敬語・慣用句等の日本語表現能力を身につけることができていない。
評価項目2手紙文やメール、履歴書、レポートなどさまざまな文書の書き方を理解し、それぞれの文書のスタイルに応じて読み手のことを意識したわかりやすい文章を書くことができる。手紙文やメール、履歴書、レポートなどさまざまな文書の書き方を理解し、それぞれの文書のスタイルに応じて文章を書くことができる。手紙文やメール、履歴書、レポートなどさまざまな文書の書き方を理解できず、それぞれの文書のスタイルに応じて文章を書くことができない。
評価項目3プレゼンテーションの方法を理解し、プレゼン資料を工夫して、自らの考えや意見を他者にわかりやすく伝えることができる。プレゼンテーションの方法を理解し、自らの考えや意見を他者にわかりやすく伝えることができる。プレゼンテーションの方法を理解できず、プレゼン資料を工夫して、自らの考えや意見を他者にわかりやすく伝えることができない。
評価項目4他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に大いに資することができる。他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努める。他者の口頭によるものを含む表現について、客観的な評価や建設的な助言ができず、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
中間テストまでの日本語文章表現演習では、句読点の打ち方や助詞の使い方、修飾についてなど基本的な日本語の書き方に加え、手紙文やメール、履歴書といった実社会で使用することのあるさまざまな文書の書き方を学習し、就職活動や就職した後の生活において活用できる知識を身につける。
中間テスト後はこれまでの読書タイムで読んだ本の中で、最も印象的な1冊を選び、クラス全員の前で紹介のプレゼンに向けた準備を行う。話し手だけでなはなく、聞き手もプレゼンの聞き方を身につけた上で、話し手にフィードバックできるように努めてほしい。
授業の進め方・方法:
(1)日本語文章表現演習では、プリントを使った問題演習形式で授業を進める。授業中に問題を解き、その解説をする。
(2)スピーチ・プレゼンは、「おすすめの本」という題目で、一人ずつクラス全員の前で発表する(時間は3~5分)。
(3)毎時間、小テストを行う。
注意点:
(1)プリントをファイルするものを各自準備すること。
(2)電子辞書もしくは国語辞書を持参することが望ましい。
(3)学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
日本語文章表現演習①ーー句読点の打ち方 
日本語の文章における句読点の役割を理解し、正しく句読点をつことができる。
2週 日本語文章表現演習②ーー助詞の使い方 「て」「に」「を」「は」といった基本的な助詞の用法を理解し、正しく使用することができる。
3週 日本語文章表現演習③ーー修飾の仕方 日本語の文章における修飾と被修飾の関係について理解し、正しく使用することができる。
4週 日本語文章表現演習④ーー敬語の使い方 尊敬語と謙譲語を区別することができる。
5週 日本語文章表現演習⑤ーー手紙文・メール
正しい敬語の使い方で手紙文を書くことができる。
正しい敬語の使い方でメールを書くことができる。
6週 日本語文章表現演習⑥ーー履歴書・添え状 履歴書の書き方や自己分析の方法、および履歴書やエントリーシートを送付する際に添える文書の書き方について理解し、適切に履歴書と送付状を作成することができる。
7週 レポートの書き方 レポートに関する基礎的な知識を身につける。
事実と意見を区別できる。
パラグラフライティングについて理解し、実際に文章を作成することができる。
8週 中間テスト
答案返却・解説
2ndQ
9週 プレゼンテーションの方法① プレゼンテーションの方法について理解し、自らのプレゼンの構想を立てる。
10週 プレゼンテーションの方法② 同上
11週 プレゼンテーションの作成① 構想を立てたプレゼンを工夫して作成することができる。
12週 プレゼンテーションの実践① 同上
13週 プレゼンテーションの実践② これまでの読書タイムで読んだ本の中で、最も印象的な1冊を選び、クラス全員の前で紹介することができる。その際、言葉遣いや発表態度にも気を配る。また、聞く側も、的確に発表を分析、評価することができるようになる。
14週 プレゼンテーションの実践③ 同上
15週 プレゼンテーションの実践④
同上
16週

評価割合

中間試験発表課題合計
総合評価割合503020000100
基礎的能力503020000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000